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中国ドラマ「永遠の桃花~三生三世~」第7話 あらすじ

2018年10月29日 18時52分07秒 | 永遠の桃花~三生三世~(中)

【登場人物】
白浅(はくせん)/司音(しいん)…楊冪
墨淵(ぼくえん)…趙又廷
折顔(せつがん)…張智堯
離鏡(りけい)…张彬彬
擎蒼(けいそう)…連奕名
離怨(りえん)…杜俊泽
臙脂(えんじ)…代斯
子闌(しらん)…劉芮麟
白真(はくしん)…于朦朧
東華帝君(とうかていくん)…高偉光
使命星君(しめいせいくん)…王骁
疊風(ちょうほう)…賴藝
令羽(れいう)…張赫
天君(てんくん)…蒋恺
央錯(ようさく)…牟鳳彬



「墨淵の脱け殻」


折顔(せつがん)は「墨淵(ぼくえん)はすでに元神(肉体を超越した命の精髄)が離散した」と答える。司音(しいん)が折顔の医術で直して欲しいと必死で頼むと、白真(はくしん)が「師匠は元神で東皇鐘を封印した。救うてだてはない」と言う。泣きながら「確かに師匠は言ってたわ、東皇鐘を封印するには元神が必要だと。ただ、こうも言ってた。師匠が作った以上、制御もできる。私は信じたわ。師匠は私の代わりに3回も雷に打たれて傷が治ってなかった。私が悪いの。私のせいよ」と自分を責める司音。

白真は「師匠は生贄になる前“私を待て”と言っただろ?」と話す。司音が「覚えているわ」と返すと「墨淵ほどの人物がそう言ったんだ。必ず戻ってくる」と慰める白真。師匠が嘘をつくと?と。頷いた司音は「そうね。待てと言ったからには、絶対、戻ってくる。じゃあ私は、師匠の仙体をお守りしなきゃ。師匠が戻るまで…」と言う。
白真は深手を負った白浅(司音)に「私と青丘に帰ろう」と言うが、司音は断り墨淵を見守ることにする。


折顔と白真が洞窟から出ると蓮池の金蓮が輝く。

金色に輝く墨淵と似た者が司音のそばに座る。自分のことが見えない司音を見つめながら“そなたが残るなら、私もここで一緒に墨淵を見守ろう”と金色に輝く者は思う。


歩きながら「墨淵は戻ってくると白浅を慰めたが、正直あり得ない。墨淵の元神はすでに離散したんだ」と折顔に言う白真。折顔は「お前は墨淵を分かっていないな。戻ってこられないのであれば、白浅に無駄な希望を抱かせはしない」と言う。本当に戻ってくるやも、と。


蓮池の近くで座りながら泣いていた司音を金色に輝く者が後ろから抱きしめる。司音は何も気づかずに、墨淵の横たわる洞窟へ駆け戻っていく。金色に輝く者は後を追いかける。

司音は短剣で自分の胸を刺す。
血を入れた器を持ちながら「私をただの野狐だとお思いでしょう。実を言うと私は九尾白狐なんです。九尾白狐の心の血を飲めは、仙体は腐敗しません。以前はこう思っていました、九尾白虎は器量がいいだけで他に取り柄はないと。でも今は、この命をくれた両親に感謝しています。この心の血を飲んでください。これで私の命が尽きても、私は本望です」と墨淵に語りかける司音。


翼王として離怨(りえん )が離鏡(りけい)の前に現れる。ひれ伏す兵たちに「皆の者も立て」と言って立たせる離怨。そして離怨は「これより、わが軍を立て直す。1万年後に父上の敵を討つため、天宮に攻め込むぞ」と告げる。
離怨は自分を見つめる離鏡に「どうした。まさか王位を狙っているのか」と尋ねる。ふと笑った離鏡が「滅相もない」と答えると、離怨は「私はすでに父上の跡を継ぎ翼王となった。ひざまずけ」と言う。

「父上は逝ったばかりだ。いいや、亡骸すら見つかっておらず、まだ生きているやも。なぜ、それほど焦る、兄上」と言う離鏡。離怨は片手で離鏡の首を掴み「言ったはずだ。私が首位に ついたら、まず、お前を殺すとな」と言う。離鏡は笑みを浮かべると「それは楽しみだ」と返す。「父上はお前の母のために私の母を殺した。この恨みは永遠に忘れない」と言う離怨。離鏡は「だから私の母を手にかけたんだな」と言う。

離怨は「こうなったら隠し立てはしない。そのとおり、私がこの手で始末した。このように、じわじわ絞め殺したんだ」と話す。そんな離怨を離鏡が飛ばす。
兵たちが武器を向けながら離怨を取り囲む。「なぜ、そんな力が?」と驚く離怨。離鏡は「身を守るために鍛錬していたが、案外、役に立つ。そうだろう、兄上」と言う。兵たちも先王の悲劇にもまったく心を痛めず、己の即位しか頭にない離怨より離鏡の味方だった。

離鏡は「離怨を極寒の地に監禁し、厳重に見張れ。金猊獣(きんげいじゅう )は離怨の一味だ。直ちに捕らえ同じ場所に封じ込め、この件は妹の臙脂(えんじ)には言うな」と命じる。
金猊獣は「離鏡、必ず戻ってきて殺してやる」と連れて行かれながら叫ぶ離怨を陰から見ていた。


離鏡が一人でいると「離鏡様にお祝いを」と声をかけてきた玄女(げんじょ)が「“翼王”にお喜び申し上げます」と言い直す。「俺が王位につけねば逃げる気だったんだろ?」と言う離鏡。玄女は「私はあなたを裏切りません。誓って本当です」と返す。
離鏡が「王妃よ、お前には感服する。父上への哀願から苦肉の計で陣法図を盗んだ件まで舌を巻くばかりだ」と言う。「すべて、あなたのためです」と言う玄女。離鏡は「そうだな。俺のような男はお前にふさわしい。これも縁だ」と言うと行ってしまう。


天界。墨淵が逝き、二月(ふたつき)余りが経っていた。「18名の上仙を崑崙虚に送ったが、ある者に追い返された。なんと身の程知らずであろうか」と言う天君(てんくん)。東華帝君(とうかていくん)が珍しくかばい、天君はその者を罪に問わないことにする。
天君は央錯(ようさく )に「崑崙虚へ行ってまいれ。その者が翼族に敵討ちをせぬよう諭せ」と命じる。そこに楽胥(らくしょ)が幼女を連れてくる。

自分の近くに幼女を呼ぶと「そなたには、もう名はあるのか?」と天君が尋ねる。幼女は「私はまだ500歳です。素錦族は1000歳まで名付けてもらえません」と答える。「素錦族はこの前の戦で全滅した。では“素錦(そきん)”と名付けよう」と言う天君。さらに天君は素錦族が天族のために犠牲になったことから、素錦を“昭仁皇女”として迎えることにし、央錯の養女として大切に育てさせることにする。


「義父上が私たちに素錦を託したのは、私が長年みごもれないから?」と央錯に話す楽胥。央錯は「考えすぎだ。3人兄弟のうち妻がいるのは私だけで、われら以外に託せる者がいなかったのだろう」と言う。楽胥は「あなたに嫁いで3万年。いつになれば子が授かるのかしら」と顔を曇らせる。そこに来た東華帝君が「楽胥様がお悩みの件は、崑崙虚に行けば答えが見つかるやも」と言う。


司音が呼ばれて大殿へ行くと、央錯と楽胥がいた。「先日、大紫明宮で変事が起こった。長子・離怨が追放され、次子・離鏡が王位についたのだ。離鏡は翼族の秘宝“寒月芙蕖”を天君に献上し、天君も受け取った」と司音に話す央錯。司音は「それはつまり“天族と翼族はすでに盟友なので敵討ちをするな”そうですか?」と聞く。頷いた央錯は「離鏡は天君に臣下の礼をとった。四海八荒の平穏を乱すべきではない。墨淵の自慢の弟子ならば、衆生が苦しむ様を見たくないはずだ」と言う。

「野狐の私が崑崙虚に来て2万年。師匠には伸びやかに育てていただきました。泣き寝入りなど、私の性には合いません」という司音。央錯は「戦友だったよしみで遠慮していたが、なんと頑迷なのだ。墨淵に代わり懲らしめねば」と言う。しかし司音は「師匠は天族を守るため生贄になりました。なぜ敵討ちをするなと?他にご用がなければ失礼します」と言い返すと行ってしまう。2人の話を聞いていた疊風(ちょうほう)は「司音は師匠のお心を一番知っています。ただ、まだ心の傷が癒えず、殿下に無礼を。“崑崙虚は敵討ちをしない”と天君にお伝えください」と央錯に言う。央錯は司音の行った先を見ながら頷く。


洞窟の中。墨淵のそばにいた金色に輝く者は、誰かが金蓮を動かしたと分かる。そこに司音が入ってくる。自分の存在がわからない司音に「誰かが金蓮を動かした。もう、そばにいてやれない。私が人の形になったら、ここもそなたのことも忘れてしまう」と話す金色に輝く者。司音に触れようとした金色に輝く者は消えてしまう。その時、かすかに自分を呼ぶ声がしたと感じる司音。周りを見た司音は、墨淵を見ると「師匠が私の名を?」と言う。


央錯と楽胥を見送ろうとしていた疊風。そんな疊風に「金蓮が突然、枯れてしまいました」と長衫(ちょうさん)が知らせに来る。疊風は「師匠の金蓮が枯れ、弟弟子は動揺を」と央錯と楽胥に謝る。そして疊風は金蓮を見ながら「お前も師匠と共に逝くのか?」と言う。楽胥が金蓮に近づき触れようとする。金蓮は光り輝いて散ると楽胥を包む。

疊風は「この金蓮は主を待っていると師匠は仰せでした。楽胥様が来られて間もなく金蓮は枯れ、金色の光を放ち散った。金蓮の主は楽胥様では?」と話す。「私?なぜ私なの?」と言う楽胥。疊風は「万物には因縁があります。師匠が十数万年も守ってきた金蓮は、師匠が逝った今、縁ある楽胥様に巡り合ったのです」と言う。


墨淵のそばにいた司音に、疊風は「敵討ちなど考えるな」と話す。司音は「敵討ち?師匠の犠牲で太平を得たのですよ」と言う。「やはり師匠のお心を、よく分かっているな」と言う疊風。司音は成長したな、師匠も安心しているだろう、と。そんな疊風は、墨淵の仙体に変化がないことを不思議に感じる。自分の血を飲ませていることを話せない司音は「父神のご加護でしょう」とうつむきながら言う。

疊風は古書に書いてあった、伝説を思い出す。それは、翼族の秘宝“玉魂”を口に含んだ亡骸は永遠に腐敗しない、というものだった。そのことを司音に話した疊風だったが「奪おうとは考えるな」と言い聞かせる。


翼族の元へ向かった司音は、離鏡の前に跪き「玉魂を貸してください」と頼む。敵討ちに来たのではないと分かり安堵する離鏡。離鏡は「玉魂は翼族の秘宝とはいえ、亡骸を永遠に腐敗させないこと以外何の役にも立たない。墨淵のために使うつもりか?」と聞く。「私なりの使い道が」と答える司音。離鏡は「お前の使い道が何であれ昔のよしみで貸すのが筋というものだが、王位を巡る混乱で玉魂は消えた。申し訳ない」と謝る。肩を落としてて出て行く司音。

帰り道。司音の前に玄女が現れる。玄女は無視して行こうとする司音に「お目当ては、この玉魂?」と言って手に持っていたものを見せる。おととい翼王が体の傷を癒せと下さったの、擎蒼に鞭で打たれた傷がまだ治ってなくてね、と。そして「欲しいのなら、あげるわ」と差し出す玄女。しかし、司音が手に取ろうとすると、玄女は手を引っ込めてしまう。怒った司音が玄女を突き飛ばして転ばせたところに離鏡がくる。

離鏡が玄女を立たせると、司音が玉魂を指差しながら「これがなくした物?」と聞く。驚いた離鏡が玄女の顔を見る。「今生、私の最大の不幸は、お前に出会ったことだ。お前たち夫婦は残酷すぎる。お似合いだな。翼族は不倶戴天の敵だ」と司音は怒鳴り、その場を駆けて行く。追いかける離鏡。玄女がそんな離鏡を止め、離鏡は玄女を振り払う。

「言え、何をしたんだ」と離鏡が聞く。玄女は「翼王が玉魂を無くしたと嘘をついたので加勢して差し上げただけです」と答える。離鏡が「俺と司音のことに首を突っ込むな」と言うと、玄女は「司音はあなたなど眼中にないのですよ。あなたが崑崙虚にいた時、司音は墨淵の話ばかりした。あなたは墨淵を殺したいほど嫉妬したはず」と返す。自尊心の強い司音があなたに平身低頭した、すべて墨淵のため、それに気づいたあなたは玉魂を渡さなかった、我を失うほど激しく嫉妬したからでしょう、と。

離鏡は「もう言うな」と止める。「私も我を失うほど嫉妬しています。どれほど尽くしても、あなたは見向きもしない。さっきは司音のために私を突き倒した」という玄女。離鏡は「王妃の座を与えたのに、まだ不満なのか」と言う。玄女は「婚礼の日以来、指一本触れてくださらない。王妃の座についても幸せなわけがありません。崑崙虚のふもとで過ごした日々には及ばないのです」と涙を流す。「崑崙虚のことには触れるな」と言って、離鏡はその場を後にする。


司音と兄弟子たちは、酒を墨淵と令羽に捧げる。盃を持ち「崑崙虚に来てから、皆さんにはお世話になりました。真面目に修行せず面倒ばかり起こして、師匠だけでなく皆さんをも煩わせました」と言って泣きながら酒を飲む司音。兄弟子たちも酒を飲み、昔話をして笑い合う。師匠の葬儀が済んだら、以前日の出を見に行った俊疾山へまた日の出を見に行こうと言う疊風。再びみんなで乾杯し、料理を食べる。

兄弟子たちが倒れるように眠り、司音は「これにて、お別れです」と挨拶をし去って行く。


洞窟に来た司音は、横たわる墨淵に玉魂が手に入らなかったことを話し「師匠の仙体を守るために青丘へお連れします。お許しください」と言う。


新たな洞窟に墨淵を連れて来た司音。司音は自分の血を器に取る。


ーつづくー


金色の人(おい)、せっかく人の形になるというのに記憶がなくなってしまうの!?(✽ ゚д゚ ✽)
司音と出会った時、どうなってしまうんだろう・・・。

司音が玉魂を借りられなかった帰り、登場した玄女が魔女みたいだった( ̄▼ ̄|||)
中身だけじゃなく、見た目もどんどん変わってしまって。
そして、まさか離鏡が嫉妬で玉魂を貸さなかったとは!!
殺されたお母さんに使っているのかな?と思ったけど違うのね(;´д`)ノ

兄弟子たちとのお別れが寂しい(இωஇ )
そして血を墨淵に与えている司音の体がすごく心配。


青丘へ行くことに決めた司音が、途中でいじめられている人を見たけど…これから改めて登場するのかな?




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2 コメント

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血を・・ (くるみ)
2018-11-15 11:57:52
弱った相手に自分の血を飲ませて回復させるというのは、ファンタジー中国ドラマあるあるなのかな?
心臓?を付いて血を取るというのはそれにしても初めてで、なかなかの衝撃でしたΣ(゚д゚lll)
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楽胥へと消えた光は? (time)
2019-06-21 02:21:57
金蓮が消えてしまいました。
姐姐も書かれているように、人になったら
記憶もなくして、といっていたのが気になります。

そして、青丘に移動して何か状況が変わると
いいのですけれど。。。
くるみさんが書かれているように、驚きますよね、
血を飲ませる話。。。どこかで、
父の血を飲ませると病気が治る?設定を見たような気もしつつ、血も一つの薬なのですね。

玄女の玉塊のことも、本当にやめてほしいですね。
離鏡は玄女に纏わりつかれても、孤独が積もるばかり。。。
気の毒です。。。
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