パーキンソン病とは・・・
10万人あたり有病率は50~100人
(65歳以上になると10万人あたり200人)
中脳にある黒質神経細胞に障害がおこり、そのためにドーパミン
(素早い動作をおこなうための神経伝達物質)が減少し、アセチ
ルコリン(ゆっくり動作をおこなうための神経伝達物質)の活動が
強すぎる状態になる
※ 円滑な随意運動(自分で意識して動く、動かす)のためにはドーパミンとアセチルコリンの
釣り合いが取れている必要がある
原因が解明されていない
現在は薬物療法により症状の改善、進行の度合いを抑える治療が
おこなわれている(薬によりドーパミンを増やす又はドーパミン分解
酵素を抑える)
薬を服用しないと症状が強く出てしまうので服用は必須
薬物による効果の変動が大きくコントロールがうまくいかないときには
低蛋白食療法を併用する
朝と昼に蛋白の摂取をおさえ、食物繊維を多く摂る
主な症状
●動作緩慢
動作が遅くなる
●手足の振戦(しんせん)
安静時における手足のふるえ
動作をすると震えは止まる又は軽くなる
左右どちらかに強い症状が出る
●筋固縮(きんこしゅく)
筋肉のこわばり
前腕を肘のところで曲げたり伸ばしたりすると正常とは異なる
抵抗がある(ギコギコと歯車のような感じ、この抵抗は本人に
自覚症状はなく医師が肘を曲げ伸ばしするときに感じる)
●仮面様顔貌(かめんようがんぼう)
まばたきが少なくどこか一点を見つめるような顔つきで無表情
●発語障害
単調で抑揚のない話し方
声が小さくなる
どもる
●書字困難
書いていると文字がだんだん小さくなる
●歩行障害
歩幅が小さくなったり足をひきずる
突進歩行(トンと体を押されると踏みとどまれず押された方向へ
トントンと行ってしまう)
すくみ足(最初の1歩が踏み出せない)
腕振りをしなくなる
体幹や頸部が前かがみになり肘や膝が屈曲する(症状がすすむと
手指に変形がみられるようになる)
●姿勢反射障害
よろめく、転ぶ
動作緩慢によりよろめいたり転んだりするときに腕などで体を
支えたり保護することができないことがあり大きな怪我につながる
●その他自律神経症状
便秘、発汗過多、立ちくらみなど
病状の経過
ヤール5段階病期
1期 手足の片側に症状が出る
2期 手足の両側に症状が出る
3期 姿勢反射障害が出始める
4期 介助歩行
5期 車イス
医療の公費負担制度(特定疾患治療研究事業)が利用できるのは
3期から
治療法(薬)の進歩により病状の進行はおそい
発病後10年で歩行に介助が必要になる患者は約半数
【 参考文献 】
パーキンソン病の基礎知識と療養のポイント
http://www.amahosp.amagasaki.hyogo.jp/nanbyo/parkinson.htm
10万人あたり有病率は50~100人
(65歳以上になると10万人あたり200人)
中脳にある黒質神経細胞に障害がおこり、そのためにドーパミン
(素早い動作をおこなうための神経伝達物質)が減少し、アセチ
ルコリン(ゆっくり動作をおこなうための神経伝達物質)の活動が
強すぎる状態になる
※ 円滑な随意運動(自分で意識して動く、動かす)のためにはドーパミンとアセチルコリンの
釣り合いが取れている必要がある
原因が解明されていない
現在は薬物療法により症状の改善、進行の度合いを抑える治療が
おこなわれている(薬によりドーパミンを増やす又はドーパミン分解
酵素を抑える)
薬を服用しないと症状が強く出てしまうので服用は必須
薬物による効果の変動が大きくコントロールがうまくいかないときには
低蛋白食療法を併用する
朝と昼に蛋白の摂取をおさえ、食物繊維を多く摂る
主な症状
●動作緩慢
動作が遅くなる
●手足の振戦(しんせん)
安静時における手足のふるえ
動作をすると震えは止まる又は軽くなる
左右どちらかに強い症状が出る
●筋固縮(きんこしゅく)
筋肉のこわばり
前腕を肘のところで曲げたり伸ばしたりすると正常とは異なる
抵抗がある(ギコギコと歯車のような感じ、この抵抗は本人に
自覚症状はなく医師が肘を曲げ伸ばしするときに感じる)
●仮面様顔貌(かめんようがんぼう)
まばたきが少なくどこか一点を見つめるような顔つきで無表情
●発語障害
単調で抑揚のない話し方
声が小さくなる
どもる
●書字困難
書いていると文字がだんだん小さくなる
●歩行障害
歩幅が小さくなったり足をひきずる
突進歩行(トンと体を押されると踏みとどまれず押された方向へ
トントンと行ってしまう)
すくみ足(最初の1歩が踏み出せない)
腕振りをしなくなる
体幹や頸部が前かがみになり肘や膝が屈曲する(症状がすすむと
手指に変形がみられるようになる)
●姿勢反射障害
よろめく、転ぶ
動作緩慢によりよろめいたり転んだりするときに腕などで体を
支えたり保護することができないことがあり大きな怪我につながる
●その他自律神経症状
便秘、発汗過多、立ちくらみなど
病状の経過
ヤール5段階病期
1期 手足の片側に症状が出る
2期 手足の両側に症状が出る
3期 姿勢反射障害が出始める
4期 介助歩行
5期 車イス
医療の公費負担制度(特定疾患治療研究事業)が利用できるのは
3期から
治療法(薬)の進歩により病状の進行はおそい
発病後10年で歩行に介助が必要になる患者は約半数
【 参考文献 】
パーキンソン病の基礎知識と療養のポイント
http://www.amahosp.amagasaki.hyogo.jp/nanbyo/parkinson.htm
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