現実世界のウェイウェイが、ゲームの世界では廬葦微微(ろいびび)。
現実世界のシャオ・ナイが、ゲームの世界では一笑奈何(いっしょうないか)。
※漢字の名前の時はほとんどゲームの世界です。
犯人が分からず、今夜は思いきり食べて傷ついた心を癒そうとKOの働いている店へ行くハオ・メイ。ハオ・メイは料理を運んで来たKOに「食べ切れない、一緒にどう?」と言って誘う。KOが椅子に座り、ハオ・メイはお酒も渡す。
「ところで、ありがとう」とハオ・メイがお礼を言うと「何が?」とKOが聞く。ハオ・メイは「昔から、この店に通ってた。君が働く前からだ。例えばこの肉、量が以前の3倍はある」と答える。「痩せすぎだ」と言うKO。
ハオ・メイが「いろいろ大変なんだよ」と返すと、KOが「嫌なことが?」と尋ねる。「そうじゃない、疲れてる。最近、行き詰まっててさ。詩人の李白は酒を飲んでヒントを得たんだろ?俺も試してみる」と言って酒を飲むハオ・メイ。
酔ってしまったハオ・メイにKOが「家は?」と言う。しかしハオ・メイが答えることができず、KOは自分のPCで探し、ハオ・メイの不動産権利書を調べる。
「ここは、どこだ?」と言いながら目を覚ましたハオ・メイに「うちの店だ」と言うKO。ハオ・メイが「なぜ、ここで寝てる?ここに住んでるの?」と聞くと、KOは「普段は店で寝泊まりしてる」と答える。「ベッドを奪ってごめん」と言うハオ・メイ。
ハオ・メイは「もしかして料理の中に薬でも入れた?」と言う。最近、すごく疲れてた、だけど今はパワー全開だと。
KOが「仕事がハード?」と聞く。「料理もハードだろ?でも考えてみて。1日中、PCの前でプログラミング。料理の2倍は疲れるよ。脳はオーバーヒート寸前。肩こりもひどいし、ストレートネックになりそうだ」と話すハオ・メイ。「辞めればいい」とKOが言うと「ダメだよ、仲間と始めた事業だ。無責任な真似はできない」と返す。「他の奴は?」と言うKO。ハオ・メイは「皆、忙しい。うちの三男は俺の2倍、働いてる。そう考えたら、まあ公平かな」と言う。「“うちの三男”?」とKOが聞く。ハオ・メイは「ああ。この前、一緒に来たイケメンさ。俺の右側には、奴の彼女が」と答える。しかしKOは覚えてないと言う。
「だろうな。俺のオーラには誰もがかすむ」と冗談を言うハオ・メイに「うん」と言うKO。ハオ・メイは「今、何て言った?“うん”?」と聞き返す。もう一度KOはうなずきながら「うん」と言う。ハオ・メイは喜び「おかげでフル充電できた。仕事に戻るよ」と帰って行く。
シャオ・ナイが帰ろうとした時、電話がかかってくる。「君は?」とシャオ・ナイが聞くと「KOだ。おととい、やりあった」と相手が答える。シャオ・ナイは「君から電話をもらうとは光栄だ」と言う。「なぜ携帯番号を知ってると?」とKOが聞く。シャオ・ナイは「簡単なことさ。俺だって君の番号くらい、すぐにでも調べられる」と返す。KOは「なら、やってみろ。30分やる」と言って電話を切る。
デスクに戻るシャオ・ナイ。
電話を再びかけてきたKOが「お前の負けだ、1時間待った」と言う。KOの携帯番号を言い「5分だ」と言うシャオ・ナイ。「5分?電話会社をハッキング?」とKOが聞く。シャオ・ナイは「いや。電話会社に発信元不明の迷惑電話で通報したら、すぐ教えてくれた」と言う。「なぜ、かけてこない」と言うKO。シャオ・ナイは「電話をかけずに、じらしてやろうと思ってね。KOは一匹狼で有名だ。何度も俺を挑発してくるが、狙いは何だ」と言う。
KOは「今夜24時にハッカー大会がある。興味は?」と聞く。「どうしろと?」と言うシャオ・ナイ。KOは「参加しないか」と言う。俺が負けたら1年間、無給で働く、人手不足だろ、と。シャオ・ナイは「そのとおりだが、いいハッカーがいいプログラマーとは限らない」と返す。「腕は保証する。どうした、怖気づいたか」と言うKO。シャオ・ナイは「受けて立とう。成功数で勝負を」と返事をする。
翌朝。ハオ・メイ、バンシャン、ヨンホウは、昨日の国際ハッカー大会で、中国の2人が記録を破ったらしいと仕事仲間から聞く。1人は69件で、もう1人が68件だったと。
シャオ・ナイはハオ・メイたちに「今日、新しいスタッフが来る」と伝える。「それは楽しみだな。いつ来るんだ?」と聞くハオ・メイ。シャオ・ナイは「深夜だ」と答える。「まさか幽霊じゃないよな」とハオ・メイが言うと「知り合いだ」と返すシャオ・ナイ。有能な人物に心当たりがないハオ・メイに、シャオ・ナイは「“寺”だ」と告げる。
深夜。「本当にハオ・メイのPCをハッキングした奴が?」と言うバンシャン。ヨンホウは「ああいう達人は一匹狼だろ?なぜ、うちの会社に?」と言う。ハオ・メイはトイレのモップを手に持って待ち構える。そこにKOが。
「何で君が?出前頼んだ?」と言うハオ・メイ。シャオ・ナイが「君だったのか」と言い、KOが「ああ、俺の負けだ。約束どおり、1年間、無給で働く」と返す。「給料は払う。致一テクノへようこそ。名前は?」と言うシャオ・ナイ。KOが「知ってるだろ。KOだ」と答え、2人は握手を交わす。
“KO”という名に聞き覚えのあったヨンホウは、すぐに超すご腕で超有名なハッカーだと気づく。ハオ・メイが「三男、まさか新人て…」と驚き、KOが「俺だ」と言う。そして「約束は守る。無給で」とシャオ・ナイに言うKO。シャオ・ナイは「メイの口座に入れる」とKOに話すと、ハオ・メイに「お前がKOの面倒を見ろ」と言う。「俺が?」と言うハオ・メイ。
ハオ・メイは「ここが君のデスクだ」と連れて来たKOに話す。いきなり在宅勤務なんて羨ましいと。KOは「怒ってない?」と聞く。「そりゃ腹は立ったさ。俺をだまし、PCもハッキングした。でも考えたら、結構ドラマチックかなって。夜食を食べに行って知り合った料理人が、有名ハッカーのKOだったなんて」と言うハオ・メイ。
ハオ・メイは「なぜ俺の壁紙を、アイドルから寺に変えた?」と言う。KOは「ブスだから」と答える。
会議後、シャオ・ナイのオフィスに来たバンシャンは「ウェイウェイと同居しないのか?」と聞く。「あたり前だ。結婚前だし、経済力もない。そうだろ?」と言うシャオ・ナイ。
食事の誘いをスルーして帰っていくシャオ・ナイに、バンシャンが「何するんだ?」と言う。シャオ・ナイは「結婚、子作り」と答える。
微微と奈何は霊獣を連れ三生石へ。「人間と同様に霊獣にも男女の縁がある。わしは霊獣会の仲人だ」と言われた後、2人の霊獣は“結婚許可証”に足跡をぺたんとつける。
「霊獣が入居する時は、屋根からハートが飛び出すそうよ。本当かしら」と言う微微。シャオ・ナイは「試してみよう」と返事をする。しかし2人の霊獣はオンラインが150時間未満のため、未成年と見なされ入居できなかった。ガッカリした微微は「成人のランクなのに入居できないの?“新倩女”では、こんなルール作らないよね?」と奈何に聞く。「もちろん、バカげてる」と言う奈何。
微微は「仕事してて。私がオンライン時間を稼ぐ」と言う。奈何は「俺はオートフォローにする」と返す。
家庭教師代が入ったウェイウェイは、携帯ショップへ行く。シャオ・ナイと同じ携帯で同じカラーを買ったウェイウェイは“男神に笑われるかな”と思いながらも、もし聞かれたら偶然だと言おうと考える。
家に帰り、シャオ・ナイにメールを送ろうと思うウェイウェイ。インパクトのある初メールにするため“香港。帰氏グループ20周年記念、ご愛顧感謝キャンペーン。厳正なる抽選の結果、あなたが3等に当選されました。景品はノートパソコンです。手数料1000元のご入金を確認後、商品をお送りいたします”という迷惑メールに似せて打つ。さらにリアルにしようと、口座番号まで書くウェイウェイ。
ウェイウェイは“男神はスパムメールだと思って削除するはず。あとで本当のことを知ったら、どんな反応するか楽しみだわ”と思いながら笑う。
食事の途中でウェイウェイの携帯に「ベイ・ウェイウェイ様。シャオ・ナイがあなたの口座に1000元を入金しました」というメールが届く。驚いたウェイウェイは、自分の部屋へ行き、シャオ・ナイに電話をかける。
「本当に入金したの?あれはウソよ」と言うウェイウェイ。シャオ・ナイは「君だと分かった」と言う。発信地を調べたら君の故郷だった、と。
「スパムメールが来るたび調べてるの?」とウェイウェイが聞く。シャオ・ナイは「そうじゃない、口座番号に見覚えがあったからさ。名義も書いてない。あれじゃ、すぐバレる」と答える。銀行カードをシャオ・ナイに一度しか見せていなかったウェイウェイは、すごいわね、と言う。
「なぜ入金したの?」と聞くウェイウェイ。シャオ・ナイは「航空券を買え」と言う。そして花の咲きそうなサボテンを見ながら「“あぜ道に花咲く 緩緩と帰るべし”」と言うシャオ・ナイ。
ウェイウェイの荷造りを手伝いながら「もう帰ってしまうの?実習があるなら、前もって言えばいいのに」と言う母。
寮に戻れないウェイウェイは、シャオリンの部屋を借り、居候することに。
戻ったウェイウェイは、致一テクノへ向かう。“帰る日は伝えてない。いきなり会いに行ったら、どんな顔をするかしら?サプライズになるかな”と思うウェイウェイ。
ウェイウェイが致一テクノの前まで行くと、ちょうど客のファン社長が来る。シャオ・ナイの代わりにファン社長を出迎えたバンシャンは、ウェイウェイを見て驚く。“何なのよ。男神が今日は1人だと言うから、直接、会社に来たのに。一体、どういうこと?愚公はいるし、この人たちも男神を訪ねてきた。今のうちに帰ろう。彼には夜、話せばいい”と思うウェイウェイ。しかしバンシャンに入るよう促され、帰ることができない。
オフィスから出てきたシャオ・ナイは、ウェイウェイを見ても何も言わず、ファン社長と挨拶をする。バンシャンがファン社長を視聴ルームへ案内し、シャオ・ナイはウェイウェイに「来て」とだけ言って、ウェイウェイの荷物を持ってオフィスへ歩き出す。“相変わらず冷静ね。全然、驚いてない。歩くのも速いし、私より来客のほうが大事なの?そうだとしても少しくらい喜んでくれたっていいのに”と思ってしまうウェイウェイ。
ウェイウェイがオフィスに入ると、シャオ・ナイはドアを閉める。そしてウェイウェイのそばへ行き、キスをするシャオ・ナイ。
「シャオ社長、お客様を待たせたらよくないだろ」とバンシャンが呼びに来る。ウェイウェイはシャオ・ナイから離れようとするが、シャオ・ナイは離さずキスを続ける。
「機内食がまずくて…」とウェイウェイが言う。シャオ・ナイは「待ってて」と言うと、手に口づけをして出て行く。
手を見ながら“本当に、ここで待つの?従順すぎない?”と思うウェイウェイ。ウェイウェイは「ダメよ、やっぱり逃げよう」とそっと会社の入り口まで出る。しかし“今、逃げたら男神に笑われるかも”と迷ってしまうウェイウェイ。そこにシャオ・ナイがウェイウェイのために頼んだ出前が届く。ウェイウェイは代金を払おうとするが「小銭はありませんか」と言われてしまう。お釣りがないと。出て行く理由ができ、ウェイウェイは嬉しそうに「じゃあ、お店に行って払うわ。メモを残すから待ってて」と言う。
ファン社長が帰り、シャオ・ナイはオフィスへ。
“牛丼、ありがとう。でも小銭がなかったから、お店へ払いに行くわ”と書かれたウェイウェイからのメモを読み「素直に帰ると言えばいいのに」」と言うシャオ・ナイ。
シャオ・ナイはウェイウェイに電話をかける。「今、どこ?」とシャオ・ナイが聞き「シャオリンの家で掃除中。寮に住めないから、しばらく居候するの」と答えるウェイウェイ。シャオ・ナイが「住所は?」と言う。ウェイウェイは「来るの?あとにして。今、掃除中で散らかってる」と返す。それでも「すぐ行く」とシャオ・ナイは言う。「いいの。恐れ多くて呼べないわ」とウェイウェイが断わっても「恥ずかしいのか」と言うシャオ・ナイ。ウェイウェイは住所を伝え「ジュースも買ってきて」と頼むと電話を切ってしまう。
訪ねて来たシャオ・ナイにウェイウェイは新聞紙で作った三角巾を頭にかぶせ「台所をお願い」と連れて行く。きれいにしてね、と雑巾を持たせるウェイウェイ。
ーつづくー
KOをハオ・メイに任せるなんて、シャオ・ナイったら罪な人(≧∇≦)ノ彡
ハオ・メイは普通に話しているだけなんだけど、KOの1つ1つには別の意味があるから(多分)おかしくて(*≧ω≦*)
KOって本当にシャオ・ナイに負けたのかな?
ハオ・メイが疲れていて助けたくてわざと負けたとか、一緒にハオ・メイと仕事したくてわざと負けたとかもありそう。
全身、真っ黒くろすけ(服装ね)のシャオ・ナイもカッコいぃぃぃぃo(≧▽≦)o
シャオ・ナイって白っぽいイメージがあったから。
霊獣も可愛い(*´∇`*)
そして“結婚許可証”に足跡をぺったん♪
未成年でも結婚できるのね。
この2匹の霊獣の子供も楽しみ。
どんな子が生まれるんだろ?
そして初キス!!!
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
キス前の流れから最高(*´艸`*)
しかも、長かった!!
シャオ・ナイ、呼びに来てもやめようとしないし。
そしてオフィスから出たシャオ・ナイもクールでカッコいい!!
新聞で作った三角巾て書いたけど、あれ、何て言えばいいんだろう?
でも、台所、すごくキレイに見えたけど、汚れているところあるのかな?
シャオ・ナイなら掃除も完璧にやりそう!!
サボテンも楽しみ〜。
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うささんが書かれているように、わざと負けたのかもしれないですね。1年間無給で働くとまで言って会社に入ってきたんだものね。
だとしたら、1点差で負けるというところまで計算通りだったら凄すぎです(;^_^A
今回のお気に入りシーンは・・皆さんとは違って(違うはず 笑)霊獣です!!
霊獣の動きが何とも言えないくらい可愛くて、ネコみたい!
霊獣たち、ぺたんとする前にお互いを見て「せーの」でペタン!としたのがツボでした。
何回見てもかわいい~~(=^・^=)
ウェイウェイの両親は、せっかく帰省した娘がすぐに帰ってしまうのが寂しそうでしたね。飛行機の距離だから久しぶりだったんでしょうね。
でも航空券を買えるようにと、わざと騙されてくれたシャオ・ナイも素敵!!スマートで優しく、やっぱりかっこいい彼氏です。
新聞紙で作った三角巾?ははじめて見ました。
掃除するときにああいうのを作るのかな。新聞紙なので手軽でいいですね。
逆にシャオ・ナイのサプライズになってましたね。
ウェイウェイとの嬉しいはずの再会は一貫してポーカーフェイスを装ってたシャオ・ナイですが
出会った瞬間は、目が泳いでた?( ゚Д゚)よね。
そして、ドアの中へ連れて行って、こうしてああして♡
あれが初キスなら、シャオ・ナイは天性の才能の持ち主。
あの後のバンシャオの会話からも、到底初心者とは思えません。
恋の策士ですね。かっこいいー。
新聞の三角巾を被ってニヤリと微笑んだシャオ・ナイ。
「ウェイウェイは愛いやつじゃのう。これからどうやって料理してくれようか。」
と次の策を巡らしているところでつづく・・・
いやらしいお代官様風に妄想中<m(__)m>
とっても可愛い二匹ですが、これからどんどん大きくなっていくのかな・・・
霊獣が入居するときは屋根からハート飛び出す~ のも見たかったですね。
シャオナイの会社もいつもの仲間にKOが加わって最強メンバーに、仕事でのシャオナイの負担が少しは減るといいですね。