体を起こしている若曦を見た雍正帝は、若曦の前まで歩いてくる。お互い見つめ合ったあと、若曦を抱きしめ涙を流す雍正帝。若曦が雍正帝の胸の中で「ごめんなさい。望んでた子供が…」と謝ると雍正帝は「気にするな。君が何より大切だ」と言う。今頃あの子は鮮やかな虹がかかり、美しい鳥や花で彩られた場所にいる、きっと喜んでいるわ、と言う若曦に「そうだな」と雍正帝は返す。そして若曦は誰も責めないように頼む。
ようやく歩けるようになった若曦を雍正帝は外へ連れて行く。雍正帝は花を一輪取り、若曦はその花の香りを楽しもうとする。しかし「薬の臭いが体に染みついてる」と寂しそうに言う若曦。そんな若曦に「君はいい香りだ」と言う雍正帝。雍正帝は口づけをしようとするが、若曦は雍正帝の口を手で押さえ「皇帝なのよ。周りを気にしなきゃ」と言う。雍正帝は若曦が元気になったら妃に封じるつもりだった。しかし雍正帝が「妃に接吻して何が悪い」と言うと、若曦は目を伏せてしまう。「前はイヤだったんじゃないの?子供に身分を与えるためでもあった。もう必要ないわ」と言う若曦に「怖いのだ。君を失うのが。だから何が何でも遅らせたくない」と雍正帝は言う。雍正帝に体を寄せ「あなたを失うのが怖い」と言う若曦。「なぜ失う」と雍正帝が聞くと、若曦は、私はここの人間じゃない、私は張暁、別の世界の人間なの、と話す。冗談だと雍正帝は思ったが、雍正帝を抱きしめながら「目が覚めたら連れ戻されているかも、ここへ来た時のように」と言う若曦。雍正帝は「君が連れ戻されても、どこにいても捜し出す」と言う。
明慧は廉親王(八皇弟)に「離縁してください」と言う。共に死ぬことは怖くないが、勅命に背けば私達以外に弘旺や屋敷の者全員が巻き添えに、と涙ながらに訴える。明慧は自ら離縁状を書き、印を持ち廉親王のもとへ。皆のために、と言われ、廉親王は泣きながら印を押す。感謝します、と言い、行きそうになる明慧を後ろからつかまえ「ずっと君の地位しか頭になく、疎かにしてきた。そして君まで巻き込んだ。私と離れたほうが君も安全だろう」と言う廉親王。明慧は廉親王の頬に手をやり「分かっています。私の想い人は永遠に親王だけですから」と言い出て行く。
雍正帝に「八福晋は先帝が決めた相手。他にも罰があるでしょう」と言う怡親王(十三皇弟)。それを耳にした若曦は、怡親王が出て来るのを待つ。
怡親王に何の話をしていたか聞く若曦。「八兄上に夫人と離縁しろと」と答える怡親王。驚いた若曦は離縁すればまた犠牲が出ると、廉親王を説得に行くことに。せいぜい陛下に叱責されるだけだと言い、怡親王も一緒に行く。
面会を断られた若曦と怡親王だったが、無理やり屋敷の中へ。廉親王は髪を乱し、酒を飲んでいた。「離縁しないで」と言う若曦に、陛下に訴えろと言い返す廉親王。廉親王は離縁すれば明慧は救えると思っていた。そんな廉親王に「なぜ夫人の気持だけ分からないの?彼女と縁を切りさえすれば、巻き込まずにすむとでも?」と若曦は言う。そして、彼女が恐れるのは幽閉や死ではなく「あなたを失うこと。命以上に大切な存在を奪われたのよ」と。はっとした廉親王は急いで駆け出し馬を走らせる。若曦と怡親王もその後を追う。
しかし、すでに遅く廉親王が向かった先で明慧は自害していた。泣き叫ぶ廉親王。「彼女は恨み言を言っただけ。君を傷つけたか?なぜこんな目に?」と廉親王は若曦に言う。何も言えず泣いている若曦に「これで満足だろう」と。我慢できなくなった怡親王は「"傷つけたか"だと?知っているか。八福晋のひと言で若曦は子供を失った。二度と子供は授からない」と怒鳴るように言う。驚く若曦。
戻ってきた若曦に早く休むように言う雍正帝。若曦は静かに「もう朝よ。朝議の時間だわ」と言う。雍正帝は若曦の頬に触れようとするが、若曦は顔をそらす。他人を案ずる彼女を放っておけないと、怡親王に若曦を見張るように言い雍正帝は朝議に向かう。自分を責めないよう、若曦に言う怡親王。「ずっと思ってた。生きるより死ぬほうが簡単だと。でも生死を共にするのはもっと難しい」と若曦は言う。誰も悪くないと言う怡親王に若曦は「私にはもう子供が授からないの?」と聞く。答えられない怡親王に「それもいいわ。紫禁城で生きても子供は苦しむだけ」と言う若曦。
自分が八福晋に会わせたせいだと自分を責める巧慧。若曦は誰にも先は読めないと話し、陛下が即位されてから2年「まだ平穏に暮らせると思ったけど、実はもう始まっていたのね」と言う。読み間違えてたと。そして、つぶやくように「今は序幕にすぎない」と言う。
離縁し自害に追い込んだと、明玉は廉親王に泣きながら怒りをぶつける。黙って涙を流していた廉親王は「そのとおり。顔向けできない。私が悪いのだ」と言う。
屋敷の中でただ1人、廉親王は支え続けてくれた明慧を思い返し、来世で100倍にして返すと言う。そして独りでは逝かせないと約束し「私が陛下に負けるのを見たくなかったのだな。ならば私は二度と引かぬ。たとえ身を滅ぼそうとも本望だ。二度と失望はさせない」と誓う。
明玉が若曦に会いに来る。若曦の前でひざまずいた明玉は、お願いがあると言う。陛下の指示で総兵に屈辱を受け、怒った十皇弟は都へ戻ろうとしなかった。陛下は罪に問い、爵位を剥奪。そして都で監禁されることに。次に追い込まれるのは私と十皇弟の番だと言う明玉。明玉は軟禁されればそばにいる、首をはねられるなら一緒に処罰を受ける覚悟はできていた。しかし今回の命令では、十皇弟だけが一生監禁される。私達を解放してほしい、無理ならいっそ死を賜ってくださいと陛下に何とか取り成してほしいと若曦に頭を下げる。涙を流し、明玉の手を取った若曦は「安心して。元凶はあなたたちじゃない。罰を受けるのもあなたたちじゃないわ」と言う。
怡親王は若曦のために十皇弟の再考を頼む。しかし厳罰を与えてこそ若曦はようやく心の平穏を得ることが出来ると聞こうとしない。奴らは若曦を巻き込もうとしてきたと。そこに若曦が来る。
若曦に下がるように言う雍正帝。初めて一緒にお酒を飲んだ時、知己となったと怡親王に話す若曦。しかし「その縁も今日で終わりね」と言う。若曦は何もかも正直に話したいと、遠い昔、廉親王に「"第四皇子に注意を。隆科多や年羹堯にも"」と言ったと話す。「本当よ。私は知ってた、何もかもね。だから廉親王に忠告した」と。そして怡親王に「許して。あなたの軟禁はあなたの知己が招いた。私が警告したせいで廉親王は策を考え第四皇子を陥れ、あなたまで巻き添えに」と涙を流し頭を下げる。拳を強く握る雍正帝。「廉親王たちが仕掛けたけれど、発端は私。彼らにあんなマネをさせたのは、あなたの最愛の人。恨む相手が違ってたのよ」と若曦は雍正帝に言う。
ーつづくー
今回は明慧が亡くなりました。一途だったから、廉親王がいなくては生きていけなかったのね(/_;)
廉親王がとてもつらそうで…。
でも…人にアドバイスをする時はいろいろ注意しなくてはいけないと思うけど、最終的にそれを聞いてどうするか、どういう行動をとるかは本人の責任だと思うの。違う?
「彼女は恨み言を言っただけ。君を傷つけたか?」って廉親王が言った時はカチーンときたの。それで怡親王が「"傷つけたか"だと?知っているか。八福晋のひと言で若曦は子供を失った」って言ってくれた時は「そうよっ」って思ったんだけど、次の瞬間「二度と子供は授からない」って……おーーーーい怡親王Σ(T▽T;)
それにしても…何で八派の人たちは皆若曦に言うんだろう(TωT)
若曦と雍正帝がお散歩していた時はすごく良かったのに…。
でも、その時に言った「君が連れ戻されても、どこにいても捜し出す」を信じたい。
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます。
今日の救いはこの一言でした…
8爺にはもうあきれ返ってしまいました
仮にも愛した人の忠告を、ぺらぺらと他の人に言うのかって
そういえば何人もいる前で漏らしてた場面がありましたね・・・
4爺の心を傷つけないでよ~若曦はひどい><;
あんな言葉はないよ、自分が元凶だったらなんで4爺を追い詰めるの?
4爺も最後は皇帝になったけどすご~く辛い思いをして勝ち取ったのよ!
あの忠告が無ければもっとすんなり皇帝になれたかもしれないのだもの、なのに彼らの事ばかりかばって・・・
まだ4爺に甘えてるのと同じ!
玉檀の想いが届いてたのは救いでした
今日もあらすじをありがとうございます。
辛かった・・・
リピ無しです(涙)
明慧さん、
あんなに賢く素晴らしく一途な女性でしたのに・・・
賢いんだったら、若曦ちゃんにあんなこと言っちゃって・・・神経ピリピリの陛下に若曦ちゃんと会っただけでも、どうなるか、後のことがわからなかったのかな~。もう、何もかも諦めて、穏やかに生きていくはずだったのでは?だから、厳しいようですが、自害はただ、逃げただけのように思ってしまいます。
重苦しいです。
心が押しつぶされています。
若曦ちゃん、正直過ぎます。
あなたは、何も悪くないです。
誰か、若曦ちゃんを救ってーーー
あ、いた!
十四様ーーーーー、早く若曦ちゃんと駆け落ちでも何でもして下さい!!!
このままでは、陛下も若曦ちゃんもボロボロだよーーー(すでにボロボロかもしれませんが)
でも、うささん、
私も信じています、「君が連れ戻されても、どこにいても捜し出す」の言葉を・・・
矛盾していますが・・・
それだけ、新京の心の中も複雑な想いでいっぱいなんです(涙)
ジャクギと四爺の散歩のとこ、床での亡くなってしまった子供の話をする二人の姿が嬉しかったです。
二人とも、優しい顔しています。二人で何処かに行って暮らして欲しい( ; ; )皇帝は嫌!って思っていたら…
明慧が、亡くなってしまうなんて( ; ; )私はあてつけなの~(。-_-。)って思ったの…だって生きてれば、遠くからでも見守れるでしょう?
愛しているなら、悲しませちゃダメよ~
十三爺が八爺に「二度と子供を産めない身体に…」って言ってしまったのはね…(実は私もビックリしたのだけれど)つつみ隠さず言わないと八爺が納得いかないからかな?「流産」だけなら又授かるって思うでしょう?十三爺派の私が思いました。四爺怒るかな~って思ったけどスルーしてくれて?良かった~
明玉も必死ですよね~十爺を愛してるのよね~この姉妹は情熱的ですね~
頼られるとジャクギは…ああなるよね( ; ; )
二人の関係はどうなるの?あの散歩の時のように…思い合って欲しいよ!
昨日の九爺は、許せない!この人は人間を愛した事がないんですよ!冷たいひと、明慧をも利用したよね( ̄^ ̄)ゞ
玉壇の事好きなのかな~って思ったけど(思い出に浸ってたときは)でも違うと思う。
功慧が、ジャクギの侍女になって少し安心したよね~四爺がつけてくれたのよね~
よく気がつくよね~ジャクギの事は(^ ^)
又長い3日間が( ; ; )又お邪魔させて下さいね~
いつもありがとう~
目を覚ました若曦のもとにやってきて話をしていた時の雍正帝の涙に私は雍正帝の深い愛を感じました。そしてお庭?での二人の会話、穏やかな時間はきっとこれが最後なんじゃないのかなぁって思ってしまいました。雍正帝の「君が連れ戻されても、どこにいても捜し出す」っていう言葉、私も信じたい。この言葉だけが心の支えです(T-T)
明慧の最期は、彼女らしいものだったと思いました。廉親王を想い、支え続けた明慧が貫いた愛は凄いなぁと。
っていうか、怡親王ー!!「2度と子供は授からない」って、言っちゃだめでしょー!!!確かにあそこで、怡親王が廉親王に言ってくれてスッキリしたけど、その先はだめだってー!っとツッコミ入れました(^_^;)
若曦の性格なら、真実を打ち明けますよね。すべてを覚悟の上で。でも、第八皇子との関係は「姉の夫なので、よく言葉を交わしていた」程度にとどめるんだなぁって、それはそうか……って思っちゃった。
私も新京さんと一緒!第十四皇子しか若曦を救えないー!助けてー!!って言いたい。個人的に、ここ何日か全然登場してないから、出てきて欲しいって気持ちも(笑)
ついに来週3話で終わっちゃう(T_T)ながーい3日間。だけど月曜日が来てほしくない気持ちもあります。見たいけど、見たくないよー(ToT)私もまた遊びに来まーす(*^^*)
前半は平穏な日々を取り戻し、
四爺の愛をまた感じられるようになったRuoxi だったのに。。。
情報収集網が確立できていない頃の事情が分からない四爺と
自分の考えが正しいと思うRuoxi、
その両方が上滑り、傷つけ合っているように思えてなりません。
もしかして、まだRuoxiは過去を知る現代人として
自分が過去に影響を与えられると勘違いしている???
客観的に、冷静に振り返れば、
八爺の皇位願望を変えられず、
四爺との子どもも生まれなかった
という事実だけでも歴史を変えられないことの証明のはず。。。
命知らずの十三妹は、客観的に状況を把握し、意見・行動できることだったはず。
いまは自責の念に駆られ、周囲に対して“いい人”になろうとしているように見えます。
その矛先が、雍正帝でない四爺に向けられている。。。
あぁ、なぜ、なぜ、なぜ、Ruoxi?
という思いでいっぱいです。
十三爺軟禁の前日、
Ruoxiが十三爺に、
八爺と自分のことを四爺の耳に入れないでほしい
と言っていましたが、
四爺には隠すべきではなかったと悔やまれます。。。
基本的に、四爺は兄弟仲良くが優先していた思うからこそ
隠すことにより、ここまで傷が広がる(残酷になる)前に、
四爺なら手を打てたことが多かったはず。。。
情報が欠けると、適切な判断、行動ができないこと痛感した回でした。
3日空きますね、、、そして来週で終わってしまいます(泣)
ここのところあまりにも重すぎるので、
気分転換に、こちらのドラマのNG集を探してしまいました。
うささんのお許しをいただけるのであれば、皆さんにもご紹介したいです。
(中国王朝展)の情報ありがとうございます!2月の神戸いってみたい。豆大福さんやAppleさんも蒼穹の昴から清朝に興味深くなりましたか?もっと 中国のドラマを放送してほしいです。うささんのおかげで このドラマを通して皆さんと繋がってるのが 本当にありがたいです☆でもジャグギつらい結果になりそうな予感がして怖いです。
ソファ~とかベンチとかシートとかゴザ(新京のみでしたが)とかが懐かしく思えます。
ここ数日は、ソファ~とかベンチとかって雰囲気ではなかったですからね・・・
あいさんの言うとおり、陛下と若曦ちゃんの穏やかな時間はもうないような気がします(涙)
うぅぅぅ、寝不足にワインが効いてきましたーーー
ワインの力(?)を借りて、得意の妄想で、気分転換しなくては!!!
でも・・・だめかもしれない・・・(涙)
拙いですが、直訳でこんな感じ。徐々にヒートアップしながら読んで頂くと雰囲気伝わるかも。
十三:傷つけていないだって?知っているか。八福晋のひと言のせいで、若曦のおなかの子は亡くなってしまったし、彼女も生涯もう二度と子どもを授かることが出来なくなってしまったんだぞ!
あんまり変わらないかな…!?
そして…私個人的な考えですが、ジャクギは多分最初から子供を授かることが出来ないという設定ではありませんか。もし男の子が生んだら…四爺は必ずあの子を皇太子に任命しますね、もしそうだとしたら、歴史を変わりますかもね…大変なことになっちゃうから、今のほうにするのが…ストーリーの展開にもっと良いではないかって思ってます…でも、ただ私だけの考えですよ。
こんな悲しいことは望んでませんけどね…
みなさま、あんなに冷静に心情を読みあっていたのに、バランスが崩れてしまいボロボロですね。
全て裏目に出てしまってますね。
八爺~、気を確かにね!
私が好きな八爺はどこにいったの?と思いつつ、
ホントに皇位を諦めてたのかな?って思いつつ、
やっぱり気の毒~!
雍正帝も、極論ばかりで怖いよ。
みんなが不憫で、十三爺が軟禁決定された次にたくさん泣けたのよ。
なのに…十三爺よ、うっかり言っちゃダメよ~!涙ボロボロの私もツッコミ入れたし!
ジャクちゃん、ぶっ倒れなかいか心配したよ!
それと覚悟を決めて、お酒を持ってきた時は、毒が入ってるかと思ってドキドキしちゃった。
二人共、すごく動揺してましたねぇ。
どぉなるのぉ(ToT)
来世でも捜してくれる気持は揺るがないでね~!