現実世界のウェイウェイが、ゲームの世界では廬葦微微(ろいびび)。
現実世界のシャオ・ナイが、ゲームの世界では一笑奈何(いっしょうないか)。
※漢字の名前の時はゲームの世界です。
部室で“倩女霊魂”を始めたツァオ・グァンは「サーバーだらけだ」とつぶやくように言う。部員から「もしかしてウェイウェイのいるサーバーを探してるのか?」と聞かれ「そうだよ、彼女のIDが手がかりだ」と答えるツァオ・グァン。
図書館。できた“女山賊の略奪愛”の動画をウェイウェイは再生してみる。そんなウェイウェイを、本棚の隙間からシャオ・ナイが見つめる。
ストーリーはウェイウェイが考えた通りに進んでいく。しかし最後は、山賊の遺体を抱いて身投げするはずの楽師が、生き続けることでもっと泣ける結末になっていた。動画を見ながら涙を流すウェイウェイ。
ウェイウェイは「とっても面白かった」と奈何にメッセージを送る。
「結末を変えたのね」と微微が書くと「ああ、作品の尺を稼ぎたかったから」と返事をする奈何。微微は「作品の長さなんて応募規定に書いてあった?」と聞く。奈何は「細則には“30分を越えると報奨が倍になる”と書いてある。どうせなら最大限、得たいだろ?」と答える。“細則まで目を通しているなんてさすがね。しかも優勝するつもりでいるわ”と思うウェイウェイ。
微微は「最後のシーン、どうやって思いついたの?とても感動的だわ」と聞く。奈何は「元の筋書きだと、尺を稼ぐための回想シーンが入らないだろ」と返事を返す。「回想シーンを入れるためだけに、結末を変えたの?」と微微。奈何は「そうだ」と言う。ウェイウェイは“あの感動的な結末は、単純に手間を省く目的で回想シーンを使った結果なのね。ロマンチックな人だと思ったのに、ガッカリだわ”と思う。
微微は「早速、公開しましょう。あなたが応募する?」と尋ねる。奈何は「面倒だ、君が応募してくれ」と言う。「分かった」と返事をする微微。
動画を公開した途端、すごい数のレスが来る。そのことを微微が伝えると、奈何は「審査の通知が来たら教えてくれ」と言う。微微は「ええ。順位も毎日、報告するわ」と返す。「楽師はなぜ山賊を殺したの?」と微微が聞く。奈何は「筋書きを考えたのは君だろ」と言う。くすっと笑って「そうだったわね。あなたなら山賊を殺す?」と言う微微。奈何は「俺は違う」と言う。俺は楽師ではない、殺さないよ、と。周りを見たウェイウェイは「もう図書館には誰もいないわ」と言う。「他にもう1人」と言う奈何。歩いている人を確認したウェイウェイは「本当だ。なぜ分かったの?」と言う。奈何は「憶測だ。夜道に気をつけて」と答える。
図書館を出て行ったウェイウェイを、後から出てきたシャオ・ナイが見つめる。
ウェイウェイが部屋に戻ってくると、アルシーが“倩女霊魂”をやっていた。それを見たウェイウェイが「レベル30まで上げたのに、まだ蒲家(ほけ)村?」と聞く。「ここなら私がトップだから居心地がいいのよ。外の世界は恐ろしいわ」と言うアルシー。景色もきれいだし周りは初心者ばかり、達人になったみたいで気分がいいと。
歓天喜地(アルシー)が歩いていると、モンスター2匹に襲われている男(微光/ツァオ・グァン)の「助けてくれ」という声が。アルシーはすぐにウェイウェイに助けを求める。「自分の力で頑張って」とウェイウェイは言うが「他のプレイヤーを助けるためなの。すばしっこいモンスターで、私では倒せないのよ」とアルシーは話す。
PCの前まで連れてこられたウェイウェイは、あっという間にモンスターを倒してしまう。
交代したアルシーが歓天喜地を動かし始めると、微光が声をかけてくる。「初心者なので弱小モンスターさえ倒せないのです。お供させてください」と言う微光。“お供させて”と言われて嬉しいアルシーは「分かったわ、しばらく一緒に行動しましょう」と言う。微光が「師匠、どうぞよろしく」と言い“初心者ステージにいながら師匠になれたわ”と思う歓天喜地。
動画の得票数が1位となり、優勝確実となる。
ゲームを始めた微微は、妮妮から呼び出され「じつは頼みがあるの。もし大金と引き換えなら、動画コンテストを辞退する?」と聞かれる。「真水無香?」と微微が聞くと「よく分かったわね」と答える妮妮。微微は「そんなこと言うのは、私が辞退して得する人だもの」と言う。妮妮は「小雨妖妖が報奨の“虹色の衣”をとても欲しがってるそうなの。それで私から頼んでほしいと言われて…。あなたに直接、言いづらいみたい。怒らないでね」と話す。
「怒るどころか、笑っちゃうわ。数十万程度のはした金なら辞退はお断りよ」と言う微微。妮妮は「ちょっと、数十万って。そんな大金無理よ。真水の口ぶりでは、多くて1万だった。あなたお金持ちだったのね、驚いたわ。今の話は忘れてね。気を悪くしないで」と言う。さらに「2人はリアルでも恋人で帝都在住ですって。微微、あなたも帝都でしょ?」と言う妮妮。「ええ“帝都風雲”には帝都の人が多いわ」と返したウェイウェイは“ということは奈何や愚公たちも帝都の学生かしら…”と考える。妮妮は「私は天津、帝都なら会えたのに」と言う。
「真水はとってもカッコいいのよ。写真を見る?」と言う妮妮。微微は「興味ない」と言う。妮妮は「そういえば一笑奈何とは会ったの?」と聞く。微微が「いいえ」と答え「ごめんね、5時からボス戦の約束なの」と言う。
奈何と会った微微は「みんな帝都在住なんでしょ?」と尋ねる。うん、と頷く奈何。
微微が小物のモンスターを倒している間、猿子酒、愚公、莫扎他の3人も来る。
「嫁が戦ってるのに、お前は見てるだけか」と奈何に言う猿子酒。奈何は「ヒモになるのも悪くない。独身のお前たちには分からないだろう」と言う。悔しい3人は、3人で奈何に攻撃をする。しかし、あっと言う間に奈何は3人を倒してしまう。
モンスターを倒した微微は3人が倒れていることに驚く。「みんな、なぜ倒れていたの?」と尋ねる微微に「三男が俺たちをいじめてたのを見てないの?」と莫扎他が言う。微微は「目に入らなかった」と答える。その時、動画コンテストの結果発表が。
優勝作品は廬葦微微制作の“女盗賊の略奪愛”となる。「やったわね」と喜ぶ微微。
微微と奈何は“虹色の衣”を授与される。
猿子酒が「義姉さん。早々、着てみせてよ」と言い、奈何も促す。微微が着替えると、皆がその姿に見とれる。愚公が「お前も着ろよ」と言い、奈何も着る。「七色に変わるんだろ?」と言う愚公。奈何は6色の色に変えてみせるが、緑色にはしない。“衣に合せて髪飾りも変わる。緑の帽子は妻が不倫中の意味だからわざとね”思う微微。すぐに着替えてしまった奈何に「せっかくのペアルックなのに着ないなんて、もしや…」と莫扎他が言う。「心が通じ合っていたら、それで十分だ」と奈何は返す。
勉強をしていたウェイウェイは、奈何の言っていた「心が通じ合っていたら、それで十分だ」という言葉を思い返す。その時、妮妮から「一笑奈何とは会ったの?」と言われたことも思い出す。
“写真を交換したいと言われたら、どうする?”…“きっと、交換すると思う”
“会いたいと言われたら…”…“きっと、会うと思うわ”
と自問自答するウェイウェイ。でも彼は写真を求めないし、会おうとも言わないはず、でも、それじゃ…ゲームをやめたらそれきりに、と。
シャオ・ナイが寮に戻り、部屋中を綺麗にするハオ・メイたち。ヨンホウは泣き声で「バンシャン、そもそも三男にゲームで挑んだのが間違いだった」と言う。「あれは入学初日のことだっけ。若さゆえの過ちを犯した」とユー・バンシャンが言い、みんなでその時のことを振り返る。
同室になった時「俺は20歳、この中では最年長だろう」とユー・バンシャンが言うと、ヨンホウが「俺は19歳」と言う。「俺もだ」と言うハオ・メイ。ヨンホウが「お前もか。俺は1月生まれ」と言い、ハオ・メイは「そっか、俺は愛と美を司る天秤座だ」と話す。「じゃ、お前が一番年下か」とユー・バンシャンがシャオ・ナイに言う。そして「序列を決めるぞ。俺が長男、(ヨンホウを指差しながら)次男、(ハオ・メイを指差し)三男、(シャオ・ナイを指差し)お前が四男だ。いいな?“末っ子”でもいいんだぞ」と言うユー・バンシャン。シャオ・ナイは「序列を決めるのは年齢じゃない、実力だ」と言ってパソコンを見せる。
その後ゲームをするがユー・バンシャンはシャオ・ナイに負けてしまう。「よし、末っ子のお前が長男だ」と言うユー・バンシャン。しかしシャオ・ナイは「三男でいい」と言う。「なぜだ」とユー・バンシャンが聞くと「室長になると、いろいろ面倒だ」と答えるシャオ・ナイ。
皆が思い出して泣いている中、ユー・バンシャンに真億テクノのゲーム開発部長・リーの秘書から電話が。「リーがあなたの話をもっと伺いたいそうです。ご都合がよろしければ食事でもいかがですか?」と言う秘書。ユー・バンシャンは「またあとで、かけ直します」と言って電話を切る。
“シャオ社長には内緒で”と1人だけ誘われたことをユー・バンシャンはシャオ・ナイに話す。引き抜きか?とヨンホウが言うと「ありうるな。真億のヒット作を覚えてるか?」とシャオ・ナイが聞く。「ああ、スマホのカードゲームだろ」とハオ・メイが答える。
シャオ・ナイは「そのとおり。元々、零細企業が開発してた。だが真億は開発者を全員引き抜き、零細より先に似たようなゲームを発売した」と話す。誘惑されたら止めてくれよ、とユー・バンシャンが言い「自信がないなら行くな。俺たちは固い絆で結ばれた仲だ。金や女なんかじゃ断ち切れない絆で結ばれてる。いいか絶対になびくなよ。俺が行く」と皆に言うヨンホウ。
ユー・バンシャンは真億に電話番号を知らせていなかった。油断がならないと思ったユー・バンシャンは「会う約束はしてないから、今度かかってきたら断わるよ」と言う。しかし「なぜ断わる?いい機会じゃないか」と笑みを浮べながら返すシャオ・ナイ。ハオ・メイが「不敵な笑みを浮べる時は、相手を陥れる時だ」とぼそっと言う。
シャオ・ナイたちは学食を食べに行く。先に並んでいたウェイウェイにシャオ・ナイが気づく。
隣の列にシャオ・ナイが並び、ざわついたことでアルシーたちもシャオ・ナイが分かる。「決めた。男神と同じメニューにする」と言うウェイウェイ。素晴らしいアイデアだと思うが「でも難しいわよ。男神のほうが後ろだもの」とアルシーが言う。
ウェイウェイたちの列の給仕が遅く、どんどん列の進んだシャオ・ナイとウェイウェイの注文が重なる。同時に「スペアリブ」と言うウェイウェイとシャオ・ナイ。しかし残りは1人分しかなかった。「じゃあ、俺は鶏のスープ煮」とシャオ・ナイが言い、ウェイウェイも「私も結構です。隣の料理を」とメニューを変える。その2人の間に入り「俺が食べます」と言うハオ・メイ。
よそってもらったハオ・メイは「どうも」と言ってその場を去って行き、給仕がそんなハオ・メイを見つめる。
みんなが席に着き「ここの給仕係は、めずらしく男だったな。でも大盛りだからよかった。しかも野菜炒めには、肉がたくさん入ってる」と話すハオ・メイ。首をかしげながら「おかしいな。なぜ俺の分には肉がない?」と言うユー・バンシャン。ヨンホウも自分の野菜炒めを見ながら「おかしいな」と言う。ハオ・メイは笑いながら「お前たちと違って、普段の行いがいいからさ」と言う。
ヨンホウは「こっちの学食は初めてだな。寮から遠いのに、なぜこっちを選んだんだ?」と聞く。「理由はない」と答えるシャオ・ナイ。
シャオ・ナイが見える席に座ったウェイウェイは「何だか心が落ち着かなくて」とアルシーに話す。どうして?とアルシーから聞かれ“ツァオ・グァンにシャオ・ナイが好きだと言ってから彼に会ってばかり。ウソをついた罰ね。罪悪感だわ”と心の中で答えるウェイウェイ。
部屋。カレンダーを見ながらウェイウェイは“夫婦対抗戦は最長で1カ月。最終戦まで勝ち進んでも、英検まで1週間あるから復習できる”と思い「私は大丈夫、あなたは?」と奈何に聞く。「大丈夫だ。前日になったら知らせてくれ」と奈何は言う。微微は「分かった、連絡するわ」と返す。
ーつづくー
図書館から出たウェイウェイをシャオ・ナイが見つめていたけど…、そっと第一女子寮までついて行きそう(*´艸`*)
夜道を心配していたものね。
ツァオ・グァンがちょっとお気の毒というか何というか…(*´Д`*)
ようやくウェイウェイを見つけた!!って嬉しかったと思う。
だけど初心者ばかりの蒲家村にウェイウェイはいないよね。
ツァオ・グァンはゲームのことを知らないし、ウェイウェイのレベルも知らないだろうから(多分)仕方ないとは思うけど…。
学食を食べに行った4人組が、カッコいいぃぃぃぃぃ(≧∇≦)ノ彡
シャオ・ナイの次に私のお気に入りはハオ・メイ!!
でも、ハオ・メイのことを給仕が気にしてる!?
好きなの!?
どうなの!?
そういえば…シャオ・ナイとウェイウェイの最初に注文したスペアリブ、ハオ・メイに盛られた量を見ると2人分あったと思うんだけど…。
しかも野菜炒めもすごい量だったしΣ( ° △ °|||)
続きがいろいろ楽しみ(*≧ω≦*)
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いままでお友達3人組、としてしか認識していなかったけど、改めて注目してみるのも楽しいです♪
それからアルシー!
アルシーって「雲中歌」でルー・イーさんの皇后役で出演していた方じゃないですか!?(ですよね??)
古装の時とあまりにも雰囲気が違ってて気付かなかったのですが、どちらも可愛い人だなぁ~と嬉しい発見でした。
でも、だんだん個性が出てきましたよね。
そしてお顔も少しずつ違いが分かるようになり。(おい)
「雲中歌」でルー・イーさんの皇后役を!?
そこまで見れていないので(最初の数話しか見れてない)
気になるぅぅぅ。
女子キャラではアルシーが喋り方とか仕草が可愛くて
お気に入りです♪