長年に渡る懸念事項だった海抜高度の高いところでのグズりに終止符が打たれた。
はず(^^)
2005年にZERO-Rを復活させた時からずっと気にしてたのが、エアフロを持たないDジェトロのネガティヴな部分。
それは大気圧補正を掛けない場合に起きる現象で、平地(海抜高度が低い、という意味で)でセッティングされた車が高地へ行くと燃調が合わずにグズってしまうこと。
案の定、私が年に数回出かける信州のツーリングルートだとZERO-Rは楽しくない。
車が前に出ないから。
そこで約1年くらい前に、Nでも屋さんからある人たちを紹介していただいたのだ。
その道を生業にしているわけではないそうで、いわゆるスーパープライベーターということになるはずなのだが。
当時打ち合わせの段階から、こちらの不満点を話していて、その時から気象用の大気圧センサーを利用して大気圧補正をしようという提案をしていただいていた。
今回はいよいよそれを実施することになったのだ。
1年ぶりにお会いしたお三方はとても気さくな方々で、とても楽しそうにセッティングをされてる。
それぞれの受け持ちがあるようで、それを淡々とこなしながら私には難しい話を笑いながらしてる。
話の内容は8割がたチンプンカンプンだけど、残りの2割でも十分に興味深い。
ところで、実はここはいつか来てみたいと思ってた場所だ。
その名前は10年以上前から知ってる。
今回ようやく来ることができた。
かつては熱気ムンムンだったんだろうなぁ。
まずはいじる前にA/Fセンサーの取り付けを兼ねて各部の点検。 いじる前からダメな所は洗い出しておかないとね(^_-)
ZERO-Rはエンジン始動とアイドリング領域を純正CPに任せているので、配線の取り回しがめんどくさい。
らしいです(^^;;
KさんとKさんは共にV-Pro単体でその辺りも制御されてるそうで。
この段階でもう大気圧センサーは追加済み。
気象用の大気圧センサーを使用するのは、「精度が高い」のと、「どこでも安価に入手できる」というから素晴らしい!
最初はZERO-Rオリジナルのデータをベースにいじっていたが、ラチがあかないのでKさんのをベースにすることにした。
私には数字の羅列にしか見えないけど、この方々はマンガでも見てるかのように楽しいみたい(笑)
少し変えては試走し、また変更を加えて試走する。
これをドライバーを替え、ルートを替え、どんどんセッティングを詰めていった。
ZERO-Rの走りが目まぐるしく変わっていくのがわかる。
モッサリしている時もあれば、スコーンと突き抜けるように回る時もある。
エグゾーストノートも重々しい感じから、軽い感じに変わる。
ブリッピングも軽い!
最後の確認はNでも屋さんに、走り慣れた近くの標高1,000m前後の所まで行ってきてもらうことにする。
無事戻ってきたとき、合格のお言葉をいただいた(^o^)
「これ乗ってからチキチキ号に乗るのはヤだなぁ」(笑)
これにてまずは第一段階のセッティングは終了。
6,500rpmより上がもう少し煮詰められなかったのはタイヤのせい(^^;;
ツルツルだったのねん(爆)
次はタイヤを交換してアライメントを取ってから。
来月か?(笑)
それにしても間違いなく速くなった(^o^)
メインはそっちじゃなくて大気圧補正をすることで、Vナスラインを快調に走るようにしてもらうことだったんだけど。
こんなに気持ちよくエンジンが回るようになると、また欲が出てくるね。
V-CAMもやってもらおうか、とか(笑)
Kさん、Yさん、Kさん、そして紹介してくださったNでも屋さん、本当にありがとうございました!m(_ _)m
またよろしくお願いします!
これは、型落ちのR32セダンを当時JTCCに持ち込もうとするも、J▲F他の妨げに遭い、やむなく当時現行の重量級のR33セダンで数戦参戦せざるを得なくなったKレーシングガレージさんですね。
来週仕事場近くのDラーで点検ざんす。
しかもアライメントも取らないと。
その通りです!>Kレーシングガレージ
やはり茶さんは知ってるんですね!