晴れのち女神が微笑んで 第22話/最終話

【出演者】
査美楽　役…シンディ・ワン
韓以烈　役…マイク・ハー
韓以風　役…シー・イーナン
楚少茵　役…リウ・イエン
何言劭　役…ゴールデン・チャン
郭瑄瑄　役…ミシェル・チャン


以烈はヒゲを剃ってくれた母の手を自分の頬に持ってくると「お袋」と涙を流す。母は何も言わず泣きながら以烈を抱きしめる。


母が付き合っていることを信じたみたいだと言劭に話す美楽。言劭は美楽の顔を見て「ひと晩中泣いたのか?顔色が悪いぞ」と聞く。それに「平気よ」と美楽は答える。

言劭の車までくると「また困った時には連絡する」と美楽は言う。「出かけないか?」と言劭は言うが、疲れている、またにしてと美楽は断る。言劭は「分った、また今度。待ってる」と言い帰って行く。車を見送りながら「以烈にそっくり。それが疲れる」とつぶやいた美楽は、急に気分が悪くなる。はっとした美楽は「神様、もうやめて」と言う。


美楽は妊娠検査薬で自分が妊娠していることを知る。打ちひしがれた美楽は"神様。どこまで私を苦しませるの?"と涙を流す。


美楽の母は言劭と付き合っているということがウソだと見抜いていた。「あのお芝居は宇誠と以霏のため?それとも以烈のため?」と美楽に言う。美楽は以烈より好条件の言劭を「好きになっちゃダメ?」と返す。しかし「それほどお前が賢ければ心配しないわ」と言う母。最近まで以烈に夢中だった美楽が他の人に心変わりするなんてあり得ないと。

「信頼してくれるの?」と言う美楽に母は「違うわ。理解してるのよ。本当に理解してたら、相手の行動がウソか本当かは分る」と言う。美楽はその母の言葉で今まで気づかなかったことに気づき「そうよ。そのとおりだわ」と言う。


以烈は母と以風と家の前で別れ、少茵の運転でドイツへ行くため空港へ向かう。

美楽は以烈の家へ車を走らせながら「今頃気づくなんてどうかしてた。あの時の彼は、私の知る以烈じゃない」と思っていた。現実味が湧かないのは、以烈がお芝居をしていたからだと。

途中、以烈の乗っている車と、美楽の車はすれ違うが2人は気づかない。


以烈の家に来た美楽は「以烈、私よ」と呼ぶが、以烈の家からは返事もなく誰も出て来ない。直接、以烈の目を見て話したいと思った美楽は、少茵に電話をかける。
運転しながら美楽の電話に出た少茵は「正直に答えてほしい」と言う美楽の言葉を聞き、以烈にも会話が聞こえるようにする。

「以烈とのスキャンダルは真実じゃない。そうよね?」と聞く美楽。自分の大切な友人を騒ぎに巻き込んだりするのは、あまりにも不自然だと感じると。以烈がなぜあんなことをしたのか美楽は聞くが、以烈は"言うな"と言うように少茵に首を振る。それを見て少茵は「そんなことを言うのは未練があるから?でも聞いたわよ。言劭と付き合ってると。違うの?」と美楽に返す。

「なぜそれを?」と驚く美楽。少茵は「以風から以烈に」と答える。その言葉に以烈もいると感じ「今、以烈はあなたのそばにいるのね?」と美楽は聞く。それまで一言もしゃべらなかった以烈は「そうだ。これで分っただろう?」とだけ言うと電話を切ってしまう。以烈に会いたいとその場に美楽は泣き崩れる。


夜。美楽は以烈の実家を訪ねる。以烈の母は以烈のことを謝り「あなたにも相手が…」と言うが、美楽は「あれはウソ。言劭とは無関係です」と返す。母を安心させるためのお芝居だったと。そして以烈と少茵もウソですよね?と聞く美楽。以烈の母と一緒にいた以風は困りながら「深追いせず、さっさと忘れたほうがいい」と返事をするが、美楽は以風の言葉とは思えない返事に、やはりウソだったと確信する。

以烈が裏切っていないと分り嬉しい反面、ここまでしてだまそうとするのは相当な理由があるはずだと、美楽は「彼の秘密を教えて」と頼む。しかし「言えない」とつらそうに言う以烈の母。「だったら私の秘密も言わないで」と美楽は以烈の子供を妊娠したことを告げる。

「産みます」と言う美楽に、涙を流しながら「すぐに以烈に電話して。もう到着してる。以烈が知れば手術を思いとどまるかも」と言ってしまう以烈の母。以烈が手術をすると知り、美楽は驚く。


2ヶ月後。言劭の会社へ行った美楽は、以前、パン店で雇いたいと言っていたことを覚えているか聞くと、未婚の母でよければお受けすると言う。以烈に子供のことはまだ話していないが、自分の母と以烈の母は賛成してくれていると。言劭は美楽が以烈の子を妊娠していると初めて知る。
言劭は以烈のウソを初めから知っていたと話すが、なぜ黙っていたのかは言わなかった。


楽風はいつの間にか"霏宇ベーカリー"という宇誠と以霏の名前を一字ずつ使った名前に。美楽と宇誠、以霏は楽しく店の中で話しをしていたが、そんな店を以烈が車の中から見ていた。
美楽が帰ろうとした時、以烈の母から美楽に電話が。

帰ってきた以烈につい妊娠のことを話し、以烈が家を飛び出してしまったと言う以烈の母。車に乗ってどこかへ行ったと聞き、心配になる美楽。電話を替わった少茵は、以烈は美楽を捜しているはずだと言う。


以烈はおじいさんの店に来ていた。
子供の顔も分らず父親の資格があるのか?と言う以烈に、おじいさんは声をかける。顔の識別ができない以烈は、おじいさんの顔が分らない。そのことを謝る以烈に、おじいさんは美楽がすべて教えてくれたと話す。その言葉で以烈は美楽が何もかも知っていると分る。

おじいさんは以烈に早く美楽に会いに行くように言う。しかし、目の前に現れても認識さえ出来ず、以烈は会うこなどできないと思っていた。
「どんなに彼女を思い浮かべようと…俺の頭の中は真っ白なまま」と涙を流す以烈。そこに美楽が来る。美楽は以烈に気づかれないよう、そっと以烈の隣に座る。

ドイツで手術をするはずだった以烈は成功率15パーセントに躊躇したとおじいさんに話す。美楽と会えなくなるのが怖いと。「何をしたところで、彼女の姿を見るのは叶いそうにない」と言う以烈に美楽は涙が止らない。そして以烈を抱きしめると「私ならここにいる」と言う。

「瞳で私を見なくてもいい。愛してくれるだけでいい」と言う美楽。あなたへの愛を信じてくれたらいい、永遠に離れない、と。「会いたかった。本当に君なんだな」と以烈は言い、2人は強く抱きしめ合う。


以烈は手術をすることに。手術室に入る以烈に美楽は「子供と2人で待ってるからね」と言う。この目で子供の顔も美楽の顔も見たいと言う以烈の目に美楽はキスをする。


ー6年後ー
以烈と美楽の子は、以烈の子供時代とソックリに育っていた。
以烈の家に集まった宇誠と以霏、そして美楽の母と以烈の母、以風と瑄瑄も加わり、美楽は全員とJ-King(以烈)のコンサートへ向かう。


ーおわりー


ハッピーエンドで良かったー(*≧ω≦*)
コンサートが開けるということは、手術も成功し、音楽もできているということよね?
最後に以烈が出てこなくてすごくすごく残念(ノ_・。)

あ、最後のシーンの以風はメガネをかけていませんでしたね。
家族の中に瑄瑄が入っていたけど、どうして???以風と元さやなの!?(￣▼￣|||)
あと…以烈の子供はいたけど、宇誠たちの子供がいなかったのも残念だったかも…。

ところで、美楽と以霏ってどっちが義姉でどっちが義妹になるのかな?(￣ω￣;)

何だかいろいろぶつぶつ書いてきたけど、結局はドラマに夢中になっていたからだと思うの。
だから終わってしまって寂しいです(；_；)
マイク・ハーに会えなくなるのも寂しー。

今まで読んでくださっていた皆様。ありがとうございました(*⌒―⌒*)



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