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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第61話 あらすじ

2019年08月26日 20時23分37秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



穂禾に暮辞の敵を討とうとした鎏英だったが、錦覓が「穂禾はおしまいよ。生きるほうが地獄だわ。逃がしましょ」と言って止める。鎏英も望みどおり殺してやることはないと考え直し「この者を荒野へ。魔界から出すな」と命じる。


脱いだ婚儀で着た衣に触れながら「美しい衣装だわ。長く着ていたら脱ぐのが惜しくなる」と言う錦覓。そこに旭鳳が歩いて来る。「色も分からぬのに、それを美しいと?」と尋ねる旭鳳。錦覓は「色が分かったとしても私の衣じゃない」と答える。旭鳳が「私に嫁ぐことは、そんなにつらいか?なぜ、すぐに脱ぐ」と聞く。「さっきの婚儀は芝居にすぎないと分かってるわ」と言って錦覓は蓬羽を取り出す。

錦覓が「蓬羽よ。潤玉が金丹に加えた白薇の薬効を消してくれるの。症状が治まるわ。のんでくれたら、もう二度と私は現れない。姿を見せないわ」と話す。旭鳳は首を横に振り「受け取らぬ」と言う。「あなたの症状を治す、唯一の希望なのよ。償いたいの」と言う錦覓。旭鳳は「それで君は己の罪を帳消しにできると?」と聞く。

錦覓は肩を落とし、その場をあとにしようとする。旭鳳が「分かるか、どれほど恨んだか」と言い、立ち止まる錦覓。頷いた錦覓は「もちろんよ。後悔してる」と返す。「さらに憎いのは自分だ。何とかして君を恨もうとした。だが験心石に入った2滴の血が、私の努力は徒労だったと証明したのだ。私はこの期に及んでも君を忘れられない」と言う旭鳳。振り返った錦覓は「もういいわ。婚儀で言ってくれた言葉は穂禾に琉璃浄火を使わせるためでしょ?」と言う。

旭鳳は「今宵、君は別の男との婚儀が。なのに君は私とここで験心石の関門を突破した。説明がつかない。これが運命でなければ、何だというのだ」と話す。錦覓が「鳳凰。私たち、昔に戻れる?」と聞く。見つめ合ったあと、旭鳳は「昔には二度と戻れない」と答える。出て行こうとする錦覓を後ろから抱きしめ「だが、一からやり直せる。君さえよければ私と夫婦になってくれ。月日が流れても、何が起きようと君の手を握り続ける。死ぬまで一緒だ。結局、無理だった。君を手放せない。そばにいてくれ。二度と裏切るな。裏切れば本当に君と死を共にする」と言う旭鳳。錦覓は頷き涙を流す。


天界。潤玉は「父上。六界を統べるという宿願のために窮奇を残したのでしょう。あなたの願いを息子の私がかなえてみせます」と言うと窮奇の封印を解く。窮奇の力を自分に取り込む潤玉。
潤玉は「今後、六界と四海で私のみが王となる。雷と雨は天より出づる。天帝の怒りに触れし者、全て滅びん」と言う。


武装した潤玉は「天后が戻り次第、婚儀を始める」と鄺露に告げ出陣する。


目を覚ました錦覓は体を起こし「寝ちゃうなんて。早く花界に戻らないと」とつぶやく。寝台を抜け出すと、そこに旭鳳が来る。「なぜ武装を?」と聞く錦覓。旭鳳が「目覚めたか」と言い、錦覓は頷く。その時「天帝が大軍を率い忘川に。卞城王と公主が応戦へ」という報告が。
「潤玉はどうして…。私は共謀してないわ」と錦覓が言う。旭鳳は「連れ去られた水神を迎えに来たらしい。だが、それは口実で私と決着をつけるのが目的かと。見に行くよ、潤玉がどう出るか」と話し錦覓を連れて行く。


忘川。「戦は望んでおらぬ。水神を返せ」と言う潤玉。旭鳳は「水神は自ら望んで魔界へ来たのだ。残れと引き留めてもいない。なのに大軍を率い魔界に現れるなど、戦の意思がある証拠では?」と言う。潤玉が「錦覓、来るのだ」と呼ぶ。「陛下、ここで私は幸せよ。お願いだから冷静になって。私は帰らないわ」と言う錦覓。旭鳳は「そうだ、報告がある。存じているやも。水神と婚儀を行なった。昨夜、魔后となったのだ。蜜月だというのに錦覓が魔界を離れると?」と言う。

「寝言を申すな。私と水神の婚約は、六界、周知の事実。お前は魔の道に落ちた無法者だ。天后を連れ去るなど、世の全てを敵に回す。引き返すなら今だ。大罪を犯さぬよう」と言う潤玉。旭鳳は「私たちは相思相愛で夫婦になった。魔界の大地へ共に拝礼を。我が衆と鳥族が証明する。婚儀に不当なところはない」と言う。

報告が入り、鎏英は「天帝が花界へ先手を。天帝は錦覓が戻らねば花界を滅ぼすと」と旭鳳に伝える。「花界は陛下に従順だったわ」と潤玉に言う錦覓。潤玉は「君を取り戻すための手段にすぎない。私の元へ戻るなら手荒な真似はせぬ」と返す。旭鳳が錦覓の手をにぎり「私がこの手を離さなかったら?」と聞く。「ならば皆殺しにするまでだ」と言う潤玉。旭鳳は「花界と忘川を血に染めるつもりなら、私が迎え撃とう」と言う。
錦覓は戦を止めようとする。しかし旭鳳は「いつかは戦わねばならぬ日が来る」と言う。

激しい戦が始まる。「どうしても私を殺そうと?私が存命では、どうやら不安で仕方がないようだ」と言う旭鳳。潤玉は「お前は魔の道に落ちた身。私は天帝として天命に従い、悪を除き去るまでだ」と言う。旭鳳が「天命になど私が屈することはない。今日は喜んで天に逆らおう」と言って、潤玉に向かって行く。旭鳳と潤玉の1対1の戦いが始まる。

旭鳳が腹を刺される。その剣を手で抜くが、発作が始まる旭鳳。潤玉が襲い、旭鳳は背中を斬られてしまう。さらに旭鳳が潤玉に飛ばされ、錦覓が駆け寄る。
「戦は終わりに。症状が悪化してる、もうやめて」と錦覓が旭鳳に頼む。そんな錦覓を置いて歩き出した旭鳳は、隕魔杵を取り出す。

空中にいる潤玉と力と力をぶつけ合う旭鳳。潤玉が「普天の下、我が王土なり。六界は私のものだ。お前を倒す、窮奇の力を使ってもな」と言う。2人の争いを見ていた錦覓は「すぐに死にゆく者。元神の封印を解いたところで何も変わりません。慈悲というものは万物に平等に注がれるもの。選び注ぐものではありません。山中で瀕死の虎を見かけたら、あなたは救いますか?その虎が山へ帰り、獲物を捕らえ食せば別の命が奪われます。ありのまま受け入れるのです」と斗母元君から言われた言葉を思い出す。

“私は山中の虎ね。私の命は天命に逆らい取り留められたもの。私は柄にもなれず、軍を率いる将にもなれない。私はただの争いを生む根源だわ。災いの種よ”と涙を流しながら思う錦覓。
旭鳳と禁術を使った潤玉が再び力を放つ。錦覓は力と力がぶつかる場所へ飛び、自分の体で2人の攻撃を受けてしまう。驚く旭鳳と潤玉。落ちてくる錦覓を旭鳳が抱きとめる。

地に下りた旭鳳は、抱きながら錦覓の名を呼ぶ。旭鳳と下りてきた潤玉に「戦はやめて。私にそんな価値はないの。今回のことは初めから私たち3人の間のこと。なぜ他人が犠牲に」と言う。涙が止まらない旭鳳。錦覓は潤玉に「ごめんなさい。あなたの愛には生涯応えることができなかった。お願いよ。心の中の恨みは捨てて、昔の“魚さん”に戻って。約束を。いいわね」と頼む。「約束する」と言う潤玉。

錦覓は旭鳳に「あなたに…聞きたいことがあるの。私のことを許してくれた?」と言う。泣きながら「恨んだことなどない。最初からずっと。恨んでいたのは自分自身のことだけだ」と旭鳳が答える。「私を恨んでなかったのね。早く教えてほしかった。あなたもひどいわ。でも許してあげる。私は寛大なの。鳥ごときに怒らないわ」と言う錦覓。

錦覓は蓬羽を取り出し「お願いだから、明日、太陽が沈む前にこれをのんでね。元気に暮らして。いい?」と旭鳳に言う。旭鳳は錦覓の手を握り受け取る。「鳳凰、愛してる」と言う錦覓。旭鳳は頷く。
錦覓は「昔に戻りたいわ。あの頃は愛を知らなかった。でも、あなたのそばで、毎日、楽しかったわ。あの頃の私はあなたの仙童で、あなたは誰よりも気高い天下無敵の鳳凰だった。あの頃の魚さんは優しく善良だった。それから狐さんに撲哧君、父上に義母上もいた。美しい思い出よ。戻れないのが残念ね」と言うと旭鳳の涙を拭う。

「愛ゆえに憂い悲しみ、恐れの心を抱く。愛を知らざれば、憂いや恐れはない」という斗母元君の言葉が頭をよぎる錦覓。錦覓は「心に愛があれば憂いや恐れも受け入れられる」と言うと旭鳳の腕の中で亡くなる。錦覓が消えはじめ、涙を流す潤玉。潤玉は「生涯、二度と魔界には足を踏み入れぬ」とと言い境界を作って去っていく。


気力をなくし、部屋の中で座り続ける旭鳳。
天界では月下美人の花が消える。


ーつづくー


昔の楽しい日々はやっぱり見ると悲しい(;д;)
みんな笑顔で。
あの頃は面白いエピもいっぱいあって(。>﹏<。)

錦覓が亡くなったーーーーーーーーっヾ(・ω・`;)ノ
こうでもしないと兄弟対決はおさまらなかったかもしれないけど、残りの2話はどうなるのぉぉぉ。
えぇぇぇぇぇ∩(;; ;°;ਊ°;)∩

そして最後に出てきた彦佑の持っていた巨峰(違う違う)は何?(✽ ゚д゚ ✽)
3つあったけど・・・。
その巨峰(おい)に彦佑の涙が落ちたけど、それにも意味があるのかな?



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