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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第15話 あらすじ

2019年06月21日 21時05分17秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女



「先ほどの錦覓殿の話は、きっと水神殿のお耳に入ったでしょう」と話すと潤玉は跪き「私を罰してください」と言う。「何のことか詳しく話してもらおう」と言う洛霖。潤玉は錦覓が水神の娘だと知らぬふりをし「大罪を犯しました。父と水神殿が決めた婚約に従うべきですが、錦覓殿に心を動かされてしまったのです。私は愚か者ですが迷いはありません。錦覓殿とは気持ちが通じ合っております。私には他の女子との婚姻は考えられぬゆえ、水神殿のご息女とは縁組できません。許されざる罪です。私に罰を」と言う

話を聞き“私のことが好きなのに、なぜ縁組できないと言ってるの?。水神の娘だって知らないのね”と思う錦覓。洛霖は潤玉を立たせると「約束を違えた代償はどのように?」と聞く。潤玉が「下界に落ちる覚悟も。錦覓殿を一生守れるならば、天界を離れることも辞しません」と答える。下界の人間の寿命はわずか数十年、生老病死の苦しみも味わわねばならない。「怖くないのか?」と言う洛霖。潤玉は「鴛鴦のように愛する者と一生過ごせるなら、死ぬことも怖くありません」と言う。


九霄雲殿では身内の宴が開かれていた。鳳首箜篌を弾く旭鳳を褒める天帝。天后は「旭鳳が幼い頃に私が教えました。自然から義理人情まで、箜篌ではあらゆるものを豊かに表現できます。旭鳳ならば何でも自在に表せるのです」と話す天后。六界には旭鳳に勝る箜篌の奏者はおりませぬ、と。そこに洛霖が来た知らせが。音律に詳しい水神に評価してもらおうと、天帝は「すぐに通せ」と言う。

洛霖が錦覓の手を取りながら九霄雲殿に入ってくる。不愉快になった天后が「精霊が気軽に入れるところではない」と言う。「話があるのであろう。では今日はお開きにし、日を改めて宴に興じよう」と言う天帝。洛霖は「お待ちを。私はただ我が娘が天帝に賜った5千年の霊力をお返しに来ただけです」と言う。驚く天后と天帝に「錦覓は私と梓芬の娘です」と告げる洛霖。旭鳳は喜びが溢れてくる。

天后に「その娘にだまされている」と言われ、洛霖は「ご心配は無用。梓芬が理由もなく法術によって生後間もない錦覓の霊力を制御するはずはない」と話す。そして「梓芬が亡くなった訳を陛下はご存知で?」と聞く洛霖。天帝は咳き込む。


九霄雲殿を前に潤玉は「九霄雲殿へ行けば、もう引き返せない。旭鳳を襲った犯人だと私を疑った天后は、私が水神の姻戚となれば一層つらく当たるはず。そうだろ?」と沈んだ声で鄺露に聞く。鄺露は「心から愛する相手のためならば、困難にぶつかるのも価値のあることです」と話す。「分かっている」と言い、潤玉は歩き出す。


「六界神録にこんな記載があります。業火は81種類に分類される破霊の術。瑠璃浄火を最上位に5等級に分かれ、毒火で臓腑を焼き一切を滅ぼす。歴代の火神の術です。当時…」と途中まで洛霖が話したところに潤玉が来る。遅れたことで旭鳳の演奏を聞き逃し、残念がる潤玉。
天帝は「錦覓の真の姿は何だと?どのように火霊を解消すればよいのだ」と洛霖に尋ねる。洛霖は「霜降の夜に誕生した錦覓は陰寒の体質であり、本来の姿は6弁の霜花です」と答える。潤玉は何も知らぬふりをして「水神殿のお話は、一体どういうことだ」と言う。

錦覓の前まで歩いて行った天帝は、“陰寒の体質は私からは生まれぬ”と思いながら5千年分の霊力を取る。「まさか水神の娘とはな。残念だ」と言う天帝。潤玉が「錦覓殿は間違いなく水神殿の娘だと?」と言うと、天帝は「そのとおり、錦覓は水神の娘。つまり、そなたの許婚だ」と返す。慌てて駆け寄り「錦覓が潤玉に嫁いだら、旭鳳はどうなるのだ」と言う月下仙人。潤玉は天帝と洛霖に感謝する。

洛霖は錦覓に「お前の気持ちは?」と聞く。「望まないなら…」と旭鳳は言いかけるが「旭鳳」と天后から止められてしまう。情や愛などを封印されている錦覓は、理解できないまま「縁組でしょ?喜んで。陛下と父上に感謝を」と言う。旭鳳は望みを託し、術を使って鳳翎を錦覓の髪から落とす。拾おうとした錦覓を止め、自分のぶどうの蔓を差し出し「使ってくれ」と言う潤玉。

潤玉は鳳翎を手に取り「以前、人間界でお前が落とした鳳翎を錦覓殿が拾ってしまったようだ。引き取ってくれないか?」と潤玉に言う。「返してもらいなさい」と言う天后。「今日はこれにて」と天帝が出て行き、天后も続く。

鳳翎を受け取った旭鳳は「一度、贈った物を返してもらう気はない。ましてや私が君のところで失くした物は鳳翎だけではないのだ。これを返すなら、すべて返してくれ。さもなくば、一切何も返すな」と錦覓に言う。錦覓は千年分の霊力のことだと思い、これ以上霊力を失うことはできないと急いで鳳翎を取る。そして「何も返さないわ」と言う錦覓。
旭鳳は錦覓に近づき、耳元で「明日、戌の刻に留梓池で待っている」とそっと伝えるとその場を後にする。

錦覓が「私が父上の娘であることを誰も喜んでないみたい」と言う。「錦覓殿はうれしい?」と潤玉が聞く。錦覓が頷き「錦覓殿と水神殿が喜んでいるなら、私もうれしい」と言う潤玉。錦覓は笑顔になる。


旭鳳を呼び止めた穂禾は「錦覓が水神様の娘で夜神殿下の許婚だったとは。誠に意外でした。2人が夫婦になるのは天の定めです」と話す。天帝が決めた婚姻ですから、と。「それが何だ」と言う旭鳳。穂禾は「殿下、まさか本当に錦覓に心を動かされたと?」と聞く。「君には関係ない」と旭鳳が返すと「錦覓は以前から夜神殿下とも親しく、許婚だと分かってからも火神殿下を惑わす軽薄な女子」と言う穂禾。それでも旭鳳が「私の心は決まっている」と告げ、穂禾は「ご自分の兄上である夜神殿下の許婚を奪うのは道義に反します」と言うと行ってしまう。


洛湘府。事情を知った臨秀が「まさか、あなたと梓芬の間に娘がいたとは。梓芬の身に何が起きたか知らなかった。もしも私たちが…」と言う。「梓芬はあの気性だ。事情を知らされていても結果は同じ」と話す洛霖。臨秀は「天帝の言葉を鵜呑みにし、あなたと夫婦になることはなかった。間違っていたわ。私が悪いの」とうつむく。しかし洛霖は「いや違う。悪いのは私だ。天帝を信じなければ、梓芬とそなたを傷つけなかった」と言う。

「梓芬の敵討ちを」と言う臨秀。しかし洛霖は「その気持ちは分かる。だが梓芬が秘密にしたのは私たちが報復することを心配したからに違いない。むやみに敵を討てば、その思いが無駄に」と話す。全て終わったことだ、自分たちを責めても仕方ない、錦覓に対して償うよう機会を与えられたのかも、と。涙を拭った臨秀は「錦覓は私の娘も同然よ」と言う。洛霖はそんな臨秀の手を握る。


暗い顔で座っている旭鳳に、月下仙人が話しかける。「この世は無常。錦覓が水神殿の娘だったなんて」と言う旭鳳。月下仙人は「そなたは喜ぶべきだ。血縁関係がなかったのだからな」と言う。しかし旭鳳は「喜ぶのは兄上です。錦覓が許婚なのですから」と返す。「まだ夫婦ではないのだから、そなたにも望みはある。応援しておるぞ」と言う月下仙人。旭鳳は「錦覓が父上の娘ではないと九霄雲殿で分かった時、どんなに喜んだことか。でも、すぐに思い至ったのです、兄上の許婚だと」と言う。

「まさか諦める気か?」と月下仙人が聞く。旭鳳は「分かりません。これまでは何でも兄上と譲り合ってきました。しかし錦覓だけはそうはできません。私のわがままでしょうか」と話す。月下仙人は「それが真実の愛というものだ。この世のどこにも心から愛する女を譲る男などおらぬ」と言う。旭鳳は「でも私と錦覓の前途には険しい道が待っています。天帝と水神殿との約束はさておいても、母上は絶対に許してくれません。ただでさえダメなのに、兄上と奪い合うなど道義に背くことになる」とつらい気持ちを打ち明ける。

月下仙人は「私が見てきたかぎり、愛し合う者はいつか結ばれる。必死の思いで闘ったら、どうにかなるものだ。あれこれ悩む必要はない」と話す。まずは錦覓の気持ちを確かめることだ、互いの気持ちが通じ合っていれば天帝や天后はおろか上清天の斗母元君でさえ2人の仲を引き裂けぬと。


栖梧宮。“互いの心が通じ合っていれば、天帝や天后はおろか上清天の斗母元君でさえ2人の仲を引き裂けぬ”と月下仙人に言われた言葉を思い返していた旭鳳。旭鳳は用意させたちまきに、結んだ赤い糸を挟む。そこに燎原君が。旭鳳はちまきを隠す。

「黒衣の男が現れた洛湘府を見張らせましたが、男は姿を見せず鼠仙が頻繁に出はいりを。水神と鼠仙が怪しいのでは?」と言う燎原君。将来の夜神殿下の義父で、法術は黒衣の男と同じ水系だと。旭鳳は「私を襲ったのが兄上と水神殿だとしたら、2人の性格から考えてねすぐに足のつくような稚拙な手段は取らぬ。私を兄上や水神殿と仲たがいさせるために黒衣の男が仕組んだ可能性もある。今は相手に気づかれぬよう、しっかりと見張るのだ。捜査を打ち切ったように見せるため、大部隊を撤収させ数人にこっそり探らせろ」と命じる。


鼠仙は「今日はこの間の罰を受けに参りました。錦覓殿は私のせいで天后の怒りを買ったのです」と洛霖に言う。「そなたのおかげで父だと名乗れたのだ。とても感謝している」と返す洛霖。鼠仙は「それでは見返りとして、一局、お願いを」と頼む。碁盤を見て「これは…」と洛霖が言うと「水神殿と洞庭君が対局の途中だった十厄勢です」と話す鼠仙。

洛霖は「一筋縄では勝てぬ。だから降参したのだ。非常な手を使ってまで勝ちたいとは思わない」と言う。鼠仙は袖から取り出た文を碁石と一緒に碁笥の中へ入れる。「洞庭君に清静経を唱えるよう伝えてくれ。“欲を捨て去れば心は静となり、その心が澄めば精神は清となる”」と言う洛霖。鼠仙は「以前、苦しめられたことをまさかお忘れになってしまったのですか?」と聞く。洛霖は「思い煩うほどのことではない」と返す。

「今は娘に会えて流れる雲や水のごとく心安らかに過ごせれば良いのだ。無理強いはよせ。私がそなたを動かさなければ洞庭君も何もできぬ。この対局は引き分けだ」と言う洛霖。洛霖は帰る鼠仙に“道は隠れて名なし 無為にして ならざるなし”という洞庭君への伝言を頼み、碁笥に入れられた文を渡す。鼠線は「お邪魔することは二度とないでしょう」と言って去っていく。


穂禾は「錦覓は火神殿下をたぶらかそうと企み、仙童として栖梧宮に。夜神と婚約すれば思惑は断たれます」と天后に話す。潤玉が水神と姻戚になるのを急ぐのは、旭鳳と対等な立場になりたいからだと思う天后。天后は「そなたと旭鳳の縁組を早く決めねばならぬ。旭鳳の地位を固めて謀反を企てる者を断つのです」と言う。そんな中「火神殿下の到着」という声が。
天后は「後ろに隠れていて。旭鳳の真意を探ってみるわ」と言う。

天后は「潤玉と錦覓の縁談をどう思う?」と旭鳳に聞く。旭鳳は「昔、父上と水神殿が決めた事情について錦覓は知りません。縁組は自分の好きな相手とするものです」と言う。「2人が両想いかを聞いているのではない。潤玉と水神が姻戚関係となれば六界が平和に見えたとしてもそれはうわべだけ。錦覓との縁組で潤玉は花界だけでなく、水神と風神の支持を得る。そなたは1人で戦うこととなり、謀反を企む者も出て周りは敵だらけとなる」と言う天后。

旭鳳は「端的に言ってください」と言う。天后は「穂禾とは、いつ縁組を?」と聞く。「私は未熟者ゆえ、当分するつもりはありません」と旭鳳は答える。しかし天后は許さず「世継ぎの座を奪われぬよう、なるべく早く穂禾と縁組を」と言う。それでも「どうかお許しを。私は穂禾を娶ることはできません」と言う旭鳳。心から愛する相手と生きていきたい、権力のために愛を捨てることなどできないと。

「母の言うことが聞けないと?」と天后が言う。旭鳳は「息子の幸せはどうでもいいのですか?紫方雲宮を出たら、この母上との話は忘れ口外はしませんので、母上も忘れてください」と話す。
出て行く旭鳳に向かい、天后は「いつか、そなたにも理解できる日が来る。この世はそんなに単純ではない。早く目を覚まして穂禾と縁組するのです」と言う。

隠れていた穂禾が出て来ると、天后が「旭鳳を恨まないで」と詫びる。「殿下は必ず理解なさいます。なぜ殿下を恨みましょう。私が恨むのは殿下を惑わせた水神の娘・錦覓だけです」と言う穂禾。


天帝は「穂禾がそなたの娘とは意外だった」と言う。「殿下と梓芬の娘だと思っておられたようですね」と返す洛霖。天帝が「何を知っている」と尋ねると、洛霖は「大方のことは存じています」と答える。
天帝は「梓芬への想いに偽りはなかった」と話す。洛霖は「その言葉が誠であるならば、なぜ゜梓芬の心と体を傷つけたのです?」と言う。

「すべて私の嫉妬のせいだ。梓芬を手放したくなくて、そなたと臨秀を夫婦に。だが梓芬は私を恨んで他界した」と言う天帝。洛霖は「どんな最期か知っているのか?」と言う。天帝は「花界の者に聞いた。花界に戻った梓芬は毎日ふさぎ込み、最期は恨みながら亡くなったと」と答える。“梓芬、私は何も言ってはいけないのか。たとえ滅びても私たちは恨みを晴らしたい”と思う洛霖。

天帝は「自らの犯した罪は償うつもりだ」と言う。洛霖は「償う?梓芬は戻ってこない。私の娘・錦覓は4千年前に母親を奪われたのだぞ。どうやって償うと?」と声を荒げ怒りをぶつける。「もっともだ。この4千年、思い起こすたび己を許せなかった。洛霖、今では友として切に願っている。そなたと梓芬に許してもらいたいと。私は梓芬を失った。そなたまで失いたくない」と言う天帝。

洛霖は「許せぬ。許したら梓芬に申し訳ない。私にできることは梓芬の遺志を尊重し、敵を討とうと考えないことのみ。皆が幸せを享受するために梓芬一人だけが犠牲となったのだ」と言う。「錦覓が潤玉に嫁げば、そなたたちの娘に義父上と呼んでもらえる。その時が来たら、世界で一番盛大な婚礼の式典を催そう。少しでも錦覓と梓芬への償いがしたい」と天帝は話す。それを止め「錦覓が潤玉を好きでなければ、天帝陛下の息子には絶対に娘を嫁がせぬ。関わりを持ちたくないのだ」と言う洛霖。天帝は“水神が私に恨みを抱くことは許さぬ。だが錦覓には誠意を尽くしてやりたい”と思う。


ーつづくー


洛霖に錦覓と両思いだと思わせた潤玉。
愛も情もまだ分からず、純粋な錦覓の笑顔を利用して胸は痛まないの?
天后が一層つらく当たると分かってて、好きな人を巻き込むのも平気なの?
潤玉には弟思いの兄でいてほしかった。
好きな人を大切に思う人でいてほしかった。
でも、いつか自分が苦しむ日が来るような気がする。
錦覓の「好き」は「愛してる」じゃないから。

天帝・・・・・・・・・・(ㅎωㅎ*)
洛霖を友だと言いながら、水神が私に恨みを抱くことは許さぬ、ってどういうこと!?
許すも許さないも、恨まれて当然じゃない(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
何にも分かってない!!!

そして穂禾が怖い(∩˃o˂∩)
錦覓に関係なく、旭鳳が穂禾を選ぶことはないのに…( ̄▼ ̄|||)



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