烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー 江南霹靂門の若君
暗夜羅(あんやら)…ライ・イー
「決死の作戦」
銀雪が如歌を山荘へ連れ戻したと暗夜羅に話す戦楓。刀無暇も裔浪も見たはずだと。報告しない2人を不届きだと言う暗夜羅。戦楓は刀無暇には思惑があるはず、銀雪は叔父上の敵であるのにそれを隠せば二心を抱いている証拠だと言う。さらに戦楓は裔浪に総管の任を与えていることや、雷驚鴻を妹の婿にする算段だと伝える。刀無暇が雷驚鴻の身柄まで押さえていたと知った暗夜羅だが、焦らないことにする。
暗夜羅は無刀城に裔浪がいるか、雷驚鴻を拘束しているか暗夜絶に探るよう命じる。直ちに、と言った暗夜絶だったが、それは配下にやらせろと言う暗夜羅。暗夜羅は洛陽にいる玉自寒に渡すものを暗夜絶に持って行かせる。
洛陽。私が求めるものを持ってきたのか、と暗夜絶に尋ねる玉自寒。暗夜絶が差し出し玉自寒は、これだけか?、と聞く。まずは一部分、と言った暗夜絶は、薬を出す。これを飲めば教えてあげる、そちらの誠意を示して、望みの品は私の頭の中よ、飲めば明日にでも書いてあげる、と。玉自寒はその薬を飲む。
池を前に玉自寒が立っていると玄璜が来る。毒かもしれぬのですよ、と薬を飲んだ玉自寒に玄璜が言う。玉自寒は目的のためだと話す。それでも心配する玄璜を止め、玉自寒は歩き出す。しかし、すぐに胸を押さえ倒れてしまう。
黄琮は兵と一緒に暗夜絶を案内した部屋へ向かう。だが暗夜絶の姿はなく、黄琮は街中を捜すよう兵に命じる。
うなされながら、歌児、行くな、と言う玉自寒。そばにいた玄璜はつらい気持ちになる。
翌日。約束どおり暗夜絶が来る。兵に捕らえさせる黄琮。
目覚めた玉自寒は耳が聞こえなくなっていた。すぐに暗夜絶に会おうとした玉自寒だったが脚も動かない。床を叩き、暗夜羅め、と怒った玉自寒は、暗夜絶を呼ばせる。
一度、手に入れたものを失ったご気分は?と玉自寒に言う暗夜絶。玉自寒は、つらい、と言う。しかし解毒薬を持っているはずだと思う玉自寒は冷静だった。暗夜絶が、枷を外して、と言う。誠意を見せ薬を飲んだ玉自寒は外さず、約束を果たしてもらおう、返す。
玉自寒は玄璜に、そなたが書き記せ、と命じる。
暗夜絶の言った者たちは官位の低い小物ばかりだった。まだ、すべてを教える時期ではないと言う暗夜絶。玉自寒が枷を解かせると、暗夜絶は解毒薬を渡し出て行く。玄璜が毒だと承知しながらなぜ飲んだのか聞く。玉自寒は、いずれこのような手を使うことは分かっていた、利用する価値がある間は殺されぬ、と答える。
暗夜羅は刀無暇の件を暗夜絶に聞く。裔浪と雷驚鴻は無刀城にいます、ですが気になさる必要が?、と言う暗夜絶。暗夜羅は、誰を手元に置こうと構わぬが裔浪と雷驚鴻となれば話は別だ、あの2人を押さえれば無刀城の名声は上がる、刀無暇め野心がすぎるようだな、と話す。暗夜絶が始末するか聞く。暗夜羅はフッと笑うと、いいや、今はよい、天下の英雄たちの面前で殺してやる、と言う。武術大会で刀無暇の命と無刀城の名声を奪い暗河宮が取って代わると。
暗夜羅が会いに行くと戦楓は酔いつぶれて眠っていた。冥の面影はないようだ、とつぶやく暗夜羅。暗夜羅が髪に触れ、戦楓が目を覚ます。戻ってから酒浸りの戦楓に暗夜羅は、何を苦しむ?、と言う。暗夜羅の手首をつかみ、如歌と銀雪が…、と言う戦楓。戦楓は手を放し、また酒を飲む。戦楓の肩に手を置き、烈如歌はお前のものだ、と暗夜羅が言う。
銀雪の書いた婚姻証を見た歌児は、何のために?と尋ねる。敵を欺くには味方から、と答える銀雪。ただし輿入れの日は空けたうえで預けておく、暗河宮を討伐した日に娶る、と。要らない、と言った歌児は、捨てておくと婚姻証を持ち部屋を出て行く。
銀雪はそなたへの借りだったからな、と思う。
おばあさんが婚姻証を見る。母上も婚姻証をもらったの?と聞く歌児。はい、と答えたおばあさんは、お父様は武芸の達人でしたが女性には奥手な方でしてね、ですから母上が求婚状と婚姻届を書いたのですよ、と話す。書き終わるとお父上の目につくよう枕の下においたのですと。歌児は、2人の出会いを聞かせて、と頼む。おばあさんは話し始める。
ある日、外で暗河宮の者が大勢殺される。暗夜冥は迂回をするが、戦飛天に行く手を阻まれてしまう。配下の者を下がらせた暗夜冥は、迂回して避けたのになぜ邪魔をするのか聞く。暗河宮の者を見逃すことはできぬ、と答える戦飛天。歌児は、私は人を殺したことなどないのよ、と言う。戦飛天は暗夜冥が二宮主と呼ばれていたのを聞いていた。だから悪人だと言うの?、罪のない私を殺せばあなたも苦しむはずよ、と言う暗夜冥。
暗河宮の窮屈な暮らしはもうたくさんだと思っていた暗夜冥は、遠くへ行きたい、自由に暮らせる所へ連れていってほしい、と戦飛天に頼む。
戦飛天は街へ暗夜冥を連れて行くと、当座の暮らしに、と言って烈火山荘の模様のついた銭入れを渡す。そして、困った時は烈火山荘へ、と言い、その場を後にする。
暗夜冥は戦飛天からの銭を元手に細々と商いをして暮らし始める。しかし食事中に暗夜羅に見つかってしまう。無理に連れ帰そうとする暗夜羅に、ここで殺して、と言う暗夜冥。暗夜冥を殺すことなどできない暗夜羅は、店の店主や通りかかった人を殺し始める。暗夜冥は暗河宮へ帰るしかなくなる。
閉じ込められてしまう暗夜冥。妹も同然の暗夜絶は、逃げ出したのは弟弟子の気を引くため?あなたより7歳も若いのよ、と暗夜冥を憎んでいた。なぜもっと遠くへ逃げなかったの?と。そうね、遠くへ逃げるべきだった、と暗夜冥は目を落とす。暗夜絶が短剣で殺そうとし、暗夜冥は楽になりたいの、殺して、と言う。あなたを殺せば私が兄上に恨まれてしまう、見張りはいない、兄上の目が届かぬ場所へ逃げてちょうだい、と言うと暗夜絶は出て行く。
暗河宮を逃げ出した暗夜冥は、雨の中、戦飛天を頼り烈火山荘を訪ねる。疑うことなく快く迎えてくれた戦飛天の誠実さに暗夜冥は心を打たれる。
暗夜冥の書いた婚姻証を手に持ち、普通は男が書くものだろう?と言う戦飛天。暗夜冥は、一生、私に尽くすことで償って、と言う。
話を聞いて笑う歌児。おばあさんは、こうしてお二人は夫婦に、と言い、父上は幸せ者ね、と言って歌児はまた笑う。
歌児の姿を見て慕容堂主や凌堂主、鐘離無涙は驚く。その姿はまるで…と言う慕容堂主。歌児は、戦夫人のよう?、と聞く。凌堂主が、ああ、まさしく、と答える。それなら努力が報われたわね、と言う歌児。理由はいずれ話すと言い、刀無暇への復讐を果たすために武術大会へ行くと歌児は話す。随行を鐘離無涙のみにし、歌児は慕容堂主と凌堂主に留守居を頼む。
洞賓楼。食事をしていた刀無暇は歌児と一緒にいる銀雪を見て驚く。すぐ銀雪の元へ行き、ここで会えるとは、と言う刀無暇。烈火山荘で一度会っている、と銀雪は返す。刀無暇は薄布をつけた笠の老人が銀雪だったと気づく。
拙宅で歓待しますと刀無暇は言い、銀雪たちを連れて行く。
歌児たちが座っていると刀冽香と雷驚鴻が来る。ご祝儀をお持ちしました、と刀冽香に渡す歌児。刀無暇は明日の武術大会のことを相談しましょうと話す。しかし歌児は口を挟むつもりはないと言う。そしてご祝儀をお渡ししたので失礼します、と歌児たちは出て行こうとする。呼び止めた刀無暇が、宿を用意します、と告げ、では、お言葉に甘えて、と歌児は言う。
歌児たちが部屋を出ると裔浪の姿が。ここの総管に?と歌児が聞く。はい、と裔浪が答え、いずれけじめはつけてもらう、と歌児たちはその場を後にする。
裔浪は烈如歌を始末する好機だと刀無暇に言う。烈如歌が無刀城で死ぬと各門派から疑いの目を向けられる、と言う刀無暇。それでも、烈如歌は早々に始末せねばなりません、と裔浪が話しているところに刀冽香が通りかかる。兄上、だめよ、無刀城への不信を招くだけ、と言いながら部屋に入ってくる刀冽香。しかし刀無暇は刀冽香の話を聞こうとせず、花婿を見張っておけ、と言う。雷驚鴻がどうなってもいいのか?と。
刀冽香が出て行き、烈如歌を無刀城の城外へ誘い出せ、そこで死んでも無刀城の名声に傷はつかぬ、と刀無暇は裔浪に言う。ですが私は恨まれており…とためらう裔浪。刀無暇は無刀城の総管として挨拶に来たと言えと告げる。
裔浪と入れ替わりに部屋に入って来た臣下に、裔浪が烈如歌の宿に入ったら火器で爆破しろ、と刀無暇は命じる。配下が裔浪もろとも?と聞く。もちろん、やつは“おとり”だからな、と言う刀無暇。
夜。刀無暇に命じられた配下たちが、宿に向かう裔浪たちのあとをつける。そんな皆を刀冽香が追いかけていた。しかし何者かによって刀冽香は意識を失わされる。
ーつづくー
裔浪の父親を殺したのは暗夜羅だったのね!!
冥を連れて変えるためにヾ(・ω・`;)ノ
すごい繋がりでびっくり!!
裔浪を烈火山荘に連れて行ったのは暗夜羅なのかな?
そこまでしないか…( ̄▼ ̄|||)
歌児の両親がどうやって出会ったりか分かってよかった。
雨で濡れたから着替えろと言いながら、部屋にいる戦飛天が可笑しい(*´艸`*)
冥も優しい雰囲気で。
刀無暇は誰に気絶させられたの???
早く続きが見たい(⁎˃ᴗ˂⁎)
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雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー 江南霹靂門の若君
暗夜羅(あんやら)…ライ・イー
「決死の作戦」
銀雪が如歌を山荘へ連れ戻したと暗夜羅に話す戦楓。刀無暇も裔浪も見たはずだと。報告しない2人を不届きだと言う暗夜羅。戦楓は刀無暇には思惑があるはず、銀雪は叔父上の敵であるのにそれを隠せば二心を抱いている証拠だと言う。さらに戦楓は裔浪に総管の任を与えていることや、雷驚鴻を妹の婿にする算段だと伝える。刀無暇が雷驚鴻の身柄まで押さえていたと知った暗夜羅だが、焦らないことにする。
暗夜羅は無刀城に裔浪がいるか、雷驚鴻を拘束しているか暗夜絶に探るよう命じる。直ちに、と言った暗夜絶だったが、それは配下にやらせろと言う暗夜羅。暗夜羅は洛陽にいる玉自寒に渡すものを暗夜絶に持って行かせる。
洛陽。私が求めるものを持ってきたのか、と暗夜絶に尋ねる玉自寒。暗夜絶が差し出し玉自寒は、これだけか?、と聞く。まずは一部分、と言った暗夜絶は、薬を出す。これを飲めば教えてあげる、そちらの誠意を示して、望みの品は私の頭の中よ、飲めば明日にでも書いてあげる、と。玉自寒はその薬を飲む。
池を前に玉自寒が立っていると玄璜が来る。毒かもしれぬのですよ、と薬を飲んだ玉自寒に玄璜が言う。玉自寒は目的のためだと話す。それでも心配する玄璜を止め、玉自寒は歩き出す。しかし、すぐに胸を押さえ倒れてしまう。
黄琮は兵と一緒に暗夜絶を案内した部屋へ向かう。だが暗夜絶の姿はなく、黄琮は街中を捜すよう兵に命じる。
うなされながら、歌児、行くな、と言う玉自寒。そばにいた玄璜はつらい気持ちになる。
翌日。約束どおり暗夜絶が来る。兵に捕らえさせる黄琮。
目覚めた玉自寒は耳が聞こえなくなっていた。すぐに暗夜絶に会おうとした玉自寒だったが脚も動かない。床を叩き、暗夜羅め、と怒った玉自寒は、暗夜絶を呼ばせる。
一度、手に入れたものを失ったご気分は?と玉自寒に言う暗夜絶。玉自寒は、つらい、と言う。しかし解毒薬を持っているはずだと思う玉自寒は冷静だった。暗夜絶が、枷を外して、と言う。誠意を見せ薬を飲んだ玉自寒は外さず、約束を果たしてもらおう、返す。
玉自寒は玄璜に、そなたが書き記せ、と命じる。
暗夜絶の言った者たちは官位の低い小物ばかりだった。まだ、すべてを教える時期ではないと言う暗夜絶。玉自寒が枷を解かせると、暗夜絶は解毒薬を渡し出て行く。玄璜が毒だと承知しながらなぜ飲んだのか聞く。玉自寒は、いずれこのような手を使うことは分かっていた、利用する価値がある間は殺されぬ、と答える。
暗夜羅は刀無暇の件を暗夜絶に聞く。裔浪と雷驚鴻は無刀城にいます、ですが気になさる必要が?、と言う暗夜絶。暗夜羅は、誰を手元に置こうと構わぬが裔浪と雷驚鴻となれば話は別だ、あの2人を押さえれば無刀城の名声は上がる、刀無暇め野心がすぎるようだな、と話す。暗夜絶が始末するか聞く。暗夜羅はフッと笑うと、いいや、今はよい、天下の英雄たちの面前で殺してやる、と言う。武術大会で刀無暇の命と無刀城の名声を奪い暗河宮が取って代わると。
暗夜羅が会いに行くと戦楓は酔いつぶれて眠っていた。冥の面影はないようだ、とつぶやく暗夜羅。暗夜羅が髪に触れ、戦楓が目を覚ます。戻ってから酒浸りの戦楓に暗夜羅は、何を苦しむ?、と言う。暗夜羅の手首をつかみ、如歌と銀雪が…、と言う戦楓。戦楓は手を放し、また酒を飲む。戦楓の肩に手を置き、烈如歌はお前のものだ、と暗夜羅が言う。
銀雪の書いた婚姻証を見た歌児は、何のために?と尋ねる。敵を欺くには味方から、と答える銀雪。ただし輿入れの日は空けたうえで預けておく、暗河宮を討伐した日に娶る、と。要らない、と言った歌児は、捨てておくと婚姻証を持ち部屋を出て行く。
銀雪はそなたへの借りだったからな、と思う。
おばあさんが婚姻証を見る。母上も婚姻証をもらったの?と聞く歌児。はい、と答えたおばあさんは、お父様は武芸の達人でしたが女性には奥手な方でしてね、ですから母上が求婚状と婚姻届を書いたのですよ、と話す。書き終わるとお父上の目につくよう枕の下においたのですと。歌児は、2人の出会いを聞かせて、と頼む。おばあさんは話し始める。
ある日、外で暗河宮の者が大勢殺される。暗夜冥は迂回をするが、戦飛天に行く手を阻まれてしまう。配下の者を下がらせた暗夜冥は、迂回して避けたのになぜ邪魔をするのか聞く。暗河宮の者を見逃すことはできぬ、と答える戦飛天。歌児は、私は人を殺したことなどないのよ、と言う。戦飛天は暗夜冥が二宮主と呼ばれていたのを聞いていた。だから悪人だと言うの?、罪のない私を殺せばあなたも苦しむはずよ、と言う暗夜冥。
暗河宮の窮屈な暮らしはもうたくさんだと思っていた暗夜冥は、遠くへ行きたい、自由に暮らせる所へ連れていってほしい、と戦飛天に頼む。
戦飛天は街へ暗夜冥を連れて行くと、当座の暮らしに、と言って烈火山荘の模様のついた銭入れを渡す。そして、困った時は烈火山荘へ、と言い、その場を後にする。
暗夜冥は戦飛天からの銭を元手に細々と商いをして暮らし始める。しかし食事中に暗夜羅に見つかってしまう。無理に連れ帰そうとする暗夜羅に、ここで殺して、と言う暗夜冥。暗夜冥を殺すことなどできない暗夜羅は、店の店主や通りかかった人を殺し始める。暗夜冥は暗河宮へ帰るしかなくなる。
閉じ込められてしまう暗夜冥。妹も同然の暗夜絶は、逃げ出したのは弟弟子の気を引くため?あなたより7歳も若いのよ、と暗夜冥を憎んでいた。なぜもっと遠くへ逃げなかったの?と。そうね、遠くへ逃げるべきだった、と暗夜冥は目を落とす。暗夜絶が短剣で殺そうとし、暗夜冥は楽になりたいの、殺して、と言う。あなたを殺せば私が兄上に恨まれてしまう、見張りはいない、兄上の目が届かぬ場所へ逃げてちょうだい、と言うと暗夜絶は出て行く。
暗河宮を逃げ出した暗夜冥は、雨の中、戦飛天を頼り烈火山荘を訪ねる。疑うことなく快く迎えてくれた戦飛天の誠実さに暗夜冥は心を打たれる。
暗夜冥の書いた婚姻証を手に持ち、普通は男が書くものだろう?と言う戦飛天。暗夜冥は、一生、私に尽くすことで償って、と言う。
話を聞いて笑う歌児。おばあさんは、こうしてお二人は夫婦に、と言い、父上は幸せ者ね、と言って歌児はまた笑う。
歌児の姿を見て慕容堂主や凌堂主、鐘離無涙は驚く。その姿はまるで…と言う慕容堂主。歌児は、戦夫人のよう?、と聞く。凌堂主が、ああ、まさしく、と答える。それなら努力が報われたわね、と言う歌児。理由はいずれ話すと言い、刀無暇への復讐を果たすために武術大会へ行くと歌児は話す。随行を鐘離無涙のみにし、歌児は慕容堂主と凌堂主に留守居を頼む。
洞賓楼。食事をしていた刀無暇は歌児と一緒にいる銀雪を見て驚く。すぐ銀雪の元へ行き、ここで会えるとは、と言う刀無暇。烈火山荘で一度会っている、と銀雪は返す。刀無暇は薄布をつけた笠の老人が銀雪だったと気づく。
拙宅で歓待しますと刀無暇は言い、銀雪たちを連れて行く。
歌児たちが座っていると刀冽香と雷驚鴻が来る。ご祝儀をお持ちしました、と刀冽香に渡す歌児。刀無暇は明日の武術大会のことを相談しましょうと話す。しかし歌児は口を挟むつもりはないと言う。そしてご祝儀をお渡ししたので失礼します、と歌児たちは出て行こうとする。呼び止めた刀無暇が、宿を用意します、と告げ、では、お言葉に甘えて、と歌児は言う。
歌児たちが部屋を出ると裔浪の姿が。ここの総管に?と歌児が聞く。はい、と裔浪が答え、いずれけじめはつけてもらう、と歌児たちはその場を後にする。
裔浪は烈如歌を始末する好機だと刀無暇に言う。烈如歌が無刀城で死ぬと各門派から疑いの目を向けられる、と言う刀無暇。それでも、烈如歌は早々に始末せねばなりません、と裔浪が話しているところに刀冽香が通りかかる。兄上、だめよ、無刀城への不信を招くだけ、と言いながら部屋に入ってくる刀冽香。しかし刀無暇は刀冽香の話を聞こうとせず、花婿を見張っておけ、と言う。雷驚鴻がどうなってもいいのか?と。
刀冽香が出て行き、烈如歌を無刀城の城外へ誘い出せ、そこで死んでも無刀城の名声に傷はつかぬ、と刀無暇は裔浪に言う。ですが私は恨まれており…とためらう裔浪。刀無暇は無刀城の総管として挨拶に来たと言えと告げる。
裔浪と入れ替わりに部屋に入って来た臣下に、裔浪が烈如歌の宿に入ったら火器で爆破しろ、と刀無暇は命じる。配下が裔浪もろとも?と聞く。もちろん、やつは“おとり”だからな、と言う刀無暇。
夜。刀無暇に命じられた配下たちが、宿に向かう裔浪たちのあとをつける。そんな皆を刀冽香が追いかけていた。しかし何者かによって刀冽香は意識を失わされる。
ーつづくー
裔浪の父親を殺したのは暗夜羅だったのね!!
冥を連れて変えるためにヾ(・ω・`;)ノ
すごい繋がりでびっくり!!
裔浪を烈火山荘に連れて行ったのは暗夜羅なのかな?
そこまでしないか…( ̄▼ ̄|||)
歌児の両親がどうやって出会ったりか分かってよかった。
雨で濡れたから着替えろと言いながら、部屋にいる戦飛天が可笑しい(*´艸`*)
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