「台風の夜」
もし逃げたらシャオホワはどうなる?、人は恩を仇で返しちゃいけない、とティエンツァイに話すインシオン。
ティエンツァイは不動明王に聞こうとポエ占いをすることにする。「俺はやっぱりシャオホワと結婚する運命なんですか?そうなら面と裏の組み合わせに。違うならどっちも裏にしてください」と言い、赤い三日月形の木片を投げるティエンツァイ。赤い三日月形の木片は表と裏の組み合わせが出る。もう一度占ってみるが、やっぱり表と裏の組み合わせだった。
アージョン先生の家までティエンツァイをバイクで送るインシオン。「結婚はさておき、せめて彼女ときちんと話をしてこい」とインシオンは言い、その場を立ち去る。
ティエンツァイを見たシャオホワが駆けて来る。「やっぱり来てくれた」と喜び、ティエンツァイの手を取るシャオホワ。しかしティエンツァイは「心の準備ができていない」と自分の手をシャオホワから放し「突然こんなことになって、俺は…すごく混乱してる。どうするべきか分からない。今言えるのは準備がまだなことだけ。すまない」と後ずさりながら言うと、逃げるように走って行ってしまう。
台風が近づき、雨や風が強くなるがティエンツァイが帰ってこない。シウシウは雑貨店に電話をかけ、インシオンにそのことを伝える。
様子のおかしいシャオホワに何があったのか聞くシウシウ。シャオホワは泣きながら「ティエンツァイに捨てられたの。彼と寝たからてっきり…」と話す。酒の勢いだったと。そして、父さんに見つかって彼は散々怒鳴られ、責任を取れと迫られると少し時間がほしいと答えた、さっき戻ってきて心の準備がまだと言ったあと、どこかに消えたと言うシャオホワ。
シウシウはインシオンがティエンツァイを捜していると言い、戻ったら話しをしてみましょ、と慰める。
シウシウの実家。母と弟が非難の準備をしていると、戻ってきた父が有り金を全部渡してほしいと言う。昨日、小学校の同級生に会った、そいつは窯業組合に勤めていたが数日前に仕事を辞めた、これからそいつはわずかな元手で質のいいレンガを作る商売を始める、俺はぜひこの事業に投資したい、と。シウシウ弟は「信じちゃダメだよ」と大反対するが、父はひざまずき「お前には苦労をかけてきた。だが信じてくれ。今回、うまくいったらお前たちを必ずいい家に住まわせてやる」と言う。母はもう一度だけ信じようと全財産を父に渡す。
ティエンツァイは雨風が強くなり、不動明王の社に入る。シウシウと一緒になれますようにとずっと願ってきたのに、一体どうして…と不動明王に言うティエンツァイ。その直後、枝が落ち、慌ててティエンツァイは「責めているわけじゃありません」と言う。
どこを捜してもティエンツァイが見つからず、一旦、アージョン先生の家に戻ってきたインシオン。捜せないなら私が行くと、シャオホワが外へ行こうとする。それをアージョン先生と止めたインシオンが、また捜すために家を出ていく。
電話が鳴り、ティエンツァイだと思って急いで出たシャオホワ。しかし相手は心配してかけてきたシウシウだった。話ている途中に停電になり、電話も切れてしまう。
アージョン先生が懐中電灯を取りに行っている間、いなくなるシャオホア。玄関のドアが開いている事から捜しに行ったと分かり、アージョン先生は後を追いかける。
インシオンが社にいたティエンツァイを見つける。連れて帰ろうとするが、帰れば結婚しないといけない、そんなの嫌だと言い張るティエンツァイ。怒って行きそうになるインシオンに、ティエンツァイは「俺の兄弟だろ」と引き留める。「兄弟だから無責任なのが許せない」と言うインシオン。それでも帰りたくない、でも嵐で真っ暗な中、1人でいるのは怖いとティエンツァイは言う。インシオンはティエンツァイの頬を殴り「本当に彼女に少しも気がないのか?なら、なぜ初対面で彼女のために値切った。彼女は最初から一途だ。お前のために全力を尽くしてる」と言うとその場を去って行く。
シウシウは実家が心配になり、ウー社長が止めるのも聞かず家を飛び出していく。
バイクに乗っていたインシオンは、台風のせいで落ちていた枝にタイヤを取られ転んでしまう。バイクを立て、エンジンをかけたところにシウシウが来る。
社にいたティエンツァイの耳に「ティエンツァイ、どこにいるの?」と言うシャオホワの声が聞こえてくる。アージョン先生は家に帰ろうと言うが、ティエンツァイが心配なシャオホワは、泣きながら「彼が死んだら、私も生きてられない」と諦めようとしない。アージョン先生が説得し、ようやくシャオホワはアージョン先生とその場から離れていく。そんな会話を聞いていたティエンツァイは、急いで社から出ると「シャオホワ、俺はここだ」と叫ぶ。しかし、その声は嵐にかき消され、シャオホワには届かなかった。そして頭に枝が落ちてきたティエンツァイは、意識を失ってしまう。
インシオンはシウシウと一緒にシウシウの実家へ行く。
家には母も弟もいなかった。2人は帰ろうとするが、玄関から鉄砲水が入り、帰る事ができなくなる。
2人はテーブルの上に乗り、寄り添いながら一夜を過ごす事に。
翌日。インシオンとシウシウがテーブルの上で寝ていると、非難していた母と弟が帰ってくる。娘が1人ならパニックになっていた、とインシオンに感謝する母。母はあちらのお父さんが心配しているはずだと言い、シウシウに美川閣へ帰るように言う。
シウシウとインシオンが一緒に美川閣へ戻ってくる。それを見たウー社長は不機嫌に。しばらくすると美川閣を心配したアージョン先生とシャオホワが来る。
ティエンツァイは不動明王の所に隠れていたと、アージョン先生に話すインシオン。今はどこにいるか分からないと。そこにハオの車が。シャオホワはその車から頭をケガしたティエンツァイが降りるのを見て駆け寄る。ティエンツァイの手を取り「大丈夫?」と言が、その手を拒絶するようにティエンツァイは手を引いてしまう。
ティエンツァイの態度にショックを受け、シャオホワはその場から立ち去る。
調理場に来たティエンツァイは怒っているシャオホワに、台風の中、捜してくれたお礼を言う。「君の言葉は全部聞こえたんだ」と。「それなのに出て来なかったの?そんなに私が嫌い?」と返すシャオホワ。ティエンツァイは「違うよ。あのあと、すぐに君を追いかけた。だけど運悪く枝が頭に落ちてきて気を失っちゃったんだ」と説明する。シャオホワは「そん偶然ある?ついに良心が目覚めて私を追いかけたら、枝が落ちて来て気絶した。不動明王も私たちが結ばれる事を望まないのね。もういい。愛は消えたわ。昨日の雨で目が覚めたの」と言う。「そう言うなよ。俺たち一緒に寝た仲じゃないか。一度でいいからチャンスをくれ」と言うティエンツァイ。しかし「もう遅い」と言い、シャオホワは調理場を出ていく。
ーつづくー
あれ?シウシウのお母さんて日本人なのかな?
お父さんが千代って言ってたけど…。
この台風で山崩れが起き、窯業も壊滅的な被害を受けたと出て来たので…シウシウのお父さんの投資が心配…ヾ(・ω・`;)ノ
というか…きっと…。
台風の夜に寄り添って一夜を過ごしたことで、またインシオンとシウシウが近づいたよね。
少しずつ少しずつ距離を縮めているというか、信頼を積み重ねていっているというか。
2人を見守るシウシウ母と弟もいい感じ(*´ー`*人)
インシオンも言ってたけど、私も初対面の時シャオホワが気になったからティエンツァイが値切ったと思ったの。
それが、シウシウ、シウシウ、って言うようになって…あれ?って思ってたヾ(・ω・`;)ノ
ティエンツァイもシャオホワにチャンスをって言っていたので、覚悟を決めたのかな?
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添財と小花がお互い好きなのに、、、
といったことを秀秀が行った時の台詞です。
風中の縁でも同じようなことがありました。
強がる小花に、状況をどこまで理解しているのか
どこか???添財。二人はどうなるのでしょうか?
その一方で英雄と秀秀はいい感じなっていきますね~
追伸.前回のコメントで秀秀を亮亮と誤記しています。すみません