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最後はキミを好きになる!(12話)

2012年04月26日 09時43分37秒 | 最後はキミを好きになる!(台)
【出演者】
リン・シャオルー役…レイニー・ヤン
ソン・チエシウ役…ジョセフ・チャン
レン・イーシャン役…ワン・チュアンイー
タン・アイウェイ役…ティファニー・シュー
リッキー役…トム・プライス
ケン・シュオホァイ役…エイリアン・ホァン




様子を伺いながら部屋から出たシャオルー。音をたてずに下の階へ下りてくると、ほっとしたのもつかの間「どこへ行く?」とチエシウの声が。仕事に決まってるでしょ、と行こうとしたシャオルーは階段を踏み外してしまう。それを支えるチエシウ。2人は見つめ合うが、シャオルーは「私達は契約上の関係なの。安全な距離を保つべきだわ」と言う。

チエシウは朝食のために食材を用意していた。しぶしぶシャオルーは朝食を作ることに。
戻ってから様子がおかしい、とシャオルーを問い詰めるチエシウ。ごまかそうと焦ったシャオルーは、味付けがとんでもないことに。それを五目粥だと言い「明らかに避けてるだろ」と言うチエシウを無視してシャオルーは家を後にする。


従業員休憩室で「私の服、捨ててくれたよね?」とシャオルーはモンチュンに聞く。モンチュンは服のことより、シャオルーが作った五目粥の方が気になっていた。「良心が痛まないの?」と。モンチュンは心配なら電話をするように言うが、シャオルーは「残りの日々は彼と一線を画さなくちゃ」と返す。そして「もし私が彼に対して少しでも感心持ったり、感情移入してたら手を叩いて」と頼む。

テレビから"アイウェイの不倫が発覚"と聞こえてくる。2人が画面を見ると、相手が既婚者のソン・チエシウだと言い、バスローブ姿のアイウェイの写真が。
シャオルーはアイウェイに電話をかける。

「ニュースを見たけど平気?」と心配するシャオルーに「私の彼氏なのよ。その態度の方が心配よ」と言うアイウェイ。そして撮られたのはやり直すいい機会かも、とシャオルーに荷物をまとめるように言う。記者会見を開き、真相を明かすつもりだと。

会見にはチエシウにも同席してもらい、シャオルーには証拠の契約書を持ってくるように言うアイウェイ。「会見が終わったら即離婚するの」と言われ、戸惑いながらシャオルーは「分かった」と答える。
本当にアイウェイって自分勝手。シャオルーのこともチエシウのことも考えずに、自分の都合だけでどんどん決めちゃう。


チエシウが会社へ向かうと、たくさんのマスコミが待っていた。何も知らなかったチエシウは、社長から事情を聞く。そこにアイウェイから電話がくる。

誰もいない場所でアイウェイの話を聞いたチエシウは、シャオルーの立場を考え反対する。マスコミの狙いは私で、不安なら3ヶ月彼女を海外に、と言うアイウェイ。チエシウはアイウェイも降板は免れてもペテン呼ばわりされると説得しようとするが、大勢の女優が1本の作品でブレイクしているとアイウェイは言う。

「だが失敗したら?」と問うチエシウ。しかし「あなたを失いたくない」と言うアイウェイ。これが最後のチャンスだと、アイウェイは「もう一度だけ信じてほしい。一緒に会見に出席して」と言う。記者会見で全世界に向けて宣言すると…。チエシウは「もう一度信じてもいいが、これで過去に戻れるとも思えない。自滅行為だ」と話すが、アイウェイは「同席してくれなくても記者会見は開く」と電話を切ってしまう。


記者会見の準備が整う中、アイウェイはマネージーから「監督も準備したぞ。君の降板をな」と電話で聞く。急いでアイウェイは監督の元へ向かうが、監督はヒロインのイメージに合わないことをしたアイウェイに怒っていた。
アイウェイは映画の出演機会を失うだけだと思っていたが、報道されたことが本当ならモデルの仕事も契約が取り消しになるとマネージャーから聞かされる。

マネージャーに怒鳴られ、涙が止まらないアイウェイ。そんなアイウェイを見ていられなくなったリッキーは、アイウェイの手を引き会見場へ向かう。
そしてその会場に、チエシウが駆けつける。

記者に追及され答えに困ってしまうアイウェイ。隣に座ったリッキーは「写真の男性は僕だ」とアイウェイをかばう。僕の立場でスキャンダルなんて、1つも利点はないと。その言葉を会見場に着いたシャオルーも聞く。ジャックは嘘だと主張するが、写真には男性の顔は写っておらず、ホテルの番号も写っていなかった。ジャックが酔っていたことも知っているリッキーは「あの状況だ。勘違いしても責めはしない」と言う。

それでも諦めきれないジャックは、アイウェイに「写真の男はリッキーだと誓えるか?」と問い詰める。「どうするかは君が決めて」とアイウェイの耳元で言うリッキー。アイウェイはどうしても女優への転身を諦められず「あの晩一緒にいた人は…リッキーです」と言ってしまう。
アイウェイも迷っていたけど、結局"愛"より女優を選んだってことなのね…。

ジャックは部屋に残されていた、チエシウの破かれた設計図も手に入れていた。「彼女の部屋なら、なぜソンさんの持ち物がある?」と言うジャック。チエシウは記者の前へ行き、以前、独身用に彼女の部屋をデザインしたが、リッキーの出現により「2人が暮らしやすい環境に」と言われ部屋に行ったと言う。それが不評で破かれたことにし、この会見をヒントに「簡素さを基調にしようと考えます」と話すチエシウ。アイウェイの「愛に対する態度のように、少しも偽りはない」と。

チエシウは、2人に「お幸せに」と言う。2人はマスコミにキスまで見せ、それを見たチエシウは2人に背を向けて歩き出す。


チエシウを追いかけたシャオルーは「なぜウソをつくの?」と言う。彼女の仕事に支障のないよう契約の公開を止めに来た、と言うチエシウは「望み通りの結末だ」と返す。シャオルーは強がるチエシウとウソをついたアイウェイ、そして自分が怒っていることにも腹がたっていた。
チエシウは「君が思うほど俺は弱くないし、気にもしてない」と言うが、車に乗ったチエシウはシャオルーを乗せるのも忘れ行ってしまう。


会見をしたことでアイウェイは降板を逃れる。
2人のことを聞かれ「来年は映画祭に必ず2人を連れて行く」と監督は記者に。
監督は主演の2人が付き合うというスキャンダルなら歓迎って感じ。いい宣伝になるから。


会議中、社長はアイウェイとチエシウのことを「やっぱりガセネタだ」と話し出す。チータイ建設の会長もアオヤは優れた人材が多いと話し「女優とスキャンダル専門のデザイナーも」と冗談を。屈辱に耐えるチエシウを外から見ていたシャオルーは、猪女の絵を見せ元気づけようとする。


携帯を持ちながら迷うアイウェイに近づくリッキー。「彼に電話してるところを見つかれば、僕らの芝居が無駄になる」と言われ「知っていて私のためになぜウソを?」と聞くアイウェイ。リッキーは「最初の共演作がコケてしまうだろ」と自分のためだと返す。そして「芝居は始まった。途中で幕は下ろせない」と話すリッキーは、今後どう演じるかを考えるために「真相を教えてくれ」と言う。


チエシウの後ろから歩くシャオルー。握られたチエシウの手に、そっと缶コーヒーを。それを受け取ったチエシウは、猪女の絵のことも思い出し、シャオルーの優しさを感じる。
"缶コーヒー"と書いたけど、柄の雰囲気で判断したので違ったらごめんなさい。


モンチュンはシャオルーの黒い服を捨てていなかった。無駄はダメだと白いボタンをつけてしまう。
この服、そのうちチエシウが見ることになるのかな?


アイウェイはリッキーに「彼らは偽の夫婦よ」と話す。私がチエシウに頼んだと。あの頃に戻りたいだけ、と話すアイウェイは涙を流す。
その頃。チエシウは「もう戻れない」とシャオルーに話していた。戻れない過去は早く終止符を打つべきだったと。「終わってない証拠も」と携帯に入っているアイウェイとの写真を消そうとするチエシウ。「やむを得ない事情があるのよ」とそれを止めたシャオルーは「それだけの愛なの?戻れないって誰が決めたのよ」と言う。しかし、強く「無理なんだよ」と言ったチエシウは「あの事件から彼女は変わってしまった」と。
アイウェイが襲われそうになった事件…自分を責めてるチエシウはアイウェイの我がままに今までは何も言えなかったんだろうな。

携帯を取ってしまったシャオルーは「彼女に電話するから話し合って」と言う。しかし携帯を取り返されそうになり、シャオルーは噴水の中へ。潔癖性のチエシウが入ってこれないと思ってのことだったが、チエシウは噴水に入ると、シャオルーから携帯を奪い「猪女と暮らして、潔癖性も治ったさ」と言う。そんなチエシウに「納得しないなら、諦める時じゃない」と以前チエシウから言われた言葉を返すシャオルー。

「負けを認めてもいいの?」と言うシャオルーに「この恋に負けたとしても、少なくとも未来は選ぶ権利がある」とチエシウは写真を削除する。




ーつづくー


シャオルーの作った五目粥を食べるチエシウも見たかったなぁ。
カットされてたのかな?すごく残念。






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