中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第10話 あらすじ

パーティー会場で1人で佇む藍蘭に近づいた韓青は「なぜ姿を消してた」と聞く。「聞かないで。あなたは私に今の生活を与えられない。生きる世界が違う」と返す藍蘭。行こうとする藍蘭の腕を韓青がつかんだ時、殷正と殷成貴が来る。

「ずっと放っておいてすまない」と藍蘭に謝る殷正。殷正は両親に紹介すると言うが、藍蘭は「緊張してるの。紹介するのは今度でいいわ」と躊躇する。それでも「怖がることない」と言い、殷正は連れて行く。その姿を殷成貴と韓青が目で追っていた。


殷正は藍蘭を両親に紹介。「張暁に似てるでしょう」と殷正が言うと、にこやかな顔で「確かに」と震天は返す。「張暁って?」と聞く趙嵐に「会社の新人です」と答える殷正。
趙嵐は呼ばれ席を立つ。

殷正は用意した懐中時計の贈り物を震天に渡す。「ありがとう」と言いながら震天が箱を開けると、中には宝物探しの仲間と撮った写真が入っていた。その写真には"人殺し"と書かれている。顔色の変わった震天は、何も言わずに席を立つ。追いかける殷正。

エレベーターの前で、訳の分からない殷正は理由を震天に聞く。しかし震天は何も答えない。怒った殷正は「あなたのためにパーティーを開いたんじゃない。母のためです。母を悲しませたくない。僕は譲歩しているのに何が不満なんですか。父親面する資格はない。父の敵だ」と怒りをぶつける。カッとした震天は殷正の頬を叩き「バカ者。なぜ25年前の話しを根に持つ?どこまで私を追い詰める気だ」と怒鳴りつける。

殷正と震天がにらみ合っているところに、エレベーターから趙嵐が。すぐに何かあったと察する趙嵐。「仕打ちは忘れない」と言い、殷正は行ってしまう。震天も趙嵐の問いかけを振り切り、何も言わずにエレベーターの中へ。残された趙嵐は涙を流す。


殷正は贈り物の箱の中に写真を見つける。その写真をポケットに入れ、贈り物はゴミ箱に捨ててしまう殷正。怒りが抑えられない殷正は、目の前にあった鏡に拳をぶつけ、手から血を流す。


パーティー会場を出た藍蘭に殷成貴から電話が。藍蘭が「指示通りやったわ。二度と私に構わないで」と言うと「もう私たちは同じ穴のムジナだ。今日はよくやった。昔の瑪娃を思い出したぞ」と言う殷成貴。電話を切った藍蘭は、動揺し殷正に電話するが、酒をあびるように飲んでいた殷正は気付かない。


酔ってバーを出た殷正は、偶然、張暁の乗ったタクシーの前へ。泥酔した殷正は張暁を藍蘭と間違え、そんな殷正を放っておくことができず張暁は自分の家へ連れて行く。

ソファーに寝かせた殷正が張暁の手をつかみ「藍蘭。僕じゃないんだ。君なら分かるだろう。本当に僕じゃない。恨んでいても誕生日にあんな仕打ちはしない。信じてくれ」と寝言のように言う。「信じてる」とつかまれた手を離しながら張暁が言うと、さらに「つらいよ。耐えられない」と言いながら涙を流す殷正。"氷の男"は冷血だと思ってたけど、涙を流すこともあるのね、と張暁は思う。

張暁は怪我をしている殷正の手に包帯を巻きながら、自分は藍蘭ではなく張暁だと話す。「張暁だと?会長の送り込んだスパイだな」と言う殷正。「スパイ?」と張暁にはその意味が分からない。
殷正の携帯が鳴り、相手が藍蘭だと確かめてから張暁は電話に出る。張暁だと名乗り、殷正が酔って家で寝ていることを話す張暁。

すぐに藍蘭が迎えに来る。寝ている殷正を前にしながら「善人ぶって何が狙いなの?」と張暁に聞く藍蘭。帰り道で泥酔した副会長に遭遇しただけよ、と張暁は返すが、藍蘭は「しらじらしい」と言う。彼の身に何かあったら容赦しないと。
藍蘭は殷正を起こし張暁が介抱したことを話す。手の包帯を見た藍蘭は張暁が何かしたと疑うが、自分で傷つけたことを覚えている殷正は「帰ろう」と言い、2人は帰って行く。


震天が家に帰ってくる。待っていた趙嵐は急いで出迎えるが「先に寝なさい」と言われてしまう。

書斎へ行った震天は、宝探しをした仲間の写真を見ながら、拳銃を突きけた殷成貴ともみ合いになり、銃が発砲され、1人はその銃弾にあたり、別の1人・肖華が流砂に飲み込まれてしまった時のことを思い返す。


殷正は藍蘭と自宅へ戻る。
子供だった殷正は母が震天と再婚したことが許せなかった。家を飛び出した殷正は、穴の中へ落ちてしまう。その時のことを思い出した殷正は、継父なんて偽物、体裁を繕ってるだけ、本当の父親にはなれないと藍蘭に話す。殷正を見ていると近所の女の子を思い出す、まるで彼女と同じ境遇だと言う藍蘭。殷正は藍蘭を抱き締め涙を流す。

同じ頃。着替えをしていた震天も殷正が家を飛び出した日のことを思い出していた。いつまでも帰らない殷正を心配し、雨の中、趙嵐と捜しに行った行った震天。ようやく穴の中にいる殷正を見つけた震天は「私の手につかまれ」と手を伸ばす。

寝室へ向かった震天は、さすがに取り乱し過ぎだと趙嵐に謝る。


殷正は眠りにつく。しばらくして寝室に殷成貴が入ってくる。あの写真は僕じゃない、誰かの仕業だ、と話す殷正に、誰がやったかは想像がつくはずだと言う殷成貴。殷正はもう「限界だ」と言うが、殷成貴はそれでも殷家のため、死んだ父のためにも耐えろ、待ちに待った日まであと一歩のところだと言う。ハッとして目が覚める殷正。殷成貴が寝室に入ってきたのは夢だった。


藍蘭が自分の部屋へ帰って来ると、部屋の中にいた韓青が襲いかかってくる。ベッドに押し倒される藍蘭。韓青は「君を愛してる」と言うが、藍蘭は「私の愛は消えたわ」と返す。昔の瑪娃は消えたと。それでも乱暴しようとする韓青の頭を藍蘭は置物で殴ってしまう。額から流れる韓青の血に触れ「この世って不公平なのよ。あなたは私に尽くし、懸命に私を捜したのよね。でも私たちは住む世界が違う。追い詰めないで。追い詰めたらまた私は消える」と言う藍蘭。「誓って君を逃がしやしない」と言うと韓青は部屋を出て行く。


翌日。副社長室で、昨夜は感情的になりすぎた、と震天は殷正に謝る。「とにかく写真は僕ではありません」と言う殷正。誰かが仕組んだものだと。震天はこの件は蒸し返さず水に流そうと言う。


殷正は"Z&X"の主要スタッフに接触し、引き抜こうと計画する。そんな中、Z&Xのオープン前の2店舗が火事になってしまう。さらに見本市で受注した商品の生産も断わられ、追い詰められる司瀚。司瀚は黒幕が震天だと考える。


Z&Xと契約した業者2社に手を回したのは殷正だった。しかし火事のことは心当たりがなく、妙だと思う殷正。秘書はマスコミにコメントするか聞くが、殷正は「その必要はない。釈明したところで疑われるだけだ」と言う。


ーつづくー


泥酔した殷正が、張暁の乗ったタクシーの前に現れたのも運命だよね!?
殷正は介抱してくれた張暁のことを特に何とも思わなかったかもしれないけど…、張暁が"氷の男"が冷血じゃないと分かったのは良かった!!(；△；)
記憶がなくなって殷正に嫌な印象しかなかった張暁だけど、ちょっとだけ殷正に近付いたような気がする。

殷正が震天を恨んでいるのは、殷成貴のせいかも(;´д｀)ノ
そうじゃなかったら夢に出て来ないような気がする。

殷成貴もまだまだ藍蘭を苦しめそうだけど、韓青の存在も怖い。
部屋で待ち伏せしているなんて!!（０д０∥）
藍蘭もつらい過去があったり、今もまた苦しい立場になっていて可哀想だけど…でも殷正のことだけはやっぱり譲れないよぉぉぉ(；_；)

砂漠で撃たれたのは誰!?
Z&Xの火事は誰の仕業?
写真に書かれた"人殺し"も気になる。
あぁぁ、早く続きが見たいヾ(・ω・`;)ノ


そういえば今日は司宇が出て来なかったなぁ…(o´д`o)=３
黄棣も少ししか出て来なくて残念。

ところで、ずっと殷正の子供時代の役をやっている男の子、どこかで見たことがあるなぁって思っていたの。「晴れのちボクらは恋をする」でマイク・ハーの息子くんをやった子だよね!?
ちょっとスッキリ(*≧ω≦*)



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