現実世界のウェイウェイが、ゲームの世界では廬葦微微(ろいびび)。
現実世界のシャオ・ナイが、ゲームの世界では一笑奈何(いっしょうないか)。
※漢字の名前の時はほとんどゲームの世界です。
シャオ・ナイ宅。“家族システムについて”のレポートをまとめていたウェイウェイは“霊獣システムの新しい考え方”を書こうとし、自分の霊獣をほったらかしにしていたことを思い出す。
ゲームを始め、すぐに霊獣と会う微微。ウェイウェイは男神の虎にも餌をあげようと“餌を買ってくるから、留守番してなさい”と思う。「このセリフ…どこかで聞いたわ」とつぶやいたウェイウェイは、シャオ・ナイが出かける時「じゃあ、ここで留守番してて」と自分に言ったことを思い出す。
微微がオンライン中と分かり、蝶夢と妮妮がチャットで声を掛けてくる。「2人とも、ご無沙汰ね」と言う妮妮。微微は「インターン中だから、時間が取れなくて」と話す。せっかくだからと、妮妮が微微と蝶夢を誘い、3人は地下迷路へ行くことに。
微微たちはボスキャラと戦うが「私はきっと腕が鈍ってるわ」と心配していた蝶夢が死んでしまう。「2カ月も空けるとダメね。装備を整え直すわ」と言う蝶夢。
蝶夢がその場を離れ、妮妮は「前マスターの蝶夢が気の毒」と微微に話す。何があったの?と微微が聞くと、妮妮は「ギルドメンバーがほとんど入れ替わったの。小雨妖妖とその取り巻きが幅を利かせているのよ」と答える。「今も戦天下がマスター?」と言う微微。妮妮は「そうよ。レベルだって蝶夢をはるかにしのいでる。特に小雨青青が嫌な感じなの。私もギルドを抜けたい」と言う。
微微は「蝶夢と戦天下は…?」と尋ねる。「よりは戻った。蝶夢が病気の間、ずっと看病してくれたんですって」と妮妮が返したところで蝶夢が戻ってくる。
微微が帝都でインターンをしていると聞き「時間があるなら、今から、お茶しない?」と言う蝶夢。2人は学院通りの“レッド”というカフェで会う約束をし、蝶夢はグリーンのスカートに白いシャツという着ている服装と、携帯番号を微微に伝える。そんな中、シャオ・ナイが突然チャットでウェイウェイに話しかけてくる。
「なぜ携帯を使わないの?」とウェイウェイが聞く。シャオ・ナイは「携帯より楽だ」と話す。そして「親戚の別荘に行かないか?」と言うシャオ・ナイ。別荘にあるプールで泳ごうと。「バスケより水泳が得意らしいけど、水泳の試合はどんな感じなんだろ」と話してたスースーの言葉を思い出すウェイウェイ。「いいわ」と返事をしたウェイウェイに、シャオ・ナイが「泳げる?」と言う。「いいえ、そばで見てる」とウェイウェイは答える。
ウェイウェイが今から学院通りの“レッド”というカフェで蝶夢に会うことを伝えると「じゃ、そのカフェへ迎えに行く。クローゼットから俺の水着を持ってきてくれないか?」と言うシャオ・ナイ。「水着?」と言ったウェイウェイは、シャオ・ナイの水着姿を想像し、ぼんやりしてしまう。「ウェイウェイ?」とシャオ・ナイに呼ばれ、ハッと我に返るウェイウェイ。ウェイウェイは「分かった」と言う。
シャオ・ナイは社員たちに「ここ数日、多忙を極めたので、今日はこれで終業にしよう」と告げる。強制退社だと。社員たちは喜び「三男はどうするんだ?」とヨンホウが聞く。「水泳」とシャオ・ナイが言い「俺も行くよ」と言うバンシャン。シャオ・ナイは「邪魔だ」と言う。
レッドへ行ったウェイウェイは、白いシャツにグリーンのスカートを履いている女性に「こんにちは」と話しかける。「あなたが廬葦微微?」と聞く蝶夢。ウェイウェイは「はじめまして、蝶夢」と言う。美人のウェイウェイに蝶夢は見とれ「小雨一族ときたら、あなたの陰口ばかりなのよ。ネカマだの何だのって言いたい放題。あなたに会えば逃げ出すでしょうね」と話す。真水無香も別れたことを後悔するはずだと。ウェイウェイは「他の人の話は、やめましょ」と言う。
蝶夢が謝ると「とんでもない。真水無香は見ず知らずの他人同然だしね」と言うウェイウェイ。「割り切れて羨ましいわ。私なんか未練たらたら。小雨青青のせいで、一度、戦天下と別れたの。だけど彼が急に優しくなって…、病気の私を看病してくれたの。毎日、尽くしてくれた。それで仲直りした」と蝶夢は話す。ウェイウェイが「復縁できたのなら、よかったじゃない」と言うと、首を横に降り「そうでもないの。今になって分かった、彼の心は冷めてた。よりを戻しても、昔の2人には、もう戻れないわ。私が一度、許したから、彼は裏切りを繰り返すの。だんだん、ひどくなってて…。私、疲れちゃった」と涙を流す蝶夢。ウェイウェイは「元気を出して」と言うことしかできない。
微微に話て楽になった蝶夢は「夕食も一緒にいかが?」と言う。「せっかくだけど、これから泳ぎに行くの」とウェイウェイは申し訳なさそうに断わる。蝶夢が「恋人と?」と聞き、恥ずかしそうにうつむくウェイウェイ。「あなたほどの美人なら、大切にされてるでしょうね」と蝶夢は言う。
今日は働いている蝶夢がおごることにし、ウェイウェイは「今度は私がごちそうするわ」と約束する。
蝶夢と別れ、外に出たウェイウェイはシャオ・ナイに電話をかける。車を運転していたシャオ・ナイはハンズフリーで電話に出る。「もしもし、終わったわ」と言うウェイウェイ。シャオ・ナイはもうすぐ着くことを伝える。
カフェの前で待っているというウェイウェイに「君の水着は?」とシャオ・ナイが聞く。ウェイウェイが返事に困ると「何だったら選んでやるよ」とすでにウェイウェイが見える場所まで来ていたシャオ・ナイが言う。慌ててウェイウェイが「大丈夫、自分で選ぶから」と買いに行き、その姿を見て笑うシャオ・ナイ。
ウェイウェイはショップの店員に勧められた大胆な水着ではなく、露出の少ない黒い水着を買う。
車内。「もう買ったのか?」とシャオ・ナイが聞く。ウェイウェイは「まあね」と返事をするが、心の中で“買ったけど、着るとは限らないんだから。泳ぐつもりなんてないもの”と思う。そして“目的はただ1つ。あなたの泳ぐ姿を撮影すること”と思い、つい笑ってしまうウェイウェイ。
別荘へ入り、シャオ・ナイは「俺の水着は?」と聞く。ウェイウェイが見ないようにカバンを開け、シャオ・ナイは中から水着を取り出す。その水着を見て「これか」と言うシャオ・ナイ。ウェイウェイが「いけなかった?」と言うと、シャオ・ナイは「水泳大会の優勝祝いに叔母がくれたけど、着たことがない」と答える。「好みじゃない?」と言うウェイウェイ。シャオ・ナイは「いいや。君って意外と好みがシックだと思って」と言うと着替えに行ってしまう。
ソファに座って待っていたウェイウェイは、水着姿で現れたシャオ・ナイをまともに見ることができない。顔を背け“水着はやっぱり恥ずかしい。お願いだから、上に何か羽織ってよ”と思うウェイウェイ。いたたまれず、ウェイウェイは急いでその場から離れる。
水着を着たものの、水着にならずに済む口実を考えようとウェイウェイは思う。
蝶夢は戦天下に電話をかけ「おいしいステーキ屋さんを見つけたの。一緒にどう?」と誘う。しかし戦天下は「これからダンジョンに行くんだ」と言って断わる。「誰と?」と聞く蝶夢。戦天下は「もちろんギルドメンバーだよ。マスターだからね」と答える。
ゲームの中。青青が「早く“雪山のニンジン”を手に入れてよ」とチャットで戦天下に言う。「もう一度、トライする」と言う戦天下。青青は「期待してるわ。でも蝶夢さんが気を悪くする?」と聞く。戦天下が「メンバーを助けるのはマスターの務めだろ」と答えたことろに「よかったら、私も協力するわ」と蝶夢が現れる。「なぜ、ここへ?」と戦天下が言う。蝶夢は「ダンジョンへ行くと聞いたから。前マスターとして手伝いたくて」と話す。そして「じつはビッグニュースがあるの。廬葦微微に会ったわ」と言う蝶夢。目を見張るほどの美人よ、女優になってもおかしくないわ、と。
カフェ。青青たちは戦天下の前だからウソをついたと、廬葦微微が美人だという蝶夢の話を信じない。微微が真水無香の会社でインターンをしていることを知っている青青は、妖妖に「真水の会社に行きたいな。廬葦微微を見たいわ」と頼む。「ダメよ、真水が嫌がるわ」と断わった妖妖だったが「真水が嫌がるようなら、あなたとは遊びかもよ」と青青に言われ、妖妖は「じゃ、聞いてみる」と言う。
レストランで食事をしながら、妖妖はシャオシャン(真水)に「会社に行ってみてもいい?」と聞く。どんなところで働いているのか知りたいと。「僕では決められない。父さんの許可をもらわないと」と言うシャオシャン。しかしガッカリする妖妖の顔を見て「分かったよ、いずれ案内する」とシャオシャンは言う。
シャオシャンは妖妖を会社へ連れて行く。シャオシャンに腕を絡める妖妖を見た受付嬢は、すぐに御曹司が若い女性を連れて出社、恋人みたいだとベイベイに伝える。「じゃ、あの実習生は?」と混乱するベイベイ。
シャオシャンは青青たちも連れてきた妖妖に「君1人かと」と小声で言う。「行きたいと、せがまれたの。ごめんなさい」と妖妖が甘えた声で謝り「構わないよ」と言うシャオシャン。
青青はシャオシャンに「廬葦微微が働いてるんでしょ?どんな人か見ても?」と聞く。シャオシャンが「僕は正体を明かす気はない」と答えると「私たちもそうだけど、顔が見てみたいの」と言う青青。じゃ、見るだけだと、シャオシャンは通りかかったベイベイに「チャオ・アルシーにお茶出しを頼んでくれ」と言う。その直後、シャオシャンは父親に呼ばれ行ってしまう。
しばらくしてベイベイがアルシーを連れてくる。「お客様の対応をします」と妖妖たちにアルシーを紹介するベイベイ。アルシーの顔を見た青青は「この程度よ」と言う。
青青から頼まれたコーヒーを4人分持って来るアルシー。青青はわざとアルシーの靴にコーヒーをかけて汚す。しかしお客様だからと、アルシーは怒らずに我慢する。その後も、アルシーはもう一度コーヒーの入れ直しをさせられたり、ソファの下に落としたピアスを拾わせたり、次々と食べ物や飲み物を運ばされる。
行ったり来たりしている途中で、アルシーはシャオシャンに呼び止められる。息切れをしているアルシーに「どうした?」と聞くシャオシャン。アルシーは「お客様に充電器をお渡しいただけますか?フラフラなので少し休みます」と言って手渡す。
戻ってきたシャオシャンは充電器を妖妖に差し出す。受け取った妖妖は「さっき廬葦微微の靴にコーヒーがかかったの。怒ってるかしら?ゲームの中のように反撃されたらどうしようかと」とうつむく。シャオシャンが「現実では、うちの実習生だから何もできないさ」と言い、すぐに明るい顔になった妖妖は「あなたがいるものね」とシャオシャンの腕に手を絡める。
アルシーの顔を見て蝶夢が噓をついたと思った青青は「戦天下にオフ会を開かせて、蝶夢に廬葦微微を誘ってもらうの。当日、登場すれば…」と妖妖たちと笑う。
ゲームの中。皆を集めた戦天下は「メンバー同士の親睦を深めるべく、リアルで一度会合を開こうと思うんだ」と相談する。帝都で会おうと。皆も賛成したところで戦天下が「廬葦微微も誘ってくれ」と蝶夢に言い出す。「微微を?」と蝶夢が聞き返すと「一緒に食事をして、これまでの誤解を解きたい」と言う戦天下。青青も「そうね、大歓迎だわ。廬葦微微は美人なんでしょ?楽しみだわ」と言う。「微微に頼んでみるわ」と返す蝶夢。しかし微微に断わられるかもしれないと思った蝶夢は“ならば、やむを得ない”とあることを考える。
シャオ・ナイが車を運転している時、携帯に電話がかかってくる。助手席にいたウェイウェイが電話を取ってあげ、シャオ・ナイに画面を見せる。「代わりに出てくれないか」と言うシャオ・ナイ。セールスだと思って「もしもし」とウェイウェイが電話に出たとたん「母からだ」とシャオ・ナイが言う。驚いたウェイウェイは、それでも「シャオ・ナイは運転中なので私が出ました。代わります」とシャオ・ナイ母に話し、シャオ・ナイはスピーカーにする。
「もう電話がつながるの?」とシャオ・ナイが聞く。シャオ・ナイ母は「ええ、もう下山したわ。あなたに惑わされた子がそばに?」と言う。「今、うちでインターン中なんだ」と答えるシャオ・ナイ。シャオ・ナイ母が「女の子が出て驚いたけど、声から、いい子だと分かったわ。だましたらダメよ」と言う。それを聞いたシャオ・ナイは「約束できない」と返す。「何を言ってるの。手をつけたのなら結婚するのよ」と言うシャオ・ナイ母。シャオ・ナイは「スピーカーで話してる」と母に伝える。シャオ教授に替わり「ウェイウェイ、今度、うちへ遊びに来なさい」と言って電話が切れる。
「みんなに気まずい思いをさせて平気なの?」と言うウェイウェイ。シャオ・ナイは「こういうイタズラが得意なんだ」と話す。ウェイウェイは「性格悪いわね。それから名前で登録しなさいよ」と言う。「覚えてるから」と言うシャオ・ナイ。
シャオ・ナイが車を止め、降りようとするウェイウェイ。そんなウェイウェイの肩を引寄せ、シャオ・ナイはキスをする。「責任は取らないとね」と言うシャオ・ナイ。
シャオ・ナイは降りて歩き出したウェイウェイを笑顔で見送る。
帰ってきたウェイウェイに、社長の息子の彼女とその友達が来て、召使いのようにあれこれ命令されたと愚痴を言うアルシー。そしてアルシーは歓天喜地が鍛冶スキルを習得したが、ボスを倒せなくて剣の材料が1つ足りない、今日は私、疲れ切っているからとウェイウェイにお願いする。
ーつづくー
シャオ・ナイが水着を「何だったら選んでやるよ」って言ったのが可笑しくて(*≧ω≦*)
絶対シャオ・ナイだったら、ウェイウェイの選んだ水着は選んでないと思う。
でも、シャオ・ナイが水着を選んでいる姿は想像できないぃぃぃぃぃ。(想像しなくていい、いい)
結局、ウェイウェイが泳いだのか分からなかったけど…。
でも、シャオ・ナイの泳ぐ姿を撮影することが目的だなんて、ウェイウェイ大胆すぎる(*´艸`*)
時々こっそり1人で見るつもりだったのかな?
「手をつけたのなら結婚するのよ」と話したシャオ・ナイ母も可笑しくて(≧▽≦)
キスも手をつけたことになる?
今回、イタズラするシャオ・ナイが見れたのも良かった。
それに笑顔が多かったかも!?
もっと笑ってほしいーo(≧∇≦o)
微微をオフ会に来させるために、蝶夢は何をする気だろう?
青青たちが恥をかくのはいいけど、微微と蝶夢の友情は大丈夫?と心配になっちゃう。
そこから真水や微光にもアルシーが微微じゃないと分かるのかな?
続きが早く見たいー!!
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うささん⁉や私たちと同じで、きっと泳ぐ姿が目的じゃないよう(≧▽≦)
水泳大会の優勝祝いに叔母がくれたということは、他に競泳用のピチピチ水着があったのね。
その方が良かったのに~笑
二人でプールにいるシーンが見たかったな。
「手をつけたのなら結婚するのよ」て、そうよね。責任とらなきゃ。
シャオ・ナイて、いたずら好きの茶目っ気たっぷりで、ただのイケメンじゃない。
お父さんまで息子の彼女の電話に出て、いい家族ね。
オフ会、どうなるんでしょう?
微微が簡単にオフ会に来るとは思えないから、蝶夢は
だまして連れて来るのかしら。
私もアルシーが微微じゃないと分かった周りの反応が早く見たーい。
お返事が遅くなってしまってすみません(;△;)
あらすじを読んでくださってありがとうございます(*´ー`*)
お世辞でも、そう言っていただけて嬉しいです♪
たしかにキスシーンは長いですよね(*≧ω≦*)
ハオ・メイはKOが無口なので、ただ放っておけなかっただけ
なのかな?と勝手に想像してます。
でもKOの方はハオ・メイに特別な感情があるのかも?
シャオ・ナイがウェイウェイにスマホを買ってあげなかったのは
ウェイウェイがそういうことをされるのを嫌がると思った
からかな?…と、こちらも勝手に想像してました(*´艸`*)
そういう「なぜ?」をはっきり話てくれるといいですよねヾ(・ω・`;)ノ
コメント、ありがとうございました!!
私はシャオ・ナイの水着姿より、泳ぐ姿の方が見たいです!!!
と、いうか、服は脱がなくてもいいの…。(プールでじゃないよ)
競泳用のピチピチ水着(≧∇≦)ノ彡
ねこさん、面白すぎる!!!
でも、私も2人でプールにいるシーンが見たかったなぁ。
いたずら好きのシャオ・ナイ、最高でしたよね(*´艸`*)
実際、何の心の準備もないまま、いきなり彼氏のお母さんと
話すのは嫌だけど( ̄▽ ̄;)
でも、ウェイウェイはさすがの対応でしたね。
逆に母親の立場としては、いきなり息子の彼女と話すって
どうなんだろう?