今朝の読売新聞より、ユース五輪で「チャンピオンとの対話」に参加したセルゲイ・ブブカさんから人生を学ぼう!
「若い選手がチャンピオンの体験や考えに触れることで得る最も大切な収穫は、同じ人間なんだと悟ること。自分たちが今抱えるのと同じような、問題や壁にぶつかってきたのだと分かれば、困難を乗り越えるための力が見つかる。」
「もう一つつたえたかったのは、努力の大切さ。ゴールに達したら、祝った後でまた現実に戻り、新たな挑戦に努力する。五輪の頂点を極めても、栄誉にとどまりすぎたなら、すぐ若い才能にとって代わられるだろう。どんな年齢でも努力を続け、学び続ける。それはスポーツ選手に限らず、何かを成し遂げる人のカギとなる資質だ。」
「僕が今持てるものは、すべてスポーツから得たものだ。世界への扉、教育、強い意志。困難を乗り越え、自分を律し、専心することを学んだ。ただ、その過程には僕を導いてくれた恩師がいた。故障や敗北をどうとらえるかを助言し、人生のため勉学に励めと教えてくれた。持論だが、コーチは若い選手にとって、両親以上の影響力を持ち、人生を導く指導者だ。」
「われわれはより良い世界に住みたいと思うが、それなら自分たち一人一人が、何かを貢献しないといけない。そんな意義を、政府から企業までが理解してくれれば、変化は起きる。」
ブブカさん!人生について、きっちり学ばせていただきました!