Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

第240冊『探究に役立つ! 学校司書と学ぶレポート・論文作成ガイド』

2020年02月23日 | 本(小説など)
 図書館がらみの本を探していたとき、この本を見つける。しかし、本屋さんでも見つけられず、気づいた頃にはAmazonでも売り切れ。
 「出遅れた~」と悔しく思っていたところに、たまたまもう一度Amazonを覗くと、若干の在庫ありと。
 すぐにポチッとしました。

 中身は、とても軽やかに書かれています。学校司書が、生徒に向けて教えるために使えるようになっているんですが、しかしながら基本中の基本であったり
 大学生や大人が利用しても使えるようにていねいにまとめられたガイド本です。
 こういうのを丁寧に教えることで、情報収集や、情報処理がきちんとできるような教育活動が必要だなと実感させられます。

 かつて、母校では総合的な学習の時間の大切さ、みたいのを大学の先生がよく説いていました。
 理念上はそうなんでしょうが、現実的にどの程度の学校が、どのぐらい、その理念に則ってできているのか・・・。
 現実的にいろいろ難しい点は多いようです。(図書館の機能的な役割がなおざりにされている面なども含めて)

 今回、この本を読んだことで、あらためて学校図書館について考えたり、教科学習のみならず、探究的な学習活動についてどのようなことを想定し、考えて行かなければいけないのか、ということを考えるきっかけができました。

 VUCAの時代、こういう力を伸ばすことも、生きる力の育成なんだと勝手に想像しています。



・図書案内
 東京都立高等学校学校司書会ラーニングスキルガイドプロジェクトチーム 『探究に役立つ! 学校司書と学ぶレポート・論文作成ガイド』(ぺりかん社、2019)




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