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中国時代劇「蘭陵王」第10話 あらすじ

2014年02月19日 23時02分07秒 | 蘭陵王(中)

熱で倒れてしまった雪舞。蘭陵王は寝ずに看病する。

雪舞は熱にうなされ、ハッと目が覚める。床から抜け出し扉の外を見ると、そこには高緯の前にひざまずかされている蘭陵王と見知らぬ女性が。杯に口をつける女性。雪舞が駆け寄ろうとしてた時、祖母の楊林氏が現れ、止められてしまう。
「どうしよう。殿下が死んでしまうわ」と雪舞が言うと、楊林氏は「蘭陵王の死は避けられぬ。忘れたか、かつて告げたであろう。蘭陵王は芒山の戦いに勝つ。だがその手柄があだとなるのだ。主君のねたみを買い、やがて我が身を滅ぼすこととなる。これは定めなのだ」と話す。さらに楊林氏は蘭陵王の側にいてはいけないと言う。愛してはならぬ男、蘭陵王の死は動かすことのできない定め、これ以上、立ち入ってはいけないと。
何か救う手だてがあると思う雪舞に楊林氏は諦めるように言う。そして杯の酒を飲んだ蘭陵王は口から血を流す。
雪舞は再びハッとして目を覚ます。今まで見ていたことは夢だった。


雪舞が起きて来ると、蘭陵王の作った朝食が用意されていた。このあたりは穏やかで、白山村のようだと話す蘭陵王は、いつの日にか平和が訪れたら愛する人と共にここへ移り、静かに暮らしたいと言う。しかし夢を見たばかりの雪舞は「少し休んだら洛陽へ戻りましょう」と蘭陵王の顔も見ない。

様子のおかしい雪舞を心配する蘭陵王。具合が悪いの、静かに過ごしたい、かまわないでと雪舞は言う。蘭陵王はそれならなおさら、もう一晩ここへ留まり、ゆっくり体を休めてから帰ろう、元の雪舞に戻れるよう、と話す。しかし雪舞は「私は変わっていない」と怒ったように言う。昨夜とは違う雪舞の態度に蘭陵王は戸惑う。しかし雪舞はそれすらも「昨日の夜、何かあった?」とごまかそうとする。

「つまり、昨夜のことはすべて誤解だと?」と蘭陵王は雪舞に聞く。雪舞は「あなたには定めがある。いつか必ず運命の人と出会う。私もよ。占いでは村の男の子と結婚して子を授かる。早く村へ戻りたいの。だからもう帰してほしい」と答える。目を伏せた蘭陵王は、落胆しながら「そうであったか。ならば昨夜は無礼をしたな」とゆっくりと言う。そこに高延宗と韓曉冬が迎えに来る。


家から出て来た雪舞を見て、心配していた韓曉冬は嬉しそうに近付いて行こうとする。そんな韓曉冬を止め「雪舞殿に軽々しく触るな。兄上と一夜を共にしたのだぞ。もう今までの雪舞殿とは違うのだ。そうだろ、義姉上」とからかうように雪舞に言う高延宗。高延宗は蘭陵王にも、二人の姿がみえず段韶がえらく心配し人をよこそうとしていた、それを止めた自分に感謝してくれよと言う。雪舞を気にし「雪舞殿との婚儀はただのめくらまし。真に受けるな」と言う蘭陵王。

ひとまず洛陽に戻ることになり、高延宗は「義姉上、やはり兄上の馬に乗りたいか?」と雪舞に聞く。返答に困りながらも「私は曉冬と乗るわ」と雪舞は返す。その言葉に蘭陵王も韓曉冬も驚く。困った雪舞は「つまり…殿下は一人で乗る方が楽だろうと思って。昨日は一睡もしていないし、お疲れだから」と言う。"一睡もしていない"と聞き「どうもよそよそしいからてっきりお楽しみはおあづけだったと」と誤解してしまう高延宗。


我が軍には勝利の味が必要だと宇文邕は考える。士気を取り戻すため放牧をして暮らしている庫西莫族の村を襲うよう宇文神挙に命じる。

村は襲われ、玉兎という女だけが逃げる。
夜。玉兎は宇文邕の幕舎へ忍び込む。後ろから近付き、短剣で宇文邕に襲いかかる玉兎。しかし宇文邕は玉兎がくることを分かっていた。

舌を噛んで死ねば一族は皆殺しだと玉兎に言う宇文邕。宇文邕は自分が周の皇帝だと告げる。
庫西莫族は流浪の民だった。敵の影に怯えて暮らしていたことを知っている宇文邕は「朕は恐怖の中を生き抜いてきた人間が好きなのだ」と言う。「あんたみたいに恵まれた人間に恐怖が分かるの?」と言い返す玉兎。「分かる」と答えた宇文邕は、自分が常に命を狙われていることや下した命を聞かず権力を握る大臣に尻尾を振る者もいると話す。ないがしろにされ、二人の兄も殺されている、生きるために奴の顔色をうかがう朕がこれでもまだ恵まれているというのかと。

「この手を自ら血で汚さねば天下を総べる力を得ることはできぬ。朕の力で必ず泰平の世をつくり上げてやる」と宇文邕は玉兎に話す。民は飢えることなく幸せに暮らせる、流浪を強いられる者も、朕のように怯える者もいない世だ、と言われ、夢のような世界をつくると言う宇文邕に玉兎の心は動く。
朕の元で働き、朕のものになれと宇文邕は杯を玉兎に渡す。それを飲み干す玉兎。


宴のために着飾る雪舞。そんな雪舞の元に韓曉冬が来る。
雪舞は「早く村に帰りたいから馬車を用意してくれる」と韓曉冬に頼む。驚いた韓曉冬は「ならば殿下は?」と聞く。雪舞は背を向け「あの人の人生に私はいらない」と答える。

悲しそうな雪舞に韓曉冬は今朝からおかしいと思っていた、学はないが世の中のことなら世間知らずの雪舞よりずっと分かってる、何があったのか話てみろよと言う。雪舞は「愛してはならない人を愛してしまったの。時が経つほどに惹かれていき、心を奪われてしまう。我を失ってあの人の定めを変えてしまいそうで恐い」と話す。すでに私をかばい矢に射られ、危うく命を落とすところだった、あの人の運命を変えてはいけない、今すぐ消えるべきなんだと。

「分からないな」と言う韓曉冬。韓曉冬は相手を好きになって尽くすかぎりいけないことはないと話す。しかし雪舞は首を横に降り「だけどその人には私ではない運命の相手が別にいるの。私たちの恋は、はなからありえぬもの。間違いなのよ」と言う。


宇文邕が幕舎から出て来ると、その前には宇文神挙が立っていた。「中に庫西莫族の娘がいる。朕が説き伏せた。長安に戻ったら策を講じる。宇文護の身辺にあの娘を潜り込ませ探らせるのだ」と話す宇文邕。武将上がりの宇文護は、か弱い女子より気の強い女子を好むことを宇文邕は知っていた。

宇文神挙は尉遅迥からの謝罪の書かれている文を宇文邕に渡す。宇文邕は"家族を人質に取られては仕方がない。撤退もやむを得ぬこと、責める気はない。諸悪の根源は宇文護である"と返事を書くように言う。


永安宮で宴が開かれる。斉の兵だけではなく、一緒に戦った民も蘭陵王は招いていた。気に入らない高緯だったが、民に崇められ、太卜・祖珽からも「今は民心を得るべき時。どうかご辛抱ください」と言われ我慢する。

蘭陵王と雪舞は、招いた民から斉国一の夫婦だと騒がれる。戸惑う二人だが、蘭陵王は雪舞の肩を抱き、その声に応える。驚く雪舞。さらに蘭陵王は雪舞の手をとり、高緯に拝謁。一緒に宴の席に座る。

高緯は援軍で洛陽を守り切れたと、蘭陵王に一献を捧げる。しかし蘭陵王は洛陽が守れたのは他でもない殿下の力、さらには段韶や斛率光、高延宗と楊士深や兵に民たちがいたからで、自分一人ではとうてい勝つ事は出来なかったと話す。そんな中、祖珽太卜が「この後、兵士たちが演舞を披露するとのことです」と高緯に言い出す。斛率光は食後の余興として兵士たちが勝利の舞を行なうだけ、殿下に見せるほどのものではないと言うが、高緯は勝利の舞を見て見たいと言い張る。

高緯の前で舞が披露される。蘭陵王入陣曲に合わせ、仮面をつけた何人もの兵が舞い、兵士も民も「蘭陵王!」と声を上げる。見ていた高緯は妬み、祖珽太卜は段韶の「兵士たちは芒山で殿下(蘭陵王)と共に戦い、強い絆で結ばれました。蘭陵王への深い感謝の念を込め、この壮大な舞を作り上げたのです」と言う言葉に対し「こたびの勝ち戦はすべて蘭陵王の手柄のようだな」と言う。兵士たちは蘭陵王に感謝すれど、殿下にはしておらぬとでも?と。誰も何も言えず、緊張が走る。その沈黙を破るように高緯が手を叩き始める。

「たしかに勇猛であったが、そなたはわずか五百騎で敵陣に乗り込んだのだ。まことに気を揉んだぞ」と蘭陵王に言う高緯。蘭陵王が「国はすなわち我が家。国を守るのに命など惜しくはありません」と言う。それを聞き、またも「今、蘭陵王は国は我が家と申された。よもやご自分を一国の主とお考えでは」と言う祖珽太卜。我慢できなくなった雪舞は「揚げ足を取るのですか」と言い返す。

蘭陵王にとって殿下は血を分けた兄弟同然、いずれ君主となる殿下を守るのは当然のこと、こたびの働きはすべて殿下を思ってのこと、と高緯に話す雪舞。そんな雪舞に祖珽太卜は「かばいだてするおつもりか」と言う。雪舞は負けずに「たとえ不釣り合いな身分なれども私は女媧さまに誓った正式な伴侶です。夫に従うことの何がいけませんか」と祖珽太卜に言う。遠く古より皇族の権力争いは醜いもの、幸い殿下と蘭陵王は仲睦まじくお二人で力を合わせ国づくりに尽力されている、それなのに何ゆえ太卜はお二人の仲を裂こうとするのか、太卜の立場なら天文を読み吉凶を占うべき、先の戦では殿下のそばにいながら危険を見過ごすとはもってのほかだと。


部屋に戻った雪舞は、あれでは祖珽がますます蘭陵王を恨むだけだったと反省する。そこに祖珽太卜が。
雪舞は「大勢の前で無礼をはたらいてしまいました」と頭を下げて詫びる。「愚かな民に崇められ、天女と呼ばれて図に乗ったようだ」と言った祖珽太卜は、雪舞のことを周に留まっておった女子、男とみるや手当たり次第の淫乱に違いないと侮辱し、あばずれが、と手を伸ばす。そこに蘭陵王が来る。

蘭陵王は雪舞の前にかばうように立ち「こんな夜更けに酔って押し掛けるとは。私の妻に何かご用ですか」と聞く。「こやつに伝えにきたのだ。せいぜい人心を惑わすがよい。私と皇太子は騙されぬぞ。よくも恥をかかせたな。覚えておけよ」と言うと部屋を出て行こうとする。蘭陵王は雪舞の髪飾りをとっさに外し、そんな祖珽太卜の足に投げ転ばせてしまう。蘭陵王から「みっともない。少々飲み過ぎですぞ」と言われ、何で転んだのか分からない祖珽太卜は、逃げるように帰っていく。

蘭陵王は雪舞を侮辱された仕返しのつもりだったが、雪舞は「私をかばったりしないで」と言う。あなたを巻き添えにしたくないと。「さように怒るな。私のことが嫌いなら、解毒薬を得るためだけに自ら毒を飲むはずがない。何とも思っていないなどと信じられるか」と言う蘭陵王。目を合せようとしない雪舞を自分に向けさせ、蘭陵王は「何を恐れている」と聞く。

雪舞は自分の祖母が過去も未来も見通すことが出来ると話す。その上で「占いでは私たちは結ばれない。そういう定めなの」と言う雪舞。自分は運命の相手ではないと。しかし「私には分かる。今、君を手放したら一生後悔して過ごすことになると」と言う蘭陵王。雪舞は「違うわ。あなたはすぐに私を忘れる。なぜなら間もなく鄭という女性と出会うから。その人こそ、あなたの妻となる人、鄭妃よ」と言う。

「だが違ったら」と蘭陵王は言う。そして、もしも鄭と言う女性が現れたらすぐにでも雪舞を村に帰す、現れなければ皇族を欺けば重罪、その罰として永久に私のそばにいるという賭けをしようと言う蘭陵王。雪舞はそんな賭けにはのれないと断るが「私が留まれと言ったら?頼むから、私の側にいてくれ」と蘭陵王から頼まれ「分かった、残るわ。ただし鄭妃が現れた時は必ず約束を守って私を行かせてね」と言う。

雪舞の手を取り「約束は守る」と言う蘭陵王。そんな蘭陵王に祖珽太卜と皇太子は簡単には引き下がらない、気をつけるようにと雪舞は話す。「占いでは」と雪舞が続けようとするが「大丈夫だ。未来はどうあれ、私は今しか見ない。ただ己に正直に生きるのみ。何も恐れるな」と蘭陵王はさえぎるように告げる。


ーつづくー


もう高延宗がおかしくておかしくて。
蘭陵王があまり馬には乗り馴れていなくて、お楽しみは二度目って(≧∇≦)ノ彡
最後もけっきょく誤解しちゃうし。

宴に出る雪舞の衣と髪飾りが可愛かった(*´ω`*)
周の衣や髪飾りは豪華だったけど、斉は可愛い。
雪舞には斉のほうが似合うと思う(*´ー`*人)

あんまり天女天女って言われると高緯が雪舞をよこせと言わないか心配になっちゃうヾ(・ω・`;)ノ
私だけかな?
蘭陵王のものなどいらぬわ、だったらいいんだけど。

幕舎から出て来た宇文邕。あの格好からしてきっと玉兎と・・・・・(0д0∥)
でも、玉兎から短剣を奪う宇文邕がまたカッコよかったー(*´艸`*)

蘭陵王は雪舞に突き放されてしゅんとしてて可愛い♪
でも「未来はどうあれ、私は今しか見ない」はカッコいいー(///∇//)
あと祖珽太卜にしたことは大爆笑。
今日の蘭陵王も最高でした!!

明日はいよいよ高○が出て来る!?
ドキドキしちゃーう(*≧ω≦*)



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4 コメント

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素敵な台詞が (time)
2014-02-19 23:34:41
いろいろと出てきましたね。
私が気に入ったのは、こちら。。。

「いま君を手放したら、 
 一生後悔して過ごすことになる」

人もチャンスも同じことが言えますよね。
重い言葉です。

複雑そうな雪舞ですが、
四爺の熱意に負けてましたね。素直な心は大切。

複雑と言えば、暁冬も。。。
村の仲間が安易に四爺と雪舞がお似合いなどと
言うのを見ながら、、、

あの場面、四爺は渡りに船でしたが。。。

それにしても、段大師のお声が忠叔父上に
思えてしまいます^^;

明日の高○と宇文○をお楽しみに☆☆☆
返信する
おはようございます(*^^*) (naa)
2014-02-20 10:51:01
五爺、面白かったですねぇ~(≧∇≦)
あれやこれや勝手に想像して一人で納得して(≧∇≦)
戸惑う雪舞と蘭陵王の表情とも相まって・・・
ずっとこんなキャラなのか!?今後の活躍も楽しみです♪

おばあ様の出てきた夢、気になりますよね(;;)
蘭陵王への想いに正直になれない雪舞がやっぱり切ない(;△;)
一方で雪舞を気に掛け手を取ってみたり、引きとめようと必死な蘭陵王が可愛いかったり、素敵だったり(*´―`*)
祖珽太卜と高緯の存在が心配です。

そして宇文ヨウ。
短剣を奪う姿はカッコよかったのに・・・天幕から出てきた時の衣装は、イマイチ、玉兎と・・・なら、う~ん・・・あんまりイメージ崩さないで~(TT)

お話しがどんどん面白くなってきて、今回見ててDVD借りに行こうかととうとう思ってしまいました。我慢我慢ですね(≧∇≦)
次回はあの方?楽しみです(*^^*)





返信する
こんにちは(o^^o) (Apple)
2014-02-20 12:35:30
私も夢が気になります…
雪舞も気にしてる感じ( ; ; )

5爺が可笑しい(≧∇≦)子供っぽっくって(≧∇≦)
5爺見てると安心するなぁ~

暁冬も心痛めてる感じが…( ; ; )

蘭陵王も可愛い~かっこいいし!でも雪舞が複雑そうですね…

うささん、私も服や髪飾りが斉の方が可愛いと思います!
服も綺麗ですよね~見ていて楽しいです。

高U+26AAU+FE0Eが出て来るのが楽しみのような…ちょっと複雑(^_^;)

naaさん、我慢我慢ですよ~(≧∇≦)気持ちは凄く分かります(o^^o)
うささん、ありがとうございます(o^^o)
返信する
ちょっとビックリ。 (Berry)
2014-02-22 21:52:56
すいません、Appleさんに、一言いいですか?五郎ちゃん、いえ、安徳王さんは、結婚してるのかもしれませんね。今日の発言恥ずかしい。。。雪舞も、四爺もはっきり否定してないし、結婚式めくらましだって。でも態度はたてがうのよね。
宇文よう、かっこいい。テントから出てきた場面でパジャマ?とバレバレでしたね。まあ、皇帝なんだし、。
ちょっとビックリしました
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