疾り出したZERO-R

かつてHKSがR32GT-Rをベースにこの世に送り出したコンプリートカーを2005年時の技術を駆使して蘇らせました

インプレッサよ、お前もか・・・

2007-04-05 11:26:45 | 
NYショーでインプレッサがお披露目されたらしい。

やはり見慣れていないせいか違和感ある。
というよりもだいぶ北米を意識したスタイルじゃないか。
GCインプレッサは日本国内専用サイズの素晴らしいデザインだったのに。

今のインプレッサのモデルチェンジ毎の内容を見ていると、かつての日産シルビアやスカイラインを思い出す。

あれほど人気の出たS13シルビアやR32スカイラインは、次の世代で何を勘違いしたかサイズアップしたり大幅なデザイン変更して売れ行きはがた落ちだったはず。
日産のトップたちが、S13やR32が人気車だったのか全く理解できていなかったことがよくわかる現象だった。
それをスバルが追いかけているような気がするのは私だけだろうか・・・。

結局日産はその後S15やR34で立て直しを図るものの、S13・R32ほどの人気は無かった。
私としてもS13・R32はマイカーにすることを真剣に検討し、何回か見積もりを取ったほどだが、それ以降のモデルに関しては全く興味がなかった。
それもあって今はR32を楽しんでいる。

インプレッサは大丈夫だろうか・・・?
私は今でもGCインプレッサを持っている。
そろそろリフレッシュして車検を通したいとも思ってる。
それというのもGD・GE(?)インプレッサからは私の心に響くものが感じられないから。

速さや快適さは確かに新しくなるほどいい。
特にインプレッサSTiバージョンの速さは尋常じゃない。
試乗車に乗ってびっくりした。

でも見積もりを取って検討したい、と思うことはなかった。

どうしてなんだろうかと考えてみると、それなりにいろいろ理由は見つかったけど、最大の理由はこれ。





開発者達の強烈な情熱!!





これが感じられるのがインプレッサならGC、シルビアならS13、スカイラインならR32。

それ以降は各車の人気の継続とさらなる利益追求に目を奪われ、情熱は少なくなってしまったんじゃないだろうか。

何かを0から始めるのと、できているものを継続させるのでは、同じエネルギーを使ったとしてもそのエネルギーの内訳(例えば情熱、時間、コスト、能力、人手など)は異なるんだろうね。

0から始めて成功するものは、車についてだけ見てみると何となくバランスよく配分されているような気がする。

そして私の場合は特に情熱の注がれた車に魅力を感じるようだ。
その情熱は豪華さや大きさに対してではなく、車を操作するときの感触に対して注がれたものの場合に限るけど。

インプレッサが私たちの望む車のポジションに収まってくれることを期待しつつ締めくくるとしよう。


ガンバレ、スバル!!


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