宮廷女官 若曦(ジャクギ) 第11話

第八皇子に助けられた若曦は、そのまま第八皇子の馬に乗り帰ることに。第八皇子が若曦を抱き寄せ、若曦は"今だけ忘れさせて。彼の身分と彼の妻の存在。そして私の理性も…"と思う。そんな思いを見透かされたように「君の心には私がいる」と言う第八皇子。若曦の態度に確信し「私がいるんだな」と嬉しそうに笑う。
別れ際「次から乗馬は私が教えよう」と言う第八皇子。
天幕に戻った若曦は、第八皇子の皇位に対する野心や妻の事を考え悩んでいた。そんな若曦の天幕に第十四皇子が変装をして現れる。勅命に背き都を離れたことを知られれば死罪になってしまう。
雍王符。第八皇子と交流のある大臣ばかりが異動になる。不在中に腹心を排除するつもりだと感じた第九皇子は「陛下がご不在の間に朝廷を牛耳られてしまう」と反発。第四皇子が「私は陛下のご意志に従い処理するまで」と言っても、第十皇子は「信じられない」と言い返してくる。そして第四皇子が姿の見えない第十四皇子のことを聞くと、虎の威を借りる狐を殺せず腹ただしくて病になったという返事が。
十三皇子は、このまま反目しては第四皇子との兄弟の情も消えると思い、第十四皇子と話をつけようと思う。それを知り、兄弟の情を守りたいと思うなら行くなと第四皇子は言う。第四皇子は第十四皇子が屋敷にいないことを勘づいていた。十四弟の身を心配する第四皇子。
第十三皇子は第四皇子に緑蕪を会わせる。緑蕪が若曦からお茶を学んだことを知った第四皇子は、誰とでも打ち解ける若曦なのに自分だけ恐れられていると感じる。そんな第四皇子に「彼女にとって四兄上だけは特別な存在ってことだよ」と第十三皇子は言う。そこに年羹堯が来る。
第八皇子と地方の官吏の間にやり取りがあるか聞く第四皇子。「情報がございます」と答える年羹堯。
若曦は第八皇子に第十四皇子が西の林の中で待っていると伝える。注意深く天幕を出た第八皇子だったが、皇太子の配下たちに気づかれ尾行されてしまう。
第八皇子と会った第十四皇子は、自分達の息のかかった大臣たちが遠方に異動されると話す。それを陰から見ていた皇太子の配下は、蒙古人に変装した第十四皇子と密かに接触していたと報告。勅命に背いて会っていると知り、今こそ復讐の時だと思う皇太子。曲者が幕営に侵入したとなれば理にかなっていると、弓を持った皇太子は総動員をかけ"曲者"を殺しに向かう。
若曦に会いに来た敏敏は、第十三皇子が遠征に来てないことが寂しかった。夫人が綺麗か気にする敏敏に「敏敏様のほうが美人です」と慰める若曦。そして「第十三皇子がお好き?」と若曦は聞く。「そうよ。彼が大好きだわ」と敏敏は答える。
皇太子は配下たちと一斉に矢を放つ。気づいた第八皇子は第十四皇子をかばい矢が刺さってしまう。何とかその場を逃げ出す第八皇子と第十四皇子。
曲者が侵入したと慌ただしい様子に気づいた若曦は、蒙古族の幕営で第十四皇子と会う。そして第八皇子が矢を受けたことを聞く。
若曦は第十四皇子の顔を知らない敏敏に自分の恋人だと嘘をつき、曲者だと間違われたと言う。敏敏は自分の天幕に第十四皇子を隠し助けてくれる。
心配な若曦は、第八皇子の幕営へ。傷の手当てを手伝う若曦。そんな若曦に第八皇子は優しく微笑む。第十四皇子の無事を伝え、若曦が帰ろうとするが、第八皇子はつかまえた手を離さない。
「矢を放つなんてひどいわ」と若曦が言うと「曲者だと大義名分が立つ。我らを殺す絶交の機会だ」と返して来る第八皇子。歴史を知っている若曦は"本当の彼の苦悩は第四皇子が即位してから…"とつらくなる。第八皇子は「怖いのか?」と言うと、そんな若曦を抱きしめる。そして「私がいる限り、君を傷つけるものか」と言う。
蒙古の幕営で誰も見つけられなかった皇太子が、自分たちのいる幕営も調べることを知った第八皇子は、熱湯の茶を用意するよう命じる。


ーつづくー


ようやく若曦の気持を確信できて，第八皇子すごく嬉しそうだったなぁ。
そして恥ずかしそうな若曦もすごく可愛かった(*´艸`*)
でも…私的には第四皇子ほどはドキドキしなかったの……

可愛かったと言えば、若曦が第十四皇子が変装でつけていたヒゲを触りたくてむくれた顔がすごく可愛かったー
触った時も。ー￣) ニヤッ

敏敏が皇太子を殴りつけた時は面白かったな
でも第十四皇子が若曦とのことでウソばかり話していたけど大丈夫!?

第四皇子の優しさが伝わらなくて切ない
こんなに十四弟を大切に思っているのに…(；_；)

あ、第十四皇子が女に扮した姿も見てみたかったΨ(￣∀￣)Ψ




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