■越智道雄『オーストラリアを知るための58章【第3版】』(明石書店、2010.)
今から数年前、オーストラリアに出張することになったときに購入した本。
そのとき途中まで読んで、ほっぽり出しておいたのを本棚整理で思い出し、ようやっと読み切る。
とはいえ。オーストラリアの「研究書」的な本がまぁ、少ないことは、そのときにも思ったが。
この本を改めて読んで、さて今はどれぐらい、オーストラリアについての本が出ているんだろうか? とAmazonで簡単に検索。
しかし、案の定でてくるのは、旅行ガイドかワーホリの話が多い。あとは写真家の写真とか?
やっぱり「観光」という点が強いんですかね。
ただ、東南アジアの移民や、アジア圏に入って経済活動をしているという地域でもあり、かつ欧米圏(特に英米)との繋がりがある地域でもあり、
やっぱり興味深い地域であることには、変わりはないのでしょうけれど。
■竹田いさみ『物語オーストラリアの歴史―多文化ミドルパワーの実験』(中公新書、2000.)
かつて、この本の紹介もしていました(当ブログ:第164冊『オーストラリア』にて)。
いやはや、2010年から、あまり新しく出ている本はなさそうですね。
世界遺産からみで、もしかすると何かしらの記事がありそうですが、今後のオーストラリアとの関係性がまた注目されたときに、新刊が出そうな気配です。
そういえば、オーストラリアは、ANZACがあったはず。今年はコロナウイルスの影響もあったけど、どうだったんだろう。
Brisbaneの記事を、つたない英語で読むと、やはりキャンセルの文字が見えてきますが・・・。
Anzac Day 2020: Dawn services from around Australia | 7NEWS