「愛の終わり」
シウシウを傷つけたインシオンは、どうしたらいいか分からない。苦しむインシオンにフォン姐さんは「気持ちは分かる。でも中途半端はダメよ。もう時間がないわ、シウシウに諦めさせるの」と話す。そこに電話が。
フォン姐さんが電話に出ると、流しの予約だった。場所が美川閣だと聞き「8時に伺います」と言ってフォン姐さんは電話を切る。
夜。インシオンたちは美川閣へ。入り口で「シウシウのいる店に、よく2人で来られるな」と怒るチャン。インシオンは「なぜ俺がこうするか、そのうち分かる」と話すが「分かるもんか。もう傷つけるな」とチャンは言う。
インシオンたちが美川閣に入ると、シウシウが階段から下りてくる。シウシウに見せつけるよう、2人で手を握るインシオンとフォン姐さん。それだけではなく「今夜は何を歌おうか」と楽しそうにシウシウの横を通り過ぎて行く。しかし、シウシウから見えなくなると、インシオンはすぐにフォン姐さんから手を離す。
お座敷で楽しそうに歌うインシオンとフォン姐さんを見て涙を流すシウシウ。つらそうなシウシウにウー社長も声をかけられない。
流しの仕事が終り、帰ろうとするインシオンを見つめるシウシウ。立ち尽くすインシオンに白原が「久しぶりだな」と言いながら近づく。
インシオンはフォン姐さんたちに先に帰るように言う。
インシオンはシウシウの手を取ると、白原の手と合わせる。「白原、君の言うとおりだった。俺には無理なんだ。幸せにできない。でも君ならできる。彼女を頼む」と言うインシオン。彼女が頼れる男は君しかいない、君ならシウシウにいい生活をさせられる、と。「なぜ、こんなことを?どうしてなのよ」と涙の止らないシウシウが聞く。インシオンは「俺たちは縁がなかった」と涙をこらえながら答え、シウシウを頼むと白原に頭を下げると美川閣を出て行く。追いかけようとするシウシウの手をつかみ「インシオンは君を諦めた」と言う白原。シウシウは離すように言うが、白原は「離さない。もう離したくない。インシオンは身を引いたんだよ」と言う。その手を振り払い、シウシウは追いかける。
インシオンは肩をおとしバイクに座っていた。「インシオン」とシウシウが声をかけると、すぐにバイクにまたがるインシオン。シウシウはインシオンの背中に向い「さっきの言葉、本気で言ったの?私を捨てるの?私と白原さんが結婚するのを本当に見たい?」と聞く。「ああ」とインシオンが答え、シウシウは「それが本当なら私の顔を見て“愛してない”とはっきり言ってと言う。しかし今にも泣きそうなインシオンはシウシウを見る事ができない。
何度も「すまない」と謝るインシオン。シウシウは「“すまない”はもういい。男ならはっきり言って。ちゃんと私を見て“愛してない”と言うのよ。私の顔を見てってば」と叫ぶように言う。意を決して振り返ったインシオンは「すまない、君とは別れる」と告げる。愛してないと。「分かった」とシウシウは言い、これをフォン姐さんに返してほしいとネックレスを渡す。
駆けて行ったシウシウが途中で泣き崩れ、つらいインシオンはバイクに乗ってその場を後にする。
インシオンがかき氷店に戻ってくる。暗い店内で待っていたフォン姐さんが、何も言わずに酒を出すと、インシオンは「“返してくれ”と」とネックレスをテーブルに置く。
苦しむインシオンにフォン姐さんは、忘れられるかもと酒をすすめる。しかしインシオンは「痛みを覚えておきたい」と言って飲まない。
シウシウは実家の前まで行くが、入ることができず帰ろうとする。その時、偶然、母が門のドアを開く。シウシウに気づき「なぜ来たの。インシオンのこと?」と聞く母。何も答えないシウシウの頭をなでながら「もう歌わないわよね?言うことを聞いてね」と母は言う。泣きながら母に抱きつくシウシウ。
翌日。美川閣に帰ってきたシウシウは、白原に「結婚のこと、考えさせてもらった。結婚の申し込み、お受けします」と話す。式は早いほうがいいと。一緒に聞いていたウー社長は喜ぶ。
ウー社長が部屋から出て行くと「本当に僕と結婚してくれるのか?」と聞く白原。シウシウは力なく「本当よ」と答える。白原は「僕が両親の問題を解決したのは、君に安心してほしくて、喜んでほしかったからだ。だからそれを理由に結婚を迫ったわけじゃない。もし、まだ迷っているのなら…」と言いかける。それをさえぎるように「一度決めたことは絶対に変えない。誰かみたいに約束を破ったりしない。安心して、あなたと結婚すると決めた。結婚したら、あなたと一緒に日本へ行く」と言うシウシウ。白原はシウシウに頭を下げる。
シウシウが白原に嫁ぐと、すぐにアージョン先生に伝えられる。おめでとう、と言った父に「“おめでとう”なんて、よく言えるわね」と怒るシャオホワ。ティエンツァイはインシオンに会うと言い出て行く。
かき氷店に来たティエンツァイは、シウシウが白原に嫁ぐことを話す。「祝福するよ」と言うインシオン。怒るティエンツァイに、長年の兄弟分としてインシオンは「2人を祝福すると、そう伝えてほしいんだ」と頼む。頭が壊れたか?と言って、ティエンツァイは店を出て行く。
ティエンツァイとのやり取りを見ていたフォン姐さんは「ティエンツァイにも打ち明けないつもり?兄弟分なのに」と聞く。インシオンは首を横に振り「言わない。いずれ分かる」と返す。もし話せばシウシウの耳に入ると。
夜。かき氷店を出て行ったインシオンを追いかけるフォン姐さん。
インシオンは橋の上で一人ギターを弾きながら、いとしのハニーを歌う。フォン姐さんは何も言わず、それを聞いていることしかできない。
結婚式の前日。結婚を決めてから笑顔を見せないシウシウを心配するシャオホワ。シャオホワは「インシオンを愛してるんでしょ?あなたは簡単に気持ちを変える人じゃない」と言うが、シウシウはもう終わったことだと聞こうとしない。それでもシャオホワは「最初はインシオンにすごく腹が立ったけど…よく考え直して思った。インシオンはきっと何かあったのよ。どんな事情があるのか、インシオンに聞いてあげて」と説得しようとする。しかしシウシウは「何かあったとしても…どうして私に打ち明けてくれないの?どんな難しい問題にぶち当たっても、私に話してくれたら2人で一緒に解決できた。もう遅いわ」と言う。
かき氷店。自分のしたことを後悔するインシオンは、アージョン先生に西螺に帰り、自首をすることを話す。お世話になったお礼を言うインシオンに「つらい決断をさせて、すまないと思ってる」と言うアージョン先生。早くシウシウを忘れるんだと。
雑貨店でシューチンは、シウシウの結婚式についてティエンツァイやシャオホワ、そしてバイクタクシーのみんなに話す。しかし、複雑な気持ちの皆は祝福する気分になれない。悩みを打ち明けようとしないインシオンに、ティエンツァイはイラだってもいた。その様子を陰から見ていたフォン姐さんは、つらい気持ちでその場を後にする。
ーつづくー
ティエンツァイに話せば、確かにシウシウに伝わりそうヾ(・ω・`;)ノ
でもバンド仲間のチャンにも責められるのは可哀想…。
チャンに話しても伝わっちゃうかな?
相変わらずお母さんが好きになれない。
こんな傷ついている娘を見ても、まだ自分の思いどおりにさせようとしている。
もちろん、それが正しいとお母さんは思っているからだけど。
そしてインシオンのことをすぐに忘れると思っているからかもだけど。
でも、自分だってシウシウの本当の父親のことを何十年経っても忘れていないんでしょ。
別の人と結婚しても、傷ついた心の傷はまだ残っているんでしょ?
だったら娘の傷だって、ずっと残ると分かってもいいのに。
次回はまた波乱が起きそう。
どうなるんだろうー!?
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秀秀に幸せになって欲しい、ただその想いで
自分の心に鍵をかけて。。。
辛すぎました。
姐姐仰るように、秀秀ママは自分の二の舞をさけたい
との気持ちで一杯なのでしょうけれど、
複雑になりますよね。
秀秀も最後はママのところで泣くしかないなんて、
本当に切なかったです。
次回もまた騒動がありそうですね。
突然激しく動き始めました。
少しでもいい方向に行って欲しいです。