「英雄の登場」
インシオン …
シウシウ …旅館の娘
ティエンツァイ …
シャオホワ …市場で会った女性、アージョン先生の娘
アージョン先生 …シャオホワの父 料理人
マオセン …インシオンとティエンツァイの養父
ウー社長 …シウシウの父
故障したバイクを引きながら帰るインシオン。その後をシウシウがついていく。
自分の部屋に戻ったシウシウが、ケガをした足に薬を塗っていると父が来る。「最近、経営不振だから、いら立っていてつらく当たった」と言う父。父はシウシウにリンゴを渡すと「弟はまだ小さい。娘のお前が頼りだ。この家を私と一緒に支えてほしい」と言って部屋を出ていく。
夜。アージョン先生の家で世話になる事になったインシオンは、ティエンツァイと寝台のある部屋へ行く。そこでインシオンはギターを見つけ、ティエンツァイのリクエストで“異郷は悲恋の夢”を弾きながら歌い始める。
同じ頃、シウシウも自分の部屋で“異郷は悲恋の夢”を一人歌っていた。
翌朝。インシオンとティエンツァイが媽祖様の首飾りをちぎったことで良心がとがめていると思ったアージョン先生は、2人に参拝してくるように言う。
2人が廟へ行き参拝を終えると、嫌がる女を釣れた男2人と、気の強そうな女が来る。嫌がる女が頬を叩かれ、助けようとするインシオン。連れ戻そうとする男たちとインシオンたちが揉めているところに、バイクに乗ったションが来る。
ションはインシオンとティエンツァイを捕まえ「彼女を怒らせちゃダメ」と2人を止める。そして「フォン姐さん、新入りなの。大目に見て」と謝るション。
ションはインシオンたちを連れ、バイクで立ち去る。
ションはバイク便の仲間が客待ちをする場所へインシオンたちを連れて行く。そして、フォン姐さんが“コール・ルーム”という出張ホステスを仕切っていることを話す。
じきに“コール・ルーム”に呼ばれ、フォンたちと一緒に向かうインシオン。仲間たちは女を乗せ保健所へ。最後に残っていたインシオンがフォン姐さんを乗せて行くことに。
保健所の用も済み、インシオンはフォン姐さんに頼まれまた乗せる。そのフォン姐さんに体をベタベタ触られ、バイクを止めるインシオン。インシオンが「気持ち悪い」と言うと、フォン姐さんは「風俗業を見下してるの?」と聞く。「嫌いだが、見下してはいない」とインシオンは答える。インシオンの名前を聞いたフォン姐さんは、漢字だと“英雄(インシオン)”となり、ぴったりだと言う。でも北投に英雄など要らない、と。インシオンは、俺も英雄役はご免だ、ただ悪事は見過ごせない、と返す。「英雄を見るのは久しぶり。本当にかわいいわ。ヒモにしてあげる」と言うフォン姐さん。イカれてる、と言うと、インシオンはフォン姐さんをその場に置いて行ってしまう。
夜。仕事が終わって帰って来たインシオンは、ティエンツァイの働く旅館の厨房へ行く。そこで料理を客間に運ぶようアージョン先生に言われ、ティエンツァイと一緒に行くことに。その客間には客のタケと一緒にフォン姐さんもいた。
お酒を持ってきたシウシウが料理を置いて部屋から出たインシオンたちと入れ違いに部屋へ入る。しばらくして客間からシウシウの悲鳴が。インシオンが部屋の中を見ると、タケがシウシウの手を離さず、隣に座らせていた。「やめろ」と思わず部屋に入ったインシオンは、タケやその子分たちと大乱闘になってしまう。
フォン姐さんが「小物相手にムキにならないで」とタケに言い、おわびに瓶に入った酒を1本飲み干してその場を何とか収める。
タケが帰ったあと、北投一のならず者のタケを怒らせたと、インシオンに激怒するシウシウ父。「あんたの娘を助けてやったんだ」と言い返すインシオンに、シウシウ父は「二度と美川閣に足を踏み入れないでくれ」と言い放つ。
酒を1本飲んでフラフラになったフォン姐さんをインシオンがバイクで送る。バイクから降りたフォン姐さんは「北投の人間は自分を守る方法を知ってる。感情のまま動くバカはあんただけ」と言う。
フォン姐さんを送ったインシオンが帰ってくる。心苦しく思いながらも、父に言われ「あなたから障子の修理代をもらえと」と話すシウシウ。助けた相手に修理代を要求され「なんて父親だ。娘に金を取りに行かせるなんて」と怒るインシオン。シウシウは「助けてくれて感謝してるし、申し訳ないと思ってるけど、父の陰口はやめて」と言う。インシオンは「面と向かってでも言ってやる。“恥知らず”と。娘に乱暴した男に謝るとはな」と言い返す。そして修理代は絶対に払わないと言って、インシオンは行そうになる。「払ってくれないと困る」と引き留めるシウシウ。インシオンとシウシウが言い合いをしていると、アージョン先生が「いい加減にしろ」と言いながらやってくる。「失礼します」とアージョン先生に言うとインシオンは行ってしまい、シウシウも家へ帰って行く。
バイク便の客待ちをする場所には雑貨店があった。そこの主シューチンからインシオンは配達を頼まれる。
配達の途中、息子の貯めたお金を取ろうとしている父親を見かけるインシオン。息子を叩く父親をインシオンが止めると「他人は黙っていてくれ」とインシオンに言う父親。そこに来たシウシウが「私は関係あるわ」と言う。「お金が要るなら私に頼んでと言ったでしょ」と。シウシウはその父親に「父さん」と言い、金も渡す。
家に入ったシウシウは「浪費はやめて」と父親に頼む。父親が「俺は娘に苦労をかける父親じゃない。そうだろう?」と言うと「苦労はしてない。美川閣のお父さんの元へ養女として売られてからは一度もね」とシウシウは答える。父親は「俺がお前を売ったと、まだ誤解してるのか。お前につらい思いをさせないためにウー社長に預けた。お前のためだぞ」と言う。金は社長が無理に渡してきたと。
インシオンはそんな会話を家の外で聞いていた。
ーつづくー
インシオンは正義感は強いと思うけど、少し落ち着いた方がいいかも。
カッとしてすぐにケンカするんじゃなくて、やっぱり状況も考えたほうがいいと思う(;´д`)ノ
その後のこととか。
フォン姐さんはいい人そう。
タケに絡まれた時もシウシウのこともかばってくれたし。
あのお酒、強いお酒だったのかな…。
インシオンのことを気に入ったところが気になるけど…。
シウシウは養女だったのね…ヾ(・ω・`;)ノ
義父にも気を遣い、元の家族の心配もしなくてはいけないなんて…。
確かに実のお父さんがあれだと、母親や弟のことを放っておくことはできないかも(;д;)
インシオンがシウシウが養女だと知ったのでお話もまた動くかな?
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人としての魅力があるのですねー
なので、鳳姐(フォン姐さん)や淑琴(シューチン)から
気に掛けてもらえているように思えました。
秀秀(シウシウ)との関係は・・・ですが、
秀秀のバックグラウンドも段々と明らかになって
姐姐仰るように動きが出てきそうですね。
ところで、二人が歌っていた
“異郷は悲恋の夢”は台湾の古い曲なのですね。
シウシウのお部屋は日本の昭和時代の良き時代の雰囲気がありますね。
コール ルームって、コールガールのお部屋の意味なのかな?バイクが生活の足なんですね。赤提灯の旅館に、夜の女性たち、、、どんなお話かわくわくします。
うささんのあらすじ、後半部録画がなくて助かります