中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第11話 あらすじ

2店舗が放火され、忙しい日々を送っていた司瀚は、張暁から今日の予定をメールで聞かれ"最近忙しい。君の誕生日まで会えないな"と返事を出す。受け取った張暁はガッカリする。


殷正を迎えに行った藍蘭は、ホテルを替えたいと話す。居心地が悪いのではなく、あなたの近くにいたいと。殷正は手配させると言い、2人は食事へ行くためエレベーターに乗る。

何を食べるか話し、殷正と藍蘭が見つめ合っていると、突然エレベーターが故障し暗闇に。平静を装おうとしていた藍蘭だったが、子供の頃、花火が上がる中、男に乱暴されたつらい記憶がフラッシュバックし取り乱し始める。殷正は「恐くない。そばにいる。永遠に君から離れたりしない。大丈夫だ」と落ち着かせる。


送ってくれた殷正の胸にベッドで抱き締められながら「恥ずかしいわ。閉所恐怖症だとバレたわね」と言う藍蘭。殷正はもう考えるな、君は君だと言う。藍蘭が「エレベーターでの言葉は本当?それとも単なる慰め?」と涙を流すと、それを手で拭った殷正は「どの言葉だ?」と聞く。「"そばにいる。永遠に君から離れたりしない"」と藍蘭が答え、殷正は「もちろん本心だ。君が嫌でなければね」と言う。
眠りについた藍蘭は、子供の頃、片方だけしかない木蘭のピアスを見つけた時の夢を見る。

同じ頃、眠っていた張暁も、子供の頃、ハンカチに包まれていた片方だけの木蘭のピアスを見つけた時の夢を見ていた。


出社した張暁は、いつものように藍蘭の控え室へ木蘭の花を持って行く。1つ聞いていい?と張暁言うと、答える気はない、早く出て行って、と冷たく言う藍蘭。それでも張暁は「木蘭の耳飾りのことよ。私も片方だけ持ってるみたいなの」と話す。「もしかして私たち…」と張暁は続けようとするが「なぜ私に関わろうとするの?まさか私に成り代わりたいのかしら?」と藍蘭はさえぎる。張暁は誤解だと言い、ただ顔もそっくりだし同じ物を持ってることが気になると話す。そして、また「もしかして…」と。藍蘭は「考えすぎだわ。私の父は大学教授で母はオペラ歌手よ。オーストラリアで生まれ、姉妹はいない」と言う。張暁が謝り控え室を出て行くと、藍蘭は手を握りしめる。


卓越は他の社員の分と一緒に、自分の辞表も司瀚へ提出する。司瀚は驚くが、転職先が震天グループだと知り、傷つきながらも辞職ではなく解雇扱いに。「解雇なら会社から手当が支払われる」と言う司瀚。卓越は感謝する。


張暁を捜していた黄棣は、社員食堂でジャックを見つけ知らないか聞いてみる。ジャックは恋人にしては張暁にその気はなく、同僚にしては一緒に住んでいる張暁と黄棣の関係が曖昧だと思っていた。黄棣はその気がないのは俺の方で、17歳の頃の張暁は幼なじみの俺にゾッコンだった、しかし年々男を磨いていく俺に比べ、張暁は顔もスタイルも今いち、まるで魅力を感じないからすれ違い始めたと嘘をつく。最初は友達に戻って穏便に別れようとしたが、彼女はしつこくつきまとってくると。その話しを陰で聞いていた司宇は、怒って黄棣の頼んだチキンカレーを辛くしてしまう。


張暁の誕生日。会う約束をしていた司瀚が現れず、張暁は2時間も待ちぼうけをするはめに。

司瀚は昔から可愛がってくれた劉東海に連絡を取り会っていた。資金繰りに困っていた司瀚はお金を貸してほしいと頼むが、震天グループで取締役をしている劉東海は、さすがに競合相手に貸すことはできないと断わる。

司瀚が帰った後「隠れて見てないで出てこい」と言う劉東海。その言葉で別の席に座っていた震天が立ち上がる。
劉東海が「この年になっても芝居をさせられるとは。お前の見込み通り、あの子は闘志がある」と言うと「だが闘志のみでは単に空振りするだけだ。何度も揉まれてこそうまく立ち回れる」と言う震天。


殷正とチェスをした殷成貴は「古い友人いわく"天と人は通じている"ビジネスも同じ」だと話す。「最近、康司瀚の店舗が火事になったとか。これは天ですか?人ですか?」と言いながら殷成貴を見る殷正。殷成貴は火事のことは知らなかったと驚く。

殷正が帰った後「俺たちの仕業だとバレたのでは?」と殷成貴に言う韓青。「お前の手際の良さなら心配はない」と殷成貴は言う。殷正からさぐりを入れられたと韓青は感じたが、気のせいだと言う殷成貴。そして店舗が火事になれば司瀚はまず殷正を疑う、殷正は康震天の仕業だと疑い骨肉の争いが見ものになると殷成貴は笑う。


薄暗い放火に遭った店舗で司瀚が酒を飲んでいると、ケーキの入った箱を持った張暁が来る。つらそうな司瀚に「実は私も今日は結構落ち込んでるの。ある人と誕生日を過ごすはずが、2時間以上待っても現れない。でも、ここへ来て分かったわ。彼は私よりつらいって」と言う張暁。司瀚が謝り、張暁は持ってきたケーキにロウソクをともし願いごとをする。来年の26歳の誕生日には埋め合わせをすると言う司瀚。

司瀚と張暁は、即席の露店を開き、高価な香水を安売りすることに。「Z&Xは今日開店する。まだ12時前だ」と言う司瀚。張暁はさっきの願い事が"Z&Xが早く開店すること"だったと話す。
香水は次から次へと売れ、売り上げが1805万元になる。


翌日。車に乗っていた卓越に「手当を準備したから暇な時に取りにこい」と司瀚から電話がかかってくる。その後、殷正の秘書と会った卓越は、車のキーを返し「車も金も大切だが、一番大切なのは友達だ。よく分かりましたよ」と言い、震天で働くことを断わってしまう。


店にいた司瀚の元へ行った卓越は、会社は辞めない、他の仲間にも電話したと司瀚に話す。苦楽を共にするのが創業時の誓いだった、一緒に乗り越えよう、華洋グループの姜社長が出資してくれるそうだ、と話す卓越。司瀚は喜ぶが、その時、女性の悲鳴が聞こえてくる。急いで司瀚が駆けつけると、試供品を使ったという客が数分で肌に異常が現れたと言い騒ぎになっていた。司瀚は客から使った試供品を受け取り、検査することに。


「このままいけばZ&Xは1か月で消えます」と習字をしていた震天に報告した殷正は「Z&Xを調査する中、面白い発見がありました」と話す。すぐに悟り「司瀚の会社だってことか?」という震天。殷正は弟を追い詰めた兄だと僕が噂されかねないと言うが、震天は「Z&Xを潰すために方々に手を回していると聞く。つまり噂されようが構わないのだろう?」と返す。そして震天はグループの舵を取る者にとって優先されるべきは会社のこと、その他は二の次だと言う。

殷正が部屋を出て行く。会長のデスクの上には、さっきまで震天が書いていた"謀"という字があった。


ーつづくー


藍蘭は可哀想だけど…エレベーターで殷正にあんな約束して欲しくなかった"(ノ_・、)"

桐華さんの名前が出て来たのにはビックリ!!
今回、司宇におしおきされたのは黄棣でしたねo(≧∇≦o)
辛いカレーを食べる黄棣も見たかった!!
でも、司宇がコックになってから、かえって張暁との絡みがなくなったような…。
あと、やっぱりベルは司宇が好きな気がする。

放火の黒幕は殷成貴だったのねぇぇぇぇぇ!!（０д０∥）
たしかに司瀚は殷正のせいだって思ってる。
あの誕生日の写真のこともきっと震天に誤解されちゃってるよね…。
殷正は自分の甥なのにひどすぎる(；△；)

木蘭のピアスは張暁と藍蘭と初めから別々のところで手に入れたってことだよね?
張暁の持っている木蘭のピアスは、今、どこにあるんだろう?

"Z&X"もどうなるんだろう…。
卓越が戻ってきて良かったー!!と思ったら、また新たな問題がヾ(・ω・`;)ノ
で、でも、司瀚も可哀想だけど、来年の誕生日は一緒に過ごす相手が変わっててほしい!!

震天も何か企んでいそう…。



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