そんなパク・キュも隣の牢に入れられてしまうのだった。~かいつまんだあらすじ(ネタバレ?)~
捕らえられたウィリアムとパク・キュ。牢に入る直前、パク・キュは「ボジンは無事なのか?生きているのか?」と怒鳴るようにウィリアムに聞く。ウィリアムは立ち止まり「ソリンに捕まってる」と静かに答え、牢に入れられてしまう。パク・キュはまだソリンに捕まっている事に驚く。
捕らえられていたボジンは、連れて行かれるボジンを見ていたヤンに助けられていた。ヤンとボジンは、以前ウィリアムが世話になっていたパク・ヨンの家を訪ねる。
パク・キュが世子様を王座に就かせようとウィリアムと陰謀を企てたと、とパク・ヨンが話すと、それはソリンの策略だ、とヤンが言う。ボジンが子犬を抱きながら泣きそうな声で「どうしよう。何か方法はない?」とヤンに聞くが、2人は王宮で捕らえられてる、諦めろと言われてしまう。ボジンはあたしが王様に何もかも話せばいい、と言うが「王様がお前の話など聞くものか」とヤンは言う。それでもボジンは黙ってみていられないと言と、ある事をひらめく。
「やはりそうか。ボジン…あの娘のためだったか」とパク・キュは隣の牢にいるウィリアムに言う。「君が僕の立場でもこうしたはずだよ」とウイリアムがそれに答えるように言う。ようやく分かった、僕は君を…誤解してた、ごめん、それから…ありがとう、ボジンは生きてるかな?と言うウィリアムに、涙を流しながら「すべて…私のせいだ」と言うパク・キュ。それを聞いたウィリアムは、でも僕はボジンに会えて、君に会えて幸せだったよ、と言う。パク・キュも「私も、お前たちに会えて幸せだった」と言う。
ソリンは多くの国と自由に交易し、他国に引けを取らぬ強固の朝鮮を作ること、それが王様の夢では?とおじいに聞く。おじいは海を見ていた顔をソリンに向けると、富国強兵という名分でタムナを外国に売るというのか?と言う。それに、外圧ではなく我々の手で国を開くのです、それが王様と私の父の悲願だったはず、とソリンが答える。
王の前で処罰を受けようとしているパク・キュ。ウィリアムもその後ろでイスに縛られながら座っていた。ボジンは女官にまぎれこみ、列に並んでその様子を伺っている。パク・キュは「王様。王様は家臣にとっては天です。命乞いはしません。ただ奸臣に惑わされず、目をお覚ましください。お聞き届けを」と言う。最後のいい分は聞いてやる、とパク・キュに言う王。それを聞いたパク・キュは「私が守りたいのは、己の命ではなく朝鮮の命です。その息吹は今まで朝廷が軽んじて来た南の罪人の島にありました。石や風、山や海と共に生きる喜びを分かち合う所。心と魂で世を見つめる所。それがタムナ、済州でした」と言う。御史を務めたくらいで国王に教えを説く気か、と王が言うと、そこには荒波にもまれて生きる海女がいます、タムナを心から愛し、漁をする女たちです、海女たちが安心してアワビを取り、幸多き人生を送れるよう…タムナを我が朝鮮の地としてお守りください、と言うのだった。
その時、犬の鳴き声が聞こえてくる。それはボジンが連れてきた子犬だった。
服に隠していた子犬が逃げ出し、それを追いかけるボジン。その犬を捕まえようとした時、その子犬を見つけ笑いながら近づいてきた王が先に子犬を抱き上げる。その人物を見てボジンは驚くが、子犬を捕まえようとしたのがボジンだと気づいたパク・キュとウィリアムも驚いてしまう。「なぜ女官が王宮で犬を連れておる?」と聞く王にボジンは戸惑いながら「あたしは違います」と答える。話しに出たタムナから来た海女です、と言い、王の前に跪く。そして「王様、タムナはこんなふうに争い殺し合うところではありません。タムナではパク・キュは両班ではありませんでした。異様人も島民にとっては家族でした。2人は良い人でございます。私の命に懸けて誓います。どうかお許しを。命をお助けください」と涙を流しながら懇願する。そしてボジンはウィリアムのところまで駆け寄ると、ウィリアムが押されたソリン商団の焼印を王に見せ「ソリンのの焼印です」と言う。王も急いでそこに歩み寄り、その焼印を見ると「一体どういうことだ?」と言う。ウィリアムはソリンに捕まったあたしを助けようとしたんです、だからウソをつくしかなかったんです、とボジンは訴える。
王はおじいのよこした"ソヒョン世子様とパク・チョルの息子パク・キュ、そして1人の異様人が謀反を企てたと聞いた。それは私を担ぎ上げ王座を奪おうとするある商談の策略にすぎぬ。世子とパクは阻止しようとして罠にはめられたのだ。これ以上私のせいで犠牲を出したくない。私はもう愚かな夢を見ることはない。この地に骨を埋めるつもりだ"と書かれた書状を思い出す。「なるほど。己の背中に焼きごてを当てることはできぬ。最初から話してみよ」と王が言う。それを聞き、ウィリアムは「ボジンが無事に戻ったので何もかも話せます」と言うと、慌てて領儀政が駆け寄り「罪人が罪を免れようとでっちあげる作り話…」と言い始めるが「黙れ」と王がそれを止め怯える領儀政を見て「領儀政が逃げぬよう取り押さえろ」と命じるのだった。パク・キュは立ち上がり、少し誇らし気なボジンに微笑む。
済州 飛揚港
船から役人が大きな箱を運ぼうとしていた。それを止められ困っているとキム使房が現れ「県監様の大切な荷物だ傷がいたら責任をとれるのか?」と言いその場を助けてくれる。
その箱を海女や村人の前で開くと、中からはボジンとパク・キュ、そしてウィリアムが出て来てみんなは喜ぶ。
作らされてる港について皆からパク・キュは聞く。明日の夜、取引のようです、とキム使房がパク・キュに言うと、そしたらタムナは奴らのものになるのかと、心配する村人たち。みんなで力を合わせようと言う話しになる。
船を苛立つように待つソリンは、東インド会社の船が"港には入らない"とチヨンに聞かされる。説得する手紙を書こうと提案されるが、ソリンは銀を船に積み我々が赴こう、と言い出す。背に腹は帰られぬと。そして、ソリンも船に乗ると言う。
東インド会社の船の上で、ヤンがいいのか?と聞かれ「もし要求に従い、港に入って罠だったら危険です」と言う。今回は用心して船で取引しましょう、と。
村人たちをともない、パク・キュとウィリアムはソリン商団に作った港に乗り込む。「大行首さまを船へ」と言い、パク・キュとにらみ合うチヨン。そして村人やチヨンの手下も含め、お互いに向かって走り戦いが始まる。
チヨンは戦いにまぎれ、まだ船に乗っていなかったソリンの手を引き船に乗る。それを懸命に追いかけ出港しはじめた船に飛び乗るパクキュ。
タムナを守るため海女たちも一斉に海の中へ。そして、ソリンの乗った船を潜りながら追いかける。そして、船底に来ると、いつも漁で使っている道具を使い、船に穴を開け始めるのだった。船の上ではパク・キュが懸命に敵を倒していた。そこにチヨンがやってくる。
チヨンはパク・キュを蹴り倒し立ち上がったパク・キュはチヨンに追いつめられてしまう。パク・キュはソリンに向かい「これが朝鮮に対するお前の復讐か?」と聞く。ソリンは笑いながら「これが私の父の復讐であり、私の夢だ」と答える。
ボジンが舟の上で追いつめられているパク・キュを見て「流人!」と叫び、その声にウィリアムが振り向く。パク・キュは振り上げられたチヨンの剣によって切られ、そのまま海へ落ちて行く。血を流し、深い海の底へ沈んでいくパク・キュ。その衝撃に身動きがとれなかったボジンはハッとすると、パク・キュめがけて泳ぎ始める。落ちて行くパク・キュを見つけ、手をのばし、パク・キュの手を握るボジン。その身体を抱きしめ海上へ向かい泳ぐ。
ようやく海女がソリンの乗った舟の底に穴をあける。勢い良く入る水に舟は傾き、チヨンが調べに行って帰ってくると「船底に穴が開きました」と動揺しながらソリンに報告する。ソリンは目を見開き「どういうことだ?」と信じられないという顔をする。また大きく揺れる舟に「銀を海へ。舟が沈みます」とチヨンがソリンに言うが「それはできぬ。銀を捨てる?長年の夢を捨てろと?」と言う。早く舟を捨て逃げるのです、とさらにチヨンが言うと「いっそ、すべてを胸に抱いたまま命を捨てる」と言い、震える手をチヨンの手に持っていく。
岸にパク・キュを運んだボジンはピクリとも動かないパク・キュを見て、ソルムンデ婆に助けてくださいと泣きながら天に向かい祈る。頬を叩いたり、息を吹き込んだりしても動かない。「死なないで、まだ好きだって伝えてないのに」と胸を数回叩く。すると、パク・キュは水を吐き目を開けるのだった。ボジンを見たパク・キュは「子馬(ボジンのこと)」と小さな声で言う。そして起き上がると、泣きじゃくるボジンの髪を愛おしそうになで抱きしめる。そんなパク・キュに「もうあたしを置いて、どこにもいかないで。どこにもいかないでよ」とボジンは言う。その2人を遠くからウィリアムは見ると、その場から離れる。
港で初めて見る異様人の大きな舟に、海女たちは驚く。ウィリアムはボジンの妹ボソルから絵をもらい「タムナを忘れないで」と言われ、頷く。みんなが見送る中にボジンの姿はない。パク・キュが近づきウィリアムに手を差し出す。戸惑っているウィリアムに「どうした?お前の国の挨拶だろう」とパク・キュが言うと、ウィリアムはその手に自分の手を持っていき、二人は握り合う。
「僕は英国に帰ったら美しいタナムと君たちの話しをみんなに聞かせるよ」とウィリアムが言う。そして、「ボジンを頼むよ」と言うのだった。達者でな、と言うパク・キュを、ウィリアムは抱きしめ、元気で、と言う。再び強く握手をし、ウィリアムは舟に乗って出港する。その舟にヤンも乗っている。
ーウィリアムが出港する前夜ー
英国に帰ったらタムナが恋しくなるよ、タムナは僕にとってボジンだから、とボジンに話すウィリアム。あたしも絶対に忘れないと思う、きっと恋しくなる、とボジンは言う。「覚えてる?あんたは友達だからあたしが守ってあげるって約束」と言うとウィリアムは頷く。お国に帰すことがあんたを守ることなんだ、ごめんね、とボジンは涙を流しながら言う。ウィリアムはボジンの頬をつたう涙を拭うと「君が泣くのはこれが最後だといいな」と言う。
舟に乗るウィリアムは「僕の美しい海女ボジン、さよなら」とつぶやく。
そんなウィリアムの乗った舟をボジンは独り、別の場所から見送っていた。
済州牧使がサンバンコルに来ていると聞き、ボジンたち海女も向かう。済州牧使はボジンの家に来ていた。家から出て来て縁台に座った済州牧使は、パク・キュだった。迎えに来ていたキム使房が頭を下げると、集まっていた人々がどよめく。
そしてキム使房らにうながされ、ボジンだけパク・キュの前に行く。「流人?」と言うと「子馬」とパク・キュは言う。パク・キュと見つめ合いながら涙をいっぱいためたボジンが「流人」ともう一度言うと、パク・キュが微笑む。ボジンもその姿にめいっぱい笑顔を作るのだった。
ーおわりー
~感想~
は~
終わっちゃいました
すごく面白いドラマだったので、寂しい
書きたいことはいっぱいあるけど
やっぱりカットされているところが多いからか
前回と今回がすごく急ぎ足だったような気がする
詰め込んじゃった感があってちょっと残念です
王様も思ったより悪い人じゃなくて
良かった
あのボジンが連れてきたわんこは
王様が飼うことになったのかなぁ?
名前つけるって言ったし
怖い王様が笑いながら子犬を捕まえた姿は
可愛いかったです
ソリンも…ちょっと可哀想な人でした
可哀想というより、哀れというか…
復讐は良くないことでも
ソリンにとってはそれがなければ
生きて来れなかったのかもしれないなって…
そう考えるとすごく切なくなります
ここ数話で
ちょっとウィリアムがイヤな人っぽくなっていたけど
最終回でソリン商団と闘うウィリアムは
すごく格好良かったです
特にボジンを助けたところ
パク・キュとの誤解も解け、最後は男同士の友情で結ばれて
本当に良かった
だけど、お別れはやっぱり悲しかったな
この時代だと二度と会えないだろうし
手紙なんかのやりとりも出来ないですよね…
本当にお別れっていう感じで…
ラストは…ボジンとパク・キュは
ハッピーエンドってことでいいのかな?
15
↓励みにさせていただいてます。よかったらポチッと押してください
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捕らえられたウィリアムとパク・キュ。牢に入る直前、パク・キュは「ボジンは無事なのか?生きているのか?」と怒鳴るようにウィリアムに聞く。ウィリアムは立ち止まり「ソリンに捕まってる」と静かに答え、牢に入れられてしまう。パク・キュはまだソリンに捕まっている事に驚く。
捕らえられていたボジンは、連れて行かれるボジンを見ていたヤンに助けられていた。ヤンとボジンは、以前ウィリアムが世話になっていたパク・ヨンの家を訪ねる。
パク・キュが世子様を王座に就かせようとウィリアムと陰謀を企てたと、とパク・ヨンが話すと、それはソリンの策略だ、とヤンが言う。ボジンが子犬を抱きながら泣きそうな声で「どうしよう。何か方法はない?」とヤンに聞くが、2人は王宮で捕らえられてる、諦めろと言われてしまう。ボジンはあたしが王様に何もかも話せばいい、と言うが「王様がお前の話など聞くものか」とヤンは言う。それでもボジンは黙ってみていられないと言と、ある事をひらめく。
「やはりそうか。ボジン…あの娘のためだったか」とパク・キュは隣の牢にいるウィリアムに言う。「君が僕の立場でもこうしたはずだよ」とウイリアムがそれに答えるように言う。ようやく分かった、僕は君を…誤解してた、ごめん、それから…ありがとう、ボジンは生きてるかな?と言うウィリアムに、涙を流しながら「すべて…私のせいだ」と言うパク・キュ。それを聞いたウィリアムは、でも僕はボジンに会えて、君に会えて幸せだったよ、と言う。パク・キュも「私も、お前たちに会えて幸せだった」と言う。
ソリンは多くの国と自由に交易し、他国に引けを取らぬ強固の朝鮮を作ること、それが王様の夢では?とおじいに聞く。おじいは海を見ていた顔をソリンに向けると、富国強兵という名分でタムナを外国に売るというのか?と言う。それに、外圧ではなく我々の手で国を開くのです、それが王様と私の父の悲願だったはず、とソリンが答える。
王の前で処罰を受けようとしているパク・キュ。ウィリアムもその後ろでイスに縛られながら座っていた。ボジンは女官にまぎれこみ、列に並んでその様子を伺っている。パク・キュは「王様。王様は家臣にとっては天です。命乞いはしません。ただ奸臣に惑わされず、目をお覚ましください。お聞き届けを」と言う。最後のいい分は聞いてやる、とパク・キュに言う王。それを聞いたパク・キュは「私が守りたいのは、己の命ではなく朝鮮の命です。その息吹は今まで朝廷が軽んじて来た南の罪人の島にありました。石や風、山や海と共に生きる喜びを分かち合う所。心と魂で世を見つめる所。それがタムナ、済州でした」と言う。御史を務めたくらいで国王に教えを説く気か、と王が言うと、そこには荒波にもまれて生きる海女がいます、タムナを心から愛し、漁をする女たちです、海女たちが安心してアワビを取り、幸多き人生を送れるよう…タムナを我が朝鮮の地としてお守りください、と言うのだった。
その時、犬の鳴き声が聞こえてくる。それはボジンが連れてきた子犬だった。
服に隠していた子犬が逃げ出し、それを追いかけるボジン。その犬を捕まえようとした時、その子犬を見つけ笑いながら近づいてきた王が先に子犬を抱き上げる。その人物を見てボジンは驚くが、子犬を捕まえようとしたのがボジンだと気づいたパク・キュとウィリアムも驚いてしまう。「なぜ女官が王宮で犬を連れておる?」と聞く王にボジンは戸惑いながら「あたしは違います」と答える。話しに出たタムナから来た海女です、と言い、王の前に跪く。そして「王様、タムナはこんなふうに争い殺し合うところではありません。タムナではパク・キュは両班ではありませんでした。異様人も島民にとっては家族でした。2人は良い人でございます。私の命に懸けて誓います。どうかお許しを。命をお助けください」と涙を流しながら懇願する。そしてボジンはウィリアムのところまで駆け寄ると、ウィリアムが押されたソリン商団の焼印を王に見せ「ソリンのの焼印です」と言う。王も急いでそこに歩み寄り、その焼印を見ると「一体どういうことだ?」と言う。ウィリアムはソリンに捕まったあたしを助けようとしたんです、だからウソをつくしかなかったんです、とボジンは訴える。
王はおじいのよこした"ソヒョン世子様とパク・チョルの息子パク・キュ、そして1人の異様人が謀反を企てたと聞いた。それは私を担ぎ上げ王座を奪おうとするある商談の策略にすぎぬ。世子とパクは阻止しようとして罠にはめられたのだ。これ以上私のせいで犠牲を出したくない。私はもう愚かな夢を見ることはない。この地に骨を埋めるつもりだ"と書かれた書状を思い出す。「なるほど。己の背中に焼きごてを当てることはできぬ。最初から話してみよ」と王が言う。それを聞き、ウィリアムは「ボジンが無事に戻ったので何もかも話せます」と言うと、慌てて領儀政が駆け寄り「罪人が罪を免れようとでっちあげる作り話…」と言い始めるが「黙れ」と王がそれを止め怯える領儀政を見て「領儀政が逃げぬよう取り押さえろ」と命じるのだった。パク・キュは立ち上がり、少し誇らし気なボジンに微笑む。
済州 飛揚港
船から役人が大きな箱を運ぼうとしていた。それを止められ困っているとキム使房が現れ「県監様の大切な荷物だ傷がいたら責任をとれるのか?」と言いその場を助けてくれる。
その箱を海女や村人の前で開くと、中からはボジンとパク・キュ、そしてウィリアムが出て来てみんなは喜ぶ。
作らされてる港について皆からパク・キュは聞く。明日の夜、取引のようです、とキム使房がパク・キュに言うと、そしたらタムナは奴らのものになるのかと、心配する村人たち。みんなで力を合わせようと言う話しになる。
船を苛立つように待つソリンは、東インド会社の船が"港には入らない"とチヨンに聞かされる。説得する手紙を書こうと提案されるが、ソリンは銀を船に積み我々が赴こう、と言い出す。背に腹は帰られぬと。そして、ソリンも船に乗ると言う。
東インド会社の船の上で、ヤンがいいのか?と聞かれ「もし要求に従い、港に入って罠だったら危険です」と言う。今回は用心して船で取引しましょう、と。
村人たちをともない、パク・キュとウィリアムはソリン商団に作った港に乗り込む。「大行首さまを船へ」と言い、パク・キュとにらみ合うチヨン。そして村人やチヨンの手下も含め、お互いに向かって走り戦いが始まる。
チヨンは戦いにまぎれ、まだ船に乗っていなかったソリンの手を引き船に乗る。それを懸命に追いかけ出港しはじめた船に飛び乗るパクキュ。
タムナを守るため海女たちも一斉に海の中へ。そして、ソリンの乗った船を潜りながら追いかける。そして、船底に来ると、いつも漁で使っている道具を使い、船に穴を開け始めるのだった。船の上ではパク・キュが懸命に敵を倒していた。そこにチヨンがやってくる。
チヨンはパク・キュを蹴り倒し立ち上がったパク・キュはチヨンに追いつめられてしまう。パク・キュはソリンに向かい「これが朝鮮に対するお前の復讐か?」と聞く。ソリンは笑いながら「これが私の父の復讐であり、私の夢だ」と答える。
ボジンが舟の上で追いつめられているパク・キュを見て「流人!」と叫び、その声にウィリアムが振り向く。パク・キュは振り上げられたチヨンの剣によって切られ、そのまま海へ落ちて行く。血を流し、深い海の底へ沈んでいくパク・キュ。その衝撃に身動きがとれなかったボジンはハッとすると、パク・キュめがけて泳ぎ始める。落ちて行くパク・キュを見つけ、手をのばし、パク・キュの手を握るボジン。その身体を抱きしめ海上へ向かい泳ぐ。
ようやく海女がソリンの乗った舟の底に穴をあける。勢い良く入る水に舟は傾き、チヨンが調べに行って帰ってくると「船底に穴が開きました」と動揺しながらソリンに報告する。ソリンは目を見開き「どういうことだ?」と信じられないという顔をする。また大きく揺れる舟に「銀を海へ。舟が沈みます」とチヨンがソリンに言うが「それはできぬ。銀を捨てる?長年の夢を捨てろと?」と言う。早く舟を捨て逃げるのです、とさらにチヨンが言うと「いっそ、すべてを胸に抱いたまま命を捨てる」と言い、震える手をチヨンの手に持っていく。
岸にパク・キュを運んだボジンはピクリとも動かないパク・キュを見て、ソルムンデ婆に助けてくださいと泣きながら天に向かい祈る。頬を叩いたり、息を吹き込んだりしても動かない。「死なないで、まだ好きだって伝えてないのに」と胸を数回叩く。すると、パク・キュは水を吐き目を開けるのだった。ボジンを見たパク・キュは「子馬(ボジンのこと)」と小さな声で言う。そして起き上がると、泣きじゃくるボジンの髪を愛おしそうになで抱きしめる。そんなパク・キュに「もうあたしを置いて、どこにもいかないで。どこにもいかないでよ」とボジンは言う。その2人を遠くからウィリアムは見ると、その場から離れる。
港で初めて見る異様人の大きな舟に、海女たちは驚く。ウィリアムはボジンの妹ボソルから絵をもらい「タムナを忘れないで」と言われ、頷く。みんなが見送る中にボジンの姿はない。パク・キュが近づきウィリアムに手を差し出す。戸惑っているウィリアムに「どうした?お前の国の挨拶だろう」とパク・キュが言うと、ウィリアムはその手に自分の手を持っていき、二人は握り合う。
「僕は英国に帰ったら美しいタナムと君たちの話しをみんなに聞かせるよ」とウィリアムが言う。そして、「ボジンを頼むよ」と言うのだった。達者でな、と言うパク・キュを、ウィリアムは抱きしめ、元気で、と言う。再び強く握手をし、ウィリアムは舟に乗って出港する。その舟にヤンも乗っている。
ーウィリアムが出港する前夜ー
英国に帰ったらタムナが恋しくなるよ、タムナは僕にとってボジンだから、とボジンに話すウィリアム。あたしも絶対に忘れないと思う、きっと恋しくなる、とボジンは言う。「覚えてる?あんたは友達だからあたしが守ってあげるって約束」と言うとウィリアムは頷く。お国に帰すことがあんたを守ることなんだ、ごめんね、とボジンは涙を流しながら言う。ウィリアムはボジンの頬をつたう涙を拭うと「君が泣くのはこれが最後だといいな」と言う。
舟に乗るウィリアムは「僕の美しい海女ボジン、さよなら」とつぶやく。
そんなウィリアムの乗った舟をボジンは独り、別の場所から見送っていた。
済州牧使がサンバンコルに来ていると聞き、ボジンたち海女も向かう。済州牧使はボジンの家に来ていた。家から出て来て縁台に座った済州牧使は、パク・キュだった。迎えに来ていたキム使房が頭を下げると、集まっていた人々がどよめく。
そしてキム使房らにうながされ、ボジンだけパク・キュの前に行く。「流人?」と言うと「子馬」とパク・キュは言う。パク・キュと見つめ合いながら涙をいっぱいためたボジンが「流人」ともう一度言うと、パク・キュが微笑む。ボジンもその姿にめいっぱい笑顔を作るのだった。
ーおわりー
~感想~
は~
終わっちゃいました
すごく面白いドラマだったので、寂しい
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王様も思ったより悪い人じゃなくて
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あのボジンが連れてきたわんこは
王様が飼うことになったのかなぁ?
名前つけるって言ったし
怖い王様が笑いながら子犬を捕まえた姿は
可愛いかったです
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ソリンも…ちょっと可哀想な人でした
可哀想というより、哀れというか…
復讐は良くないことでも
ソリンにとってはそれがなければ
生きて来れなかったのかもしれないなって…
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最終回でソリン商団と闘うウィリアムは
すごく格好良かったです
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パク・キュとの誤解も解け、最後は男同士の友情で結ばれて
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この時代だと二度と会えないだろうし
手紙なんかのやりとりも出来ないですよね…
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ハッピーエンドってことでいいのかな?
15
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