■若林ひとみ『クリスマスの文化史(新装版)』(白水社、2010.)
例によって、図書館で借りて読んでいます。笑
ふと、そういえばクリスマスのことについて、あまり知らないかも・・・ と思い至る。
いやはや、長く生きていますから、TVなどの情報で仕入れた話はあるものの、あらためて本を手に取ってクリスマスをみていくと、おもしろいことばかり。
まず、クリスマスの発祥が、ドイツ。そして、長い年月をかけて今のようなクリスマスに変わっていく様子。
宗教改革で有名な、マルティン・ルターなどの話からはじまっているのは、ひきこまれました。
また、あいまあいまには、世界史的な事象に巻き込まれ名が、発展していった経緯、などを見ていくなど、歴史的側面からなるほどねぇ、と気づかされることが多々ありました。
また自分の頭の気の抜けたときに(笑) クリスマスが近づいてきたら読みたい一冊です。
ちなみに、著者・若林ひとみさんのHPも見つけました。こちらからどうぞ。