カイルXY(Episode10)

◆簡単なあらすじ◆

カイルの両親だと言うピーターソン夫妻は思い出のアルバムを持ってきたり、カイルの質問にもすらすらと答えます。執着していたバスタブについても、思い出の中に出てきました。そんな夫妻にカイルはアダム・ベイリンが誰かを聞きます。しかし、夫妻は知らないと答えます。カーン教授の事もカードキーの絵の事も、本当の両親なら手がかりを知ってるはずだと聞きますが、夫妻はその事も知らないという顔をします。
組織では、実験の証拠を残さないため"781227"を処分する計画を進めます。
ピーターソン夫妻とカイルはDNAが一致しました。それでもカイルはピーターソン夫妻と一緒には帰らないといいます。カイルにとって今の家族はトレガー家になっていました。
カイルが1人で歩いていると、何者かにハンカチを口で押さえられ、そのまま意識を失ってしまいます。意識をとり戻すと、見覚えのある場所にいました。そこは最初の記憶の森の中でした。カイルはそこに寝かされています。そして突然閃光がはしり、カイルは森で見た記憶を少し思い出します。初めカーン教授が命令により、フォスとカイルを始末すると銃をフォスに向けていましたが、フォスともみ合ううちにフォスが今度は銃を手にし、カーン教授を撃ってしまったというものでした。
カイルが起き上がると、すぐそばにフォスがいます。フォスが気絶させた事を謝ると、カーン教授が話していたアダム・ベイリンの事や組織、そしてアダムが示していた場所についてカイルは聞きます。しかし、話しの途中で組織に2人は襲撃され、暗い森の中逃げる途中フォスは負傷してしまいました。2人はなんとかその場を逃げる事がでます。カイルは、フォスからカーンを殺したあと、死体を処理している間にカイルが目を覚まし施設に連れて行かれ、今に至るという話しを聞きます。カイルがなぜ自分が狙われ、両親を覚えていないのは何故なのか、森にいたときより前の記憶がないのは何故なのかフォスに聞きます。教えてやろう…とフォスは話し始めます。
夜、家に帰ってきたカイルは、心配するトレガー家のみんなとデクラン、そしてピーターソン夫妻を前に「思い出したよ」と言いだします。そしてピーターソン夫妻をママ、パパと呼び、9歳の時ハワイへ行き初めてヤシの木を見た事、洞窟のある科学博物館へ連れて行ってもらった事、虹色の帆のヨットに乗った事など思い出した記憶としてカイルは話します。そしてピーターソン夫妻と帰る事になりました。
カイルとお別れのために皆が集まります。たった2時間の間に記憶を取り戻したと言うカイルをデクランは納得できません。そんなデクランに、僕は君を信用している、伝えたい事があれば何とかして知らせると言います。アマンダはカイルに「お別れじゃない、でしょ?さよならはなし」と言い2人は抱き合って別れます。
ピーターソン夫妻が車で迎えに来て、カイルのまとめた荷物を積み込みます。カイルはトレガーの皆とお別れの挨拶をし、最後に見送りに来ていたデクランに「渡したいものがあるんだ。部屋を見て」と言って車に乗り込みました。
カイルが出発した後、デクランはカイルの部屋に入り、残されていた段ボール箱を開けます。その中にあった物は、カイルが思い出として話したヤシの木や科学博物館の事が載っている本や帆が虹色のオモチャのヨットだったのです。それがカイルの知らせたい事でした。
カイルが車に乗ると夫妻に「二人ともウソが上手だね」と話しかけます。2人は笑い「プロだもの」と答えます。DNAの鑑定も遺伝物質をもらって鑑定していたのです。
フォスはあの日、ピーターソンについて行けばトレガー家を守れるし、行き先にある人物がいて、すべてを話すと言っていました。そして森にいた時より前の記憶がないのは「覚えてるわけがないからだ。あれより前、事実上、君はこの世に存在していない」と言われたのです。
カイルが車を降り、ある家の中に入って行きます。そしてどんどん歩いていくと、庭にいたのはアダム・ベイリンでした。カイルはアダム・ベイリンにすべてを知りたいと言います。
組織では"781228"素晴らしい状態よ、と女が言います。その前には丸みを帯びた透明の実験装置があり、中には横たわる人がいます。




～感想～

ニコールにとっては
本当にカイルは自分の子供と同じだと思っていたと思うので
お別れが誰よりも悲しかったと思います
見ていてやっぱり一番辛かったです

カイルもトレガー家やアマンダとのお別れは
とっても辛かったと思うけど
アダム・ベイリンとようやく会えて
真実を知るまで
あと少しという所までたどり着きました
どんな真実が待っているのか
私もとっても楽しみ

カイルは"781227"なので
"781228"は次ですよね…
こっちも気になります
カイルもこの中から生まれたのかな……




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