「お留守番シャンシャン」
食事会に行けなかった女性社員2人が、給湯室で「シュエさんが社長との関係を公表したそうよ」と話ているのを聞いてしまうシャンシャン。2人はシャンシャンがすぐうしろにいるのも気づかず「彼女、かなり酔っていたそうね。みっともない。いい恥さらしよ」と言う。シャンシャンは酔ってフラフラになりながら「そのとおり。リーシューとジョン・チーがカップルで、私とフォン・トンがカップル。何か文句ある?私はフォン・トンの恋人よ」と食事会で自分が言った時のことを思い返す。“本当に恥さらしだわ”と思いながらも“でも…まあ、いいか”と思うシャンシャン。フォン家の人もリーシューも私を恋人だと認めてくれてる、深く考えるのはやめようと。
シュアンイーとリウリウを新居に招待したシャンシャンは、フォン・トンと一緒に食材を買いに行く。シャンシャンが持っている買い物リストを見たフォン・トンは、ワンに「シェフに頼みたい料理がある」と電話。シャンシャンは「ダメよ」と止めようとするが、電話を切ったフォン・トンは「君は前菜だけでいい」と言う。
シュアンイーとドゥー・ファン、リウリウの3人がシャンシャンの新居に来る。ご馳走を前に「いい匂いだわ。お弁当を思い出す」と言うシャンシャン。それを聞いたフオン・トンが「なら明日の昼、食べにくるか?」と言う。シャンシャンをからかうシュアンイー。
シャンシャンは「チョンハオは?」と小声でリウリウに聞く。リウリウは「来るはずよ。待たなくていいわ」と答える。
社長と一緒の食事に緊張し、震えが止らないファン。フォン・トンは「今日の君は客だ。楽にしてくれ」と言う。
遅れてきたチョンハオが車から降りたとたんに電話が鳴る。「ベイビー、仕方ないだろ。恋人の従妹の誘いだ、断われない。付き合いだよ」と言うチャンハオ。
チョンハオは停まっていたフォン・トンの高級車を舐め回すように見る。
呼び鈴が鳴り、シャンシャンが玄関を開ける。チョンハオだと分かり、中へ入れるシャンシャン。
チョンハオは座っていたフォン・トンが、すぐ風騰の社長だと分かり「フォン社長。ヨウ・チョンハオです」と言って右手を差し出す。フォン・トンも立ち上がり、握手をしながら「よろしく、座ってくれ」と言う。
座ったチョンハオは、隣のリウリウに「従妹の彼氏がフォン社長と、なぜ教えてくれなかった」と小さな声で聞く。「教える必要があった?」とリウリウが答えると「もちろんだ。知ってたら俺だけ遅れてきたりしなかった」と言うチョンハオ。リウリウはそんなチョンハオの態度が気に入らない。
シャンシャンはフォン・トンに魚料理を取ってあげる。選り分けをするシャンシャンを見て「社長さん、なぜ彼女が選り分けの達人だと分かったの?」と聞くシュアンイー。フォン・トンは笑「最初は屋台で…」と話そうとする。それを「バラさないで」と止めるシャンシャン。フォン・トンは「恥ずかしいなら、今日は僕が代わろう」と言う。「でも、シャンシャンは好き嫌いはないのよ。選り分ける必要なんてないわ」とシュアンイーが言うと、シャンシャンを見つめながら「分かってる」と言うフオン・トン。すっかり皆はあてられる。そんな空気に関係なく「フォン社長。乾杯しましょう」と言うチョンハオ。
チョンハオは「僕の父は安博グループの社長で、僕は副社長なんです。どうぞよろしく」と話たあと「家の前の外車は社長のでしょ?車が趣味で?今度一緒に遊びましょう」と言う。フォン・トンは「僕にとって車は交通手段だ。こだわりはない」と返す。諦めず「スポーツはされますよね。今度一緒にコースを回りませんか」と誘うチョンハオ。しかしそれもフォン・トンは「すまないが、ゴルフはやらない」と断わる。
帰り。チョンハオは一緒に帰るリウリウに「君の従妹はいいよな。フォン社長に甘えていれば一生ぜいたくができる」と話す。「みっともないマネして、よく言うわ」と怒るリウリウ。チョンハオは「みっともない?それは従妹だろ。社長の横に座って、こっちが恥ずかしかった」と言う。さらに、フォン・トンは外見で人を判断しない、従妹は男を見る目があるわ、とリウリウが言うと「だろうな。やり口も従妹の方が上手だ。君ら2人には恐れ入るよ。金持ちに取り入ってさ」と言うチョンハオ。「チョンハオ」とリウリウは怒鳴る。
シャンシャンと後片付けをしていたフォン・トンは「従姉と仲がいいのか」と聞く。「いいわよ。一緒に育ったから姉妹同然なの」と言うシャンシャン。フォン・トンは「ヨウ・チョンハオは?あの2人、うまくいってるのか?」と言う。「問題はなさそうよ」と答えたものの、シャンシャンは“実は上海に留まるために無理して付き合ってるなんて言えるわけないわ。男を利用するお金目当ての女と取られかねない”と思う。
フォン・トンを見送るために外に出たシャンシャンは「従姉とは実の姉妹じゃないけど、彼女の人柄は私が一番よく知ってる。決して玉の輿狙いじゃない」と話す。フォン・トンは「分かってる。彼女は頭がよさそうだ。野心がある。余計なことは考えるな」と言う。そして「明日もデートだぞ。遅れるなよ」と言って帰って行く。
野心があるってどういう意味かしら?リウリウと仕事の話はしてなかったけど…“御曹司と付き合ってる計算高い女”そう言いたいわけ?私の友達のこと、どんな風に思ってるのかな、と思うシャンシャン。
フォン・トンが旧宅に帰ってくると、ユエが携帯で子供の写真を撮っていた。「伯父さんと撮ろう」と言い、一緒に写るフォン・トン。ユエは、他の写真も見て、とフォントンに携帯を渡す。写真を見ていたフォン・トンは、その中にシャンシャンの実家や両親の写真もあることに気づく。ユエがシャンシャンの身辺調査をしていたことをフォン・トンは知る。
問い詰めるフォン・トンに「イェン・チンのことも調べたでしょ。兄さんの先輩なのに手加減しなかったわ。あの時、私は文句1つ言わなかった」と返すユエ。フォン・トンが「満足したか?」と言うと「そうね、平凡でマジメな人たちよ」とユエは答える。
ユエは「シャンシャンの家族を受け入れられるのにリーシューはダメ?」と聞く。「なぜリーシューが出て来る」と言うフォン・トン。
彼女の気持ちを知ってて、距離を置くためにマンションに泊ってるんじゃ?リーシューは幼なじみでフォン家の身内同然よ、私とは姉妹のように仲がいいわ、家出も学校でも、いつも一緒にいた、と話すユエ。フォン・トンはユエの話をさえぎると「一緒に育ったのは僕じゃなく君だ」と言う。ユエは「高校までうちに住んでたわ。しかも兄さんがアメリカ留学した翌年、彼女も同じ学校に入学した。忘れたの?」と言い返す。そして「一体、リーシューのどこが不満?」とユエは言う。「彼女に不満はない。だがシャンシャンにはある」と答えるフォン・トン。ユエはリーシューには関心がないから不満がなく、シャンシャンには興味が尽きないから嫌な部分も目につくとフォントンの気持ちが分かる。
ジョン・チーとリーシューと一緒に、レストランで食事をするシャンシャンとフォン・トン。シャンシャンはいつものようにフォン・トンの料理を選り分ける。それを見て自分たちも仲がいいように見せるため、フォークにさしたお肉をジョンに食べさせるリーシュー。
ジョンはイギリス出張が来週に決まったことをフォン・トンに話す。「また海外へ?」と驚くシャンシャン。さらにジョンは込み入った案件で、長期戦になると言う。
「イギリス?懐かしいわね。また行きたい。フォン・トン、私とシャンシャンも連れてってよ」と言うリーシュー。長く離れていたら、私とシャンシャンは寂しい、イギリスでダブルデートでもしない?と。「でも私…パスポートがないの」と言うシャンシャン。リーシューは「フォン・トンったら、なぜ申請してあげないの?なら旅行の話しは忘れて」と言う。しかしシャンシャンは、月末の財務部は繁忙期で私はどうせ休めない、気にしないで3人で行くようにと話す。
シャンシャンを家まで送ったフォン・トンは「アメリカに誘った時、申請しなかったのか」と言う。「出国の予定はないもの」と答えるシャンシャン。フォン・トンがリンダに頼むと言うと、シャンシャンは「必要ないわ。いくら恋人同士でも、海外出張のたびに仕事を放ってついてくなんて、あまりにも不謹慎よ」と返す。「分かった、君の勝ちだよ」とフォン・トンは言い、シャンシャンの額にキスをすると帰っていく。
イギリスに着いたフォン・トンたちはホテルへ。フォン・トンは恋人同士のジョンとリーシューには1つの部屋しか取っていなかった。部屋にリーシューと入ったジョンは「俺はソファで寝る」と言う。
ジョンは「これからの作戦は?」とリーシューに聞く。リーシューは「ないわ」と答え、シャンシャンのいない所に行きたかっただけだと話す。ここなら彼も私に注意を払ってくれる、冷静になって考えてほしい、誰が彼にふさわしいのか、と。「君が冷静になるべきだ」とリーシューに聞こえない声でつぶやくジョン。
シャンシャンに電話をかけたフォン・トンは「やっぱり後悔してるよ。ボーナスを減らしてでも連れてくるべきだった」と話す。「人のボーナスを勝手に減らさないでよ」と言うシャンシャン。電話を切ったシャンシャンが“いつもそばにいた彼がいなくなった途端、明かりが点々と灯されるように思いが募っていく”と思う。そんなシャンシャンに、母から「上海駅に着いたの。迎えに来て」と電話がかかってくる。
シャンシャンが上海駅まで行くと、両親と伯母、そして祖父がいた。おじいさんを念のために大きな病院で診てもらうために来たと話す母。リウリウとチョンハオの家に泊る予定だったが連絡がとれないと。皆はシャンシャンの新居へ行くことにする。
夜。シャンシャンが電話をかけようと外に出ると、そこにリウリウが来る。弟のトントンに事情を聞いたリウリウは「私が電話に出ないから、あなたに連絡してると思って…」と話す。リウリウが電話に出なかったのは、チョンハオと別れ家を出たからだった。あの日の食事が原因で別れた、コネを作りたくてフォン・トンを誘えとあれ以来しつこくて、と。「じゃあ、私が原因で別れたってこと?」と言うシャンシャン。リウリウは「バカ言わないで。おかげでやっと彼の本性が分かったのよ。感謝したいくらいだわ」と言う。とりあえず生活を落ち着かせ、母に何て話すかはそれから考える、母にはチョンハオの家は友達が来てるからダメと断わると言うリウリウ。
フォン・トンとジョン・チーと外を歩いていたリーシューは「なんだか昔を思い出すわ」と言う。写真たてに入っている写真を撮った時のことも思い出すリーシュー。
リーシューはイギリス名物の赤い電話ボックスを見つけ、3人で一緒に写真を撮ろうと話す。しかしフォン・トンは「2人を撮ってやる」と言い、自分は入らない。
バーでフォン・トンが飲んでいると「僕と飲まない?」と男に声をかけられ、困っているリーシューに気づく。フォン・トンは「やあ」と言ってリーシューとハグをし男に諦めさせ、自分の隣の席へ連れていく。
リーシューは「本当に私とジョン・チーがお似合いだと?」とフォン・トンに聞く。フォン・トンはうなずき「もちろん。ライフスタイルも似てて、君も奴も目新しい物好き、何でも試そうとする。僕と違う。僕は仕事しか頭にない」と答える。
「でも人は変わるわ。私も考え方や好みは昔のままじゃない」と言うリーシュー。「確かに君は変わった。おてんば娘だったのに、落ち着いた大人になった。成長して男を見る目が養われたよ」とフォン・トンは返す。だからこそ僕の親友に惹かれたんだろ、と。「正直に言うと、ジョン・チーは…、彼は…」とリーシューは言いかけるが、最後まで言うことができず「彼は気が多いでしょ。ウワサはいろいろ聞いてるわ。彼が心変わりしない保証はない」とごまかしてしまう。「ション・チーはロマンチストだ。今に分かるよ。僕の長年の認識では、彼は一途な男だ」と言うフォン・トン。リーシューは「でも永遠とは限らないわ。私は長続きする愛が欲しいの。例えば私たちの関係のように」と言う。それを聞いてしまうジョン。
「僕達の友情は永遠さ」と言って、フォン・トンはリーシューと乾杯する。
リーシューが部屋に戻ってくると、ジョンがソファで寝ていた。ジョンの顔を見ながら「協力してもらってるのに裏切るようなことを言ってごめんね。でも、やっぱり一緒に来てよかったわ。彼は私に興身を持ち始めたみたい。ありがとう」とリーシューはつぶやく。
リーシューがベッドに向かうと、ジョンはそっと目を開ける。
ーつづくー
震えてカチカチ鳴らすファンに、シュアンイーが「誰に電報打ってるの」って言うのが可笑しくて可笑しくて(≧∇≦)ノ彡
でも社長が目の前にいたら緊張だってしちゃうよね。
姉妹同然のユエがリーシューを応援したい気持ちも分かる。
でも「シャンシャンの家族を受け入れられるのにリーシューはダメ?」は全然違うお話。
フォン・トンはリーシューの家柄がダメと言ってるわけじゃないものね。
それにイェン・チンと恋愛結婚したユエなら、人を好きになる気持ちが分かるはずなのに…。
リーシューは相変わらず自分のことばかり。
ジョン・チーが可哀想。゜(ノдヽ)゜。
「なら旅行の話しは忘れて」と言った時のリーシューがトゲトゲしいったら(*`ω´*)
可哀想といえば、リウリウ。
チョンハオがやっときたかと思ったらあの態度( ̄- ̄;)
しかも帰る時にリウリウに言った「やり口も従妹の方が上手だ」ってなにさ!!!
きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっヾ(`Д´*)ノ
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