ネジバナって知ってますか?
今頃の季節に、ちょっと湿っぽい草地に生えてくる、小さなピンクの花がらせん状に咲いてくるヤツです。
私の自宅の向かいの棟の横にある草地(かつてはゴミ集積場になっていた)に、この時期、にょきにょきと花を咲かせています。
隣のお宅のおじさまが、小さな駄温鉢にこのネジバナを植えておられたのを見て、私もやってみようかと、育成にチャレンジしてみたのはもう数年以上前のこと。
蘭の仲間の花で、土壌に含まれる菌の働きで育つ、と何処かのネットのページで読んだのを思いだし、2〜3株を土から堀り上げて、自宅にあるポリポットに植えていました。
花期が終わってからも葉は元気で、枯れないように育てていたら、翌年も花を咲かせることが出来ました。しかし、その後にいつのまにか枯れてしまったのか、姿を消してしまいました。
かつて株を買って植えていた「イソトマ」が我が家の環境下に慣れ、宿根草として毎年元気な花を咲かせる鉢は、自然任せにしていたら、勝手に寄植えのようになっていき、特に雑草(カタバミが多い)を引くわけでもないので、今年もわさわさと色々な植物が一緒に茂っています。
春先にちょっと厚めの葉が出ているなぁ、と気づいていましたが、もう無法地帯なので、大して気にも止めず、定期的な水やりをしていました。
先日、よくよく鉢を見ると、ネジバナが咲いているのを発見。
以前育てて枯れた鉢は低い場所に置いていたので、さすがに種が飛んで育ったとは考えにくいのですが、ベランダの柵の高さに置いてある鉢なので、やっぱり、小鳥達が種を運んで来たんだろうか…?
時々起こる奇跡が楽しくて、なんちゃってガーデニング、やめられません。