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中国時代劇「蘭陵王」第6話 あらすじ

2014年02月13日 23時05分07秒 | 蘭陵王(中)

貧しい村まで来た蘭陵王たち。病の蔓延る村に飛び込むのは危険、村人もろとも焼き払うしかないと楊士深は言う。

村の入り口が封鎖され、助けてほしいと言う阿貴が刺される。雪舞は「かようにむごい仕打ち、ひどすぎるわ」と、村の入り口から訴える。馬に乗っていた蘭陵王は、その姿に目を見開き、蘭陵王に気づいた雪舞も驚く。

恐ろしい病のため、辺りの陣や村を守ろうとすればこの村を焼かねばならぬと楊士深は村人たちに告げる。逆らうものは即刻死罪だと。善良な村人を見逃してほしいと雪舞は蘭陵王に頼む。疫病は炎のごとく広がるが、雪舞は村の者でも病でもないと、雪舞だけを村から出そうとする蘭陵王。しかし雪舞は村の皆を見捨てることができないと出ようとしない。

ひざまずき「第四王子、ご命をお取り下げください」と頭を下げる雪舞。「無礼者。この村とて殿下のご領地。くずどもを始末して何が悪い」と楊士深は怒鳴る。しかし雪舞は村の皆も同じ人の子だと言う。蘭陵王が「死人が増えてもよいと申すか」と言うが、それにも「死ぬとは限らないわ。ここにいる皆と力を合せれば流行病を必ずや根絶やしにできるはず。高殿。今こそ病を倒し、民を救うべきだわ」と言い返す。

蘭陵王は須達に刺さっていた鏃を取り出して見つめる。必ず仇を討つと須達に誓っていた蘭陵王は、どうしても村から出ようとしない雪舞に「七日の猶予をやる。七日のうちに病を根絶やしにできねば村人もろとも村を焼き払う」と告げる。

蘭陵王たちはひとまずその場を去って行く。
絶望し嘆く村人たちを雪舞は励ます。どこかに必ず救いがあると。


莫舎に戻った蘭陵王は、結髪の儀式で結んだ髪を見つめる。そこに楊士深や高延宗たちがくる。あの村には密偵がいるかもしれない、と決断を迫る楊士深。蘭陵王は周に連れ帰られる前に捕らえてみせる、村に入らず誘い出すのだと返す。


夜。この音を耳にすれば村ら出て来るはずだと、蘭陵王はかつて捕らえた周の密偵が合図に使っていた笛を吹かせる。

村にいた阿怪は、笛の音にハッとする。弱った体を起こし、歩き出す阿怪。

阿怪がいなくなったことに気づき、心配した雪舞は捜しに行く。
倒れ込んでいる阿怪を見つけるが、笛の音の聞こえた方へ行きたい阿怪は村へ帰ろうとしない。それを雪舞は故郷に帰りたいからだと勘違いする。とにかく今は無理だと村へ戻そうとする雪舞と振り払おうとした阿怪は崖から落ちてしまう。


洞窟に落ちてしまった雪舞と阿怪。阿怪はすごい熱があった。洞窟の清水を見つけた雪舞は、両手に水をため阿怪に飲ませる。そんな2人にヘビが襲いかかろうとしていた。ヘビに気づき、驚いて蘭陵王の玉佩を落としてしまった雪舞は、それを拾うと"高殿、助けて"と震えながら強く思う。その頃、莫舎にいた蘭陵王は何かを感じ"雪舞"と心の中で言う。

雪舞はヘビを石でどうにか退治する。そして大事な帯を湿らせ、熱のある阿怪の額へ。
翌日。目の覚めた阿怪は昨夜より熱が下がっていた。「熱の時は水を飲めばよいの。大地の中を通った水は綺麗で冷たいでしょ」と阿怪に話た雪舞は、村人たちが汚い水を飲んでいたことを思いだし、村に足りなかったのは綺麗な水だったことに気づく。

捜しに来てくれた韓曉冬たちの声が聞こえ、雪舞は「ここよー」と皆に気づかれるように叫ぶ。その間に阿怪は、雪舞の帯を服の中へ入れる。


村に戻った雪舞は、桶で汚水を濾過できるものを作る。さらに汚れが取れ、虫もよりつかなくなると、雄黄酒を使い家の中と外を丁寧に拭くように言う。回復してきた阿怪もそれを進んで手伝い、階段から落ちそうになった阿貴も助けてくれる。


雪舞は桶と水を蘭陵王にも届け、澄んだ水を見た太師の段韶は雪舞に感心する。


周の国まで続いているという河へ、村人と一緒に阿怪は水を汲みに行く。阿怪はみんなに気づかれないよう、その河に禁衛軍の装束を切り流す。

阿怪の流した装束は回収され阿史那皇后の元へ。三夜続けて同じ時刻に流れて来たと報告する尉遅迥。阿史那皇后は宇文邕が自ら流した物だと確信する。
尉遅迥は国境まで行き、陛下をお迎えすると言う。


村は活気を取り戻す。子供達と駆け回る雪舞を見て、笑みがこぼれる阿怪。そんな時、近くにいた韓曉冬の祖母が、雪舞さんはきっと天女だと言い始める。世の民が苦しみから抜け出せぬ時は、巫族の天女が姿を現すという大昔から伝わる話があると。

村からの笑い声は離れた場所にいた蘭陵王の耳にも届く。誠に村の疫病が消えたようだと言う段韶。黒い煙が見えないのも村に死人が出ない証だった。「短き間に雪舞はやり遂げたようだな」と蘭陵王はつぶやく。そこに「兄上」と高延宗が来る。高延宗はまた見つけたと、周の装束の布切れを蘭陵王に渡す。「やはりあの村におったな。約束の七日目、我らが動く時だ」と言う蘭陵王。


蘭陵王は兵を連れ村へ行く。「流行病をしかとおさめたわ。村の人たちを解放して」と雪舞は蘭陵王に言う。楊士深は村に密偵がいることを話し、蘭陵王は村人とよそから来た者と分け、捕らえるように命じる。

よそ者だけが集められる。その中には阿怪もいた。
蘭陵王は近くの河で見つかった布切れを、周の禁衛軍の装束だと雪舞に見せる。ざわめく民たち。

蘭陵王は並んでいた"よそ者"の中にいた阿怪の肩に手を置き、強く握る。拳を握りしめる阿怪。蘭陵王はその肩を引き、阿怪を地面へ倒してしまう。阿怪に駆け寄り「彼は違う。武術もできないのに、何ゆえ怪しむの」と蘭陵王に言う雪舞。

「なぜ分かる」と蘭陵王は雪舞に聞く。雪舞は自分が助け、この村に連れてきたと言う。「それだけで信じると言うか」と言う蘭陵王に「阿怪は誰も傷つけていない」と。韓曉冬も村人も阿怪は一緒に病を追い払ったとかばう。そして雪舞は「布が河を流れていただけで、この人を死罪に?高殿、それがあなたのやり方?哀れな民を陥れて、天下に顔向けできるの」と言う。

「無礼者」と言い、楊士深が剣を雪舞に向ける。阿怪は雪舞をかばい両手を広げると「そこまでだ」と言う。阿怪の声を初めて聞いた雪舞は「話せたの…」と驚く。「話せるとも知らずに信じていたのか」と言う蘭陵王。蘭陵王は阿怪を捕らえ、行ってしまう。


縛り付けられた阿怪は「私を密偵と決めつけておるのか」と蘭陵王に言う。「あの時なぜ村人の前で芝居をやめた。何ゆえ声をあげた」と蘭陵王は聞く。「英雄が女で身を滅ぼすは世の常。愛しき女に危険が及び、黙って見過ごせるとでも思うか」と返す阿怪。さらに「病に倒れた折にあの雪舞が私を救った。追っ手を避け、村では夜な夜な看病してくれた。衣を替え、髪をすき、私の死を恐れた。そして…」と挑発的に言う。怒った蘭陵王が阿怪の胸ぐらをつかむと、雪舞の帯が落ちる。帯を拾い「なぜこれを」と怒りの混じった声で聞く蘭陵王。阿怪は「知りたいか」とと笑みを浮かべながら言う。そこに雪舞が幕舎にて待っていると兵が伝えに来る。


幕舎で待っていた雪舞は、蘭陵王の顔を見ると真っ先に阿怪の心配をする。「須達の受けた苦しみが分かるか」と怒る蘭陵王。それでも義兄弟が大切だったことは分かるが、阿怪が密偵だという証拠はないと雪舞は言う。

「高殿は民の痛みと苦しみの分かる優れた王子だと思ってた。それは間違いなのね」と話すと、あなたより阿怪はいい人だと言う雪舞。阿怪よりも劣ると言われた蘭陵王は、雪舞を莫舎の壁まで追い詰め「君が信ずるは目に写るものだけか。よかろう。真実を見せてつかわす。明日、あの者を戦わせる。勝った暁には解放しよう。なれど負ければ命であがなわせる」と言うと出て行ってしまう。


翌日。足枷をされた阿怪が戦う相手は、蘭陵王ではなく大きな虎だった。虎になど勝てるわけがないと思う雪舞。

虎と戦う阿怪を見ていられなくなった雪舞は、近くにあった槍を持って虎に突進していく。しかし雪舞は転んでしまい、今度は雪舞が危険な状態に。剣を持ち、急いで雪舞の元へ駆けて行く蘭陵王。阿怪も雪舞を助けるため懐から武器を出し、蘭陵王と阿怪は同時に虎を殺してしまう。

阿怪が虎の首に刺した武器を見て、雪舞は阿怪が旅館の女将と主人を殺したと気づく。「正体見たり。周国皇帝、宇文邕」と言う蘭陵王。宇文邕は蘭陵王を睨みつけながら立ち上がる。自分の助けた阿怪が周国皇帝だったことを知り、雪舞は驚く。その時、宇文神挙が兵を引き連れ襲撃してくる。

周の兵が放った矢で韓曉冬の祖母が亡くなる。蘭陵王に矢が向けられていることに気づき雪舞は駆け寄るが、雪舞をかばった蘭陵王に矢が刺さってしまう。天女を連れて行こうと「周へまいれ」と雪舞の腕をつかむ宇文邕。それを振り払い「信じていたのに騙した」と雪舞は怒る。宇文邕は雪舞に玉佩を握らせ「待っておるぞ」と言うと、ひとまず逃げて行く。

蘭陵王に刺さった矢には毒が塗られていた。楊士深は雪舞と村の民を捕らえさせ、宇文邕を追いかける。

祖母が死んでしまった韓曉冬に、自分のせいだと謝る雪舞。しかし韓曉冬は「いや、悪いのは宇文邕だ」と言う。


宇文邕に「陛下のご帰還は民にとって無情の喜び」と言う尉遅迥。多くを失ったが、その分、多くを得たと話す宇文邕は「なれど天女は残してきた。伝説の天女がすでに現れておる。天女を得た者がこの天下を得るだろう」と言う。


ーつづくー


人を信じて、人を疑わない、そして人を見捨てられないのが雪舞。
分かってはいるけど、蘭陵王に言った言葉は切なかったな(;_;)
でもそんな雪舞だからこそ、蘭陵王もになるんだよね。

楊士深がちよっと意外に感じたなぁ。
容赦ないみたいなところがあるというか…。

宇文邕もちょっとだけ綺麗なお顔に(*´ー`*人)
顔を雪舞に拭かれている時がおかしかったー。
子供の頭をなでてた宇文邕は偽りの姿だったの?(;△;)


最後に尉遅迥が宇文邕を迎えに来ていた時、尉遅迥の顔に蘭陵王のつけた傷がなかったかも…。まさか、治った!?



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4 コメント

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こんばんは。 (メーア)
2014-02-14 19:28:38
雪舞にしてみれば困ってる人を見捨てられない、自分の知ってる知識(水をろ過することや、消毒?の仕方とか)を教えただけなのに回りの人が雪舞を天女と思いだして・・・(--;)
村人達からすれば雪舞が来て疫病が治って、それだけじゃなく村に笑顔が増えてまさしく天女なのかもですが・・・
雪舞が自分の意思とは関係なく天女として利用しようとする人が沢山出てきそうで心配です・・・(;_;)

楊士深さんは、真面目というか蘭陵王の為というか融通がきかないというか・・・カッとなりやすいというか慌てんぼうさん?

蘭陵王・・・
雪舞に「~~あなたより阿怪はいい人~~」って言われたのはショックだったと思います・・・それと蘭陵王は雪舞が騙されていることを心配もしていたかと・・・雪舞が騙されていることを知ったら傷つくことを心配してたかも・・・
宇文ヨウ(字が出ません・・・)が尋問中に雪舞のことを思わせ振りに話した時、嫉妬してましたね~帯は結局、蘭陵王に渡ったのはよかったのですが・・・
雪舞をかばい毒矢を受けた蘭陵王・・・心配です・・・(;_;)

阿怪こと宇文ヨウ・・・
顔を拭かれる所は可笑しかったですね~顔がキレイになった後の女性達の反応が・・・(≧▽≦)/
屋根の修理をしたり、子供達と遊ぶ雪舞を見る姿、子供の頭をなでなではよかったです・・・(*´―`*)
でも正体を明かした後の宇文ヨウは・・・(--;)
韓曉冬のお祖母さん亡くなってしまって・・・(;_;)
でも皇帝の宇文ヨウ、私好みのツンデレのニオイがプンプンするのですが・・・

尉遅迥の顔の傷・・・
右頬の縦の傷はうっすら残ってましたが、横の傷はキレイに治ってましたね~いい傷薬を塗ったようで・・・(≧▽≦)/
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こんばんは~ (Apple)
2014-02-14 17:52:54
雪舞は凄い!優しいし、頭もいいよね!
天女って言われちゃってるけど…そのために取り合いになっちゃうよ( ; ; )
凄く、凄く心配( ; ; )

蘭陵王、ちょっとヤキモチかな??
って思ったら…毒矢で!大丈夫かな?心配

宇文邕も雪舞を助けるために本心をーーーー
雪舞を気に入った様子!
うんうん、顔を雪舞に拭かれるシーンが可笑しかったですね(o^^o)

それから、宇文邕の顔の傷…綺麗に無かったね……………………

はまって来ました!続きが気になります!!
はまるドラマが2つあるなんてーーーー幸せ(o^^o)
うささん、いつもありがとうございます。
返信する
騒乱の兆し? (サボン)
2014-02-14 17:29:58
宇文邕は、天下を得る者が現れると直感的に思ったようですね。鈴(?)をちゃっかり雪舞に握らせ、訪ねて来るように仕向け、逃走・・・。もちろん、天下獲りの争いに参加するつもりなんですよね。
強敵になりそう。
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それぞれの姿が・・・ (time)
2014-02-14 02:38:37
天女という認知が広がり、
ラストの阿怪(といってしまいます。。。)の言葉が
気になりますね。
あれだけ活躍すれば仕方ないですよね。
すべてが正義二あるところが流石です、雪舞!

そうそう、阿怪自身も招待が明るみに出て、
宿屋夫婦の件も雪舞は見えてしまい。。。
雪舞自身はショックだったでしょう、
自分が思っていたことと違う内容が
明るみになったうえに、
暁冬の祖母は亡くなり、四爺も負傷。。。

そんなシリアスの一方で、
阿怪の顔の汚れが取れれば、
モテモテになったり、
阿怪が捕まる前には
「密偵だと?」
「見てねぇよ!」
と村人は話したりしいます。。。
村人もコミカルに貢献していますね。

でもやっぱりメインストーリーの続きが気になります。
明日も楽しみです♪
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