すごいこと書いてあるよ!谷川健一の「鍛冶屋の母」講談社学術文庫(絶版)
寅は前から引っ掛かってたんだけど、年末読んだ時はスルーしてた。
年明けて、今年の大河、どうする家康で何度も言ってるやつだ!
寅年寅月寅の日!
「寅の日を祝うは刀工の常なるべし」
刀工=鍛治=鉄を扱う人々。その自覚あってのことなのだね。
於大の方が鳳来寺に祈願し、東方より現れた老翁に金珠を与えられる夢を見て懐妊した、という伝説もとても鉄と馴染む話だと思っていた。
この寅のエピソードも合わせれば、やはり鉄文化と深い関わりがあるということがわかる。
そう言えば鳳来寺山は火山カルデラの端にある。そもそも豊川から新城、設楽は中央構造線!鉱物資源は豊富だ。
とても面白い。だけど勉強不足、これからだね!