【登場人物】
白浅(はくせん)/司音(しいん)/素素(そそ)…楊冪
夜華(やか)…趙又廷
折顔(せつがん)…張智堯
司命星君(しめいせいくん)…王骁
疊風(ちょうほう)…賴藝
成玉元君(せいぎょくげんくん)…王汀
「大きすぎる代償」
十里桃林まで天枢が迎えに来て折顔が夜華のために天宮へ行く。修為をすべて丹薬にした夜華はすっかり弱り、あと数刻遅ければ折顔でも救えないほどだった。それでも丹薬を白浅に渡したと聞き、よかったと言う夜華。折顔は天君に即位する際、雷と荒火に耐えられないと怒るが、夜華は構わないと言う。
目覚めた疊雍が居眠りをしていた白浅を起こす。すぐに脈を診た白浅は、ほぼ全快したと分かる。ここ数日ずっと自分のそばにいてくれ父の出したお触れのこともあり、白浅が自分に嫁ぎたくて看病していたと思い込む疊雍。感謝しているが従者殿(白浅)は私の好みの女子ではないと疊雍に言われ、白浅は疊雍の胸に入れていた玉魂を奪うように取って出て行く。
白浅が寝殿にいると、慌てた様子で疊風が呼びに来る。
疊雍のもとへ連れてこられた白浅は追魂術を使って探ってみることに。すると墨淵を養う仙気がこれまでと違い膨大で勢いがあり、まったく近づけない白浅。墨淵がじき目覚めることが分かるが、同時に折顔ではなく夜華の仙気だと気づく。
白浅が会いに来たと知り急いで着替える夜華。夜華は平静を装っているが、左手を白浅に触らせようとしない。白浅は追魂術を使い疊雍の元神に入ったことを話し、神芝草を守る猛獣はどんな姿形なのか聞く。折顔がくれた丹薬はあなたが作ったのよね?修為はだ残ってる?と。夜華は瀛州を通りかかった時ふと神芝草を思い出し何株か採って来た、猛獣の姿形は美しくないと答える。
無理して明るく振る舞う夜華に、白浅はもう少し右手も使ったら?と言う。それでも落ち着き払い、うっかり檮杌に噛まれてな、と右腕を触りながら言う夜華。だが軽い傷で一月(ひとつき)で治ると。しかし白浅はそれが自分のためについてくれている嘘だと分かっていた。
夜華が耐えられそうもないと感じ、白浅はゆっくり休むように言うと出て行く。我慢していた夜華が咳き込み、それを耳にした白浅はつらくなる。
十里桃林。白浅に問い詰められ、罪悪感を抱えていた折顔も重い口を開く。夜華は白浅を西海にとどめ、瀛州の神芝草は天に背く一掃したいと天君に奏上を出したと話す折顔。夜華は用意周到で、あの奏状があったから夜華がお前のために満身創痍になったとは考えないと。夜華から3日間、結魄灯を見守れと念を押されたのはそのためだったと分かる白浅。
折顔は傷の手当はしたが右腕を失った、私が作ってやった腕は数万年ほどで徐々に使えるようになるかもしれないと言う。
夜華のそばにいたい白浅は、だまされてるふりをしながら夜華のそばにいることにする。折顔は滋養の丹薬を白浅に持たせることに。
夜華のもとへ行った白浅は、あなたの手が心配で何か手伝えればと思って来たと話す。そして阿離の宮殿に泊まり、明日また来ると出て行こうとする。そんな白浅を後ろから片手で抱きしめる夜華。夜華は私には左腕しかない、嫌なら振りほどけと言う。じゃあ寝台を半分使ってもいい?と言う白浅。
白浅と夜華は寝台に横になる。背を向けている白浅に、すべてて知ったのだな、やはり借りを作れないのだなと夜華は言う。
寝静まった頃、夜華は突然咳き込み白浅に気づかれないよう寝台を抜け出す。白浅は気づいていたが、つらくても外で吐血する夜華を寝台から見守ることしかできない。
夜華が戻って来ると、背を向けていた白浅は涙を拭き寝返りをしたふりをして夜華に手を回す。
若水の河畔に来た翼族の将軍と兵は、東皇鐘の周りの水が赤くなり赤い雲が垂れ込めた空も見る。先王だと思う将軍。
臙脂は自分の修為で丹薬を作ろうとするが失敗する。そこに来た離鏡が駆け寄り、我らの妖気を丹薬にできるのは墨淵の煉丹炉だけ、しかし我らは崑崙虚の敵だと話す。どうしても丹薬を作りたい臙脂は、それでも崑崙虚に行くと言う。離鏡は許さず臙脂を部屋に閉じ込め誰も中に入れないよう兵に命じる。
若水が突然赤くなり、紅蓮業火も現れたと報告を受ける離鏡。
慌ただしさの中、臙脂は子を連れ翼界を抜け出す。
白浅がひそかに紫宸殿に来ていることを宮女から聞く素錦。素錦は白浅を見張り、何かあれば知らせるよう告げる。
高圧的な白浅が天宮に嫁いできたら素錦様が苦労なさると心配する辛奴。素錦はあの者の致命的な弱点を見つけたわ、夜華を深く愛してることよ、いずれ機を見てゆっくり素素のことを話すわと言う。
阿離とさとうきびを運んでいた成玉元君は、東華帝君と霊宝天尊を見かける。
上古の神々は次々と大難に遭い混沌に戻った、生き残ったのはわずかだ、天君も大難に遭ったようなものではと言う霊宝天尊。帝君はいかにも、心が死ぬほどの難だと返す。そんな2人の会話を聞いてしまった成玉元君は落ち込む。
気にかけてくれる阿離に、霊宝天尊の口ぶりだと帝君は危険、大難を乗り越えた神仙はほとんどいない、大難に遭うということは混沌に戻るということと話す。帝君が死んじゃうの?と驚く阿離。阿離が上神の母上も大難に遭ったらどうしようと心配すると、成玉元君はどんな貴い神仙も命には限りがある、早く母上に親孝行しなければと言う。
ーつづくー
疊雍の勘違いが可笑しくて可笑しくて(*´艸`*)
白浅は好きでもない相手から振られちゃうという。
もう大爆笑(≧▽≦)
白浅は確かにすごく心配してたけど!!
夜華が自分のために大きな犠牲を払ったと知った白浅。
それだけでもつらいのに、好きな人が苦しんでいる姿は苦しい(;д;)
それに、だまされてるふりもしなくちゃいけないものね…。
さとうきびを運ぶ(引きずる?)阿離がかわい〜(*´꒳`*)
だけど成玉元君は深刻な話を聞いてしまって。
でも大難とは違うような…?
この話の展開も気になる。
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