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中国時代劇「後宮の涙」第27話 あらすじ

2014年02月12日 06時20分37秒 | 後宮の涙(中)

陸貞が修文殿の前までくると高演が来ていた。怪我をしていると聞き、よく効く薬を持ってきたと言う演。2人は一緒に修文殿の中に入ることにする。


蕭喚雲は「貞」と言いながら抱き締める湛に「私が誰か分からない」と言う。その言葉で相手の顔を見た湛は、ハッとして蕭喚雲から離れる。「陸貞と間違えるなんて。私をよく見て。陸貞のような淫らな女とは違う」と言う蕭喚雲。「やめろ。貞を侮辱するな」と湛は止める。しかし蕭喚雲は、湛が死んだと知らせが届いたとたん、陸貞が毎日、高演と過ごしていたのを皆が見てると言う。「あなたの陸貞はたいした女だと思うわ」と。

「挑発しても無駄だ。私は貞を信じている」と痛めた傷を押さえながら返す湛。そして君と私との関係は終わったと、出立前に言ったはずだと言う。それでも自分のあげた観音像を今も持っている湛に「だまされないわ」と言う蕭喚雲。しかし湛は習慣で置いているだけで意味などないと言う。蕭喚雲は湛に抱きつくと「それでもよい。他の女を好きになったとしても、あなたの心には私のための場所があるはず。私だけの居場所が」と目を潤ませる。そして「私に似た陸貞を私の代わりに愛しただけなのよ」と言う蕭喚雲。

離れようとしない蕭喚雲を無理やり湛は自分から離す。その勢いで蕭喚雲は転びそうになり、湛は急いで駆け寄る。抱き締めるように支えてくれた湛に「忘れていないのね。私も同じよ。たとえ高演が天の星をくれようと、あなただけなの」と蕭喚雲は涙を流す。その時「何をしているのだ」と言う演の声が。湛と蕭喚雲は声のする方を見る。

「陛下、誤解です」と言う湛。しかし蕭喚雲は「どう見えたのかしら。密通とでも」と言う。たとえ私が高湛を愛しても決して恨まないと天に誓ったと。「よく分かった。朕の愛など、そなたにとって何の意味もないのだな」と悲しそうに言う演。そしてこれには訳があると説明しようとする湛には「貞にどう弁明するのだ」と言う。その時、初めて湛は陸貞もいることに気づく。
飛び出して行ってしまう貞。湛は慌てて追いかける。

不貞を罪に問うのなら死罪にすればいいと演に言う蕭喚雲。怒った演は蕭喚雲の首に手をあて壁に押し付ける。「殺しなさい」と蕭喚雲は言う。入ってきた王璇は「おやめください」と急いでひざまずく。「こうなったのは、あなたのせいよ」と蕭喚雲は苦しそうに演に言う。演は蕭喚雲から手を離し「それが答えなのだな」と言うと修文殿を出て行く。

ひざまずいていた王璇は蕭喚雲の元へ行くと「昨夜はあれほど睦まじかったのに、なぜまたかようなことに」と言う。喉に触れながら「あの人は私を愛していると言いながら、私を信じてはいない」と蕭喚雲は答える。


外は雨が降り始めていた。「聞いてくれ、貞」と言いながら陸貞の腕を取る湛。陸貞は「離して」とその手を拒絶する。
目をつぶり、顔を少し上げながら雨に打たれる陸貞。湛は何も言わずに自分の袖で雨から陸貞を守る。

陸貞は湛を見ると「1つだけ答えて。貴妃に似ているから私を好きになったの?」と聞く。湛は誤解だと言うが、陸貞はちゃんと答えてほしいと返す。その時「皇太弟を詰問する気か」と言う蕭喚雲の声がする。

女官の身で無礼であろう、と言う蕭喚雲に「黙れ」と湛は怒鳴る。それでも「事実を言ったまでよ。この女は」と言いそうになる蕭喚雲。それを今度は陸貞が「やめて」と止める。
陸貞は湛の顔を見ながら「長長王殿下。私は身分は低くとも誰かの身代わりではありません。どうやらこの私が勝手にお慕いしていたようです」と言う。湛は喚雲に似ていたのがきっかけだと認めた上で「今の私には君しかおらぬ」と話す。しかし、まだ観音像があることで、喚雲を忘れていないと思ってしまう陸貞。

私の気持ちに偽りはないと、陸貞の両腕をつかむ湛。「聞きたくない」と湛を振り払った時、陸貞の手が傷口にあたってしまう。痛がる湛を見て「どきなさい」と陸貞を突き飛ばす蕭喚雲。そして湛に寄り添う蕭喚雲を見た陸貞は、駆け出して行ってしまう。再び追いかけようとした湛だが、蕭喚雲が衣をつかみ離さない。湛は短剣を取り出し、引っ張られる自分の衣を切り裂いてしまう。

衣の一部を手に持つ蕭喚雲に「なぜ私が君を避けてきたか分かるか。君が残酷で身勝手な女だからだ。人の優しさを顧みようともせず己のことばかり。兄上を傷つけ、それだけでなく貞までも傷つけた。この衣のように私たちの縁もこれきり切れたのだ」と告げ、湛は短剣を地面に叩き付けると去って行く。


悲しみのあまり歩けなくなった陸貞は、泣きながら座り込んでしまう。うしろからそっと来た演は、そんな陸貞に外套をかけ立たせる。「私を友とお思いなら、どうかすべてを教えてください」と頼む陸貞。


青鏡殿で陸貞の名を呼び続ける湛。しかし陸貞は青鏡殿にいなかった。元禄から陸貞が昭陽殿にいると聞いた湛は、向かおうとするが高熱で倒れてしまう。


陸貞は演から三人の過去をすべて聞く。青薔が自分を宮中に入れ、婁昭君に会わせた理由も分かる陸貞。「湛が私を見つめている時、私ではなく別の誰かを見ているそんな気がしました。今になって、あの眼差しの意味か分かりました」と言った陸貞は、自分と湛を会わせないでほしいと演に頼む。私にも誇りがあると。それだけではなく、沈嘉敏に湛が無事に帰ったら湛との縁はそののちいっさい切ると約束もしたと話す。「やはり天はすべて見ていたのね」と言う陸貞。


怪我をしていた体で雨に打たれた湛は危険な状態に。うなされながら「話を聞いてくれ、誤解なのだ」とうわごとを言う湛。


湛の斬った衣も見つめながら「尽くしたのに、この衣のように私との縁を切った」と言う蕭喚雲。気が高ぶっただけだと王璇は話す。「ならよいわ。湛のほうこそ苦しむことになる」と言い、蕭喚雲は持っていた衣の切れ端を投げてしまう。


元福は含光殿の宮女から、貴妃が鳳印を返上し仏道に専念したいと伝えてきたと演に。


湛はまだ体調が悪かったが、元禄が止めるの聞かず修文殿を出る。そこに沈碧が来る。少しでも話すことができて嬉しい沈碧だったが、玉明の言葉で湛が青鏡殿へ向かったことを知り、陸貞に対抗意識を持つ。

嬉しそうに歩く沈嘉敏に近付く沈碧。沈嘉敏は沈碧に「長姐さん(長公主)が来て、私を長広王妃にするって」と満面の笑みで話す。父のおかげで帰れたのだから長広王も同意するはずだと。


青鏡殿へ行った湛だったが、陸貞は会ってくれなかった。湛は陸貞が自分と蕭喚雲についてすべてを知ったことを丹娘から聞く。


湛が昭陽殿へ行くと、演が酒を飲み、剣を振り回していた。なぜ貞に過去を明かしたのかと聞く湛。そんな話をすればよけいこじれるだけ、昨日はまことに何もなかった、喚雲も愛していないと。「誠か」と疑う演。そして湛のことは尊重してきたが「そなたは兄として私を敬ったか。敬う気持ちがあるなら、なぜ喚雲を修文殿に入れた」と言う。

何も言い返せない湛。演は再び剣を振るい、それを止めようとした湛が腕を斬られてしまう。流れる血を見て「湛」と慌てて駆け寄る演。すぐに演は侍医を呼ぼうとするが、外部に知れれば妙な噂になると湛は止める。


湛に薬を塗りながら、私が愚かであったと演は詫びる。改めて湛は貴妃とは何もなかった、信じてほしいと言う。「信じるとも」と演に言われ、湛は「私にとってあなたは心の広い優しい兄です。皇帝としても父上に少しも劣りません」と話す湛。帝位に就けなかったことを不満に思ったこともあるが、今は陛下の右腕として斉を繁栄させたいと。そして陛下に貴妃しかいないように、自分にも貞しかいないと言う。

随州で行く度も危険な目に遭ったが、そんな時、思い出すのは貞の事だけだったと言う湛。「私のすべてです」と湛から言われ、演は貞が湛に会おうとしないのは、沈家に救出を頼んだ時、神に無事に帰ってきたら湛と別れると約束したからだと話す。そして長公主から沈家に功労があったため、褒美として沈嘉敏を妃にしたいという文も届いたと。


湛は長公主と外で会う。「私は決して嘉敏を娶りません」と言う湛。生きて戻れたのは沈家のおかげだと長公主が言うと、恩は何倍にもして返すと湛は言う。なれど嘉敏を妻にはしないと。その話を嘉敏と沈碧は聞いてしまう。


湛の話を聞き、家で大泣きする嘉敏。嘉敏は帰ってきた嘉彦に抱きつき「殿下は陸貞の虜なの。私は娶らないって」と泣きつく。嘉彦は「そなたを娶るしかないのだ。救出の経緯は皇太后もご存知だ。いずれまた皇太后の反撃があるでだろう。そうなった時、殿下は沈家を頼るしかない」と嘉敏をなだめる。しかし、たとえ妃になれたとしても、殿下の愛は得られないと覚悟はするようにと言う。

嘉彦は陸貞には私から話してやる、女官なら相応の分別があるはず、と言うが、陸貞が玲瓏と偽っていた事を思い出した嘉敏は「よいわ。陸貞はいつも司衣司にいるゆえ、兄さんとはいえ、男が行くのは都合が悪いでしょ」と話す。それを聞きながら、花瓶にあるくちなしの花を見て頬笑む嘉彦。


杜司儀の話も聞かず"定めて相思の意に負かざらん"と書いていた陸貞。「やる気がないならば来なくてよい」と杜司儀は怒る。皇后になりたいのなら昭陽殿でこびを売るがよいと。陸貞が陛下とは何もないと話すと、では誰と情を通じているのだと杜司儀は言う。


沈碧は青薔のところへ。王尚儀との取り引きで女官となり協力してきたが、尚侍様こそ従うべきお方と話す沈碧。狙いを聞かれた沈碧は陸貞の失脚だと言う。そして沈碧は陸貞が長広王と通じていると告げる。まさか、と思った青薔だったが、陸貞が長公主の玉佩いを持っていたのも、陛下がしとねに呼ばないのも、陸貞が長広王を守ろうとしたのも説明がつくと気づく。「私を欺く者には死を覚悟してもらおう」と言う青薔。


陸貞は杜司儀にすべてを話す。陛下から聞いた話には驚いたものの、今は受け入れつつあると陸貞は言う。しかし沈嘉敏に誓ってしまったと。笑い出し、誓いなど無意味だと言う杜司儀。そして「よく考えて決めるがよい。恋敵と争って殿下を奪うか、念願の六品になるため必死で精進するかをな」と言う。


随州の襲撃者が婁昭君と通じていたことを知った演は、自分は皇帝失格だと言い、湛に帝位を譲ると話す。しかし湛は親は親、子は子、親の罪を負う必要はないと言う。そしてこれからも弟として兄上を補佐したいと言う湛。「ならば母上を許してくれるか」と言い、演は湛にひざまずく。「いけません」と湛は立たせようとするが、演はやめようとしない。演の真剣な眼差しに負け、湛は「分かりました。約束します、皇太后が何もしないなら許します」と言う。決して失望させないと言う演。

湛は貴妃は気位が高いために素直になれないと話す。陛下に鳳印を返すと言ってきたのも、おそらく陛下の気を引くためだと。演は自分からも忠告したいと「貞にはしばらく会うな。頑固な娘だ、弁明しても聞くまい。しばらくしたら折りをみて私から話をしてみよう」と言う。


演が酔って暴れたことを王璇は蕭喚雲に話す。鳳印を返すと言ったのは、阮娘の独断だった。
演が雨に打たれた上に酒を飲んだため、また侍医が呼ばれたと王璇は言う。

夜中。蕭喚雲は眠っている演の元へ行く。寝顔を見ていた蕭喚雲は、壁に飾られた菩薩の絵を見ながら、演が「朕は生涯、喚雲だけを愛します」と天の菩薩に誓ったことを思い返す。
涙があふれてくる蕭喚雲。


ーつづくー


湛、右手を怪我しすぎ…。
陸貞に縫ってもらった時も、災害地から戻ってきた時も、演に斬られたのも右手Σ(T▽T;)
湛の右手は傷の痕だらけかも…。

あとね、湛は観音像を置いてちゃ駄目だよねー(o´д`o)=3
捨てろとは言わないけど、いつまでも諦められない蕭喚雲が見たら、未練があるって誤解するのも分かるよ"(ノ_・、)"

湛の愛する人が陸貞だと知ったら沈嘉彦はどうするんだろう?
ここで沈嘉彦をいい人だと思うか見損なうか分かれてしまいそう。
嘉彦は嘉敏から陸貞のことをどのように聞いているのかも気になる。陸貞が誘惑していると聞いているのかな?
実は私はすでに「沈家に頼るしかないから娶るしかない」とか「女官なら相応の分別があるはず」とかの言葉に「うーん」と思ってしまったの…(;_;)




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (Apple)
2014-02-12 12:58:47
高湛と簫喚雲が気になったけど、大丈夫ででよかった…
でも、陸貞はやっぱり気になるよね…高演も( ; ; )
しかも、似てるって事!
でも、今は違うって信じて欲しい!
高演も信じなくっちゃ、進めないよ~

うささん!私も簫喚雲からもらった観音像は持ってちゃダメ!!
単なるコレクターだったんだね(^_^;)
何か必要な、変わったもの、後世に残さないとダメな物だと思ってたのに…

湛の腕の傷~傷だらけだね…

沈碧がまた( *`ω´)

湛の愛する人が陸貞だと知ったら沈嘉彦はどうするのかな~諦めないと私は思うの~
そう、そこで正々堂々として欲しいな!!
うささんの仰る通り、沈嘉彦をいい人だと思うか見損なうか分かれてしまいそう!

うささん、いつもありがとうございます。

昨日は家族が居て、蘭陵王見れなくって…今から視聴しますね~
返信する
こんばんは! (time)
2014-02-13 02:04:54
阿湛が裾を切り、
喚雲にその身勝手さを言うシーンは
凄まじかったですね。

なのになのに、喚雲は、、、
と思ってしまいましたが、ラストからは
やっと変わりつつあるといいのですけれど。

この回は主役たちがそれぞれにマイナスに。
次回はどうにかそれぞれに立ち直って
くれるといいのですが。。。
返信する
修羅場でしたね~ (Berry)
2014-02-13 21:35:46
このドラマで、今回の修羅場?でしたね~。いったいどのあたりから修文殿の二人のやりとりをみていたんでしょうか。
陸貞は、陛下から三人の過去のいきさつを聞いたのは賛成ですが、それで自分が、身代わりに湛に好かれたのではと思うんですよね。
これって、以前のドラマと同じような。。
と司ぎに、事実を話したのは良かったとおもいます。
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