東北大学柔道部-部ログ

部内での出来事を徒然なるままに

女児ニット帽を被って寺に行く(6/9)

2024年12月30日 | 日記

長谷川です。コツコツと部ログを書いていたら、徐々にノルマ達成の光が見えてきました。

今日(29日)はお寺に行きました。実家の檀那寺で、近所の郷土史家の方が所蔵していた古文書や蔵書をお預かりしていると聞き、お寺にお願いして見せていただくことになりました。

実は今年の夏にも同件で伺っていたのですが、前回と違うのは自分でアポイントを取ったということです。法事の読経で縦揺れするタイプの赤ちゃんだった頃の自分を知っている方に「お世話様です、長谷川です」と電話をかけるのは少々気恥ずかしいものがありましたが、先方は快く許可してくださり早速お寺に向かうことになりました。

 

ここで登場するのが実家で眠っていた女児ニット帽です。トナカイを取り囲むハートの意匠、6色の糸で刺繍された丸文字のタグ、大きなポンポン。小学生の頃からお世話になっている正真正銘の女児ニット帽。さすがにでは?とも思いましたが、帽子が無ければ外出後ものの数十秒で笠無し笠地蔵状態になることは目に見えていました。これはある意味仙台の気候に堕落し地元の雪を舐め腐った自分への戒めであると思い、私は女児ニット帽をしっかりと被ってドカ雪の中車庫に向けて出発しました。徒歩で行ける天気ではなかった。(祖父へ:送り迎えしてくれてありがとうございます。)

 

今回見せていただいたのは蔵書がメインで、ここは日本史研究室の本棚だったかしらんと思うほどの堅実で真面目なラインナップでした。一方でこれまで見たことがなかった大正・昭和期の本も何冊か見せていただき大変興味深かったです。ありがとうございました。

家にある古文書などの扱いに困って、捨ててしまおうかなと考える方は少なくありません。もちろん生活スペースの確保や整理整頓は大切ですが、一度お近くの大学や博物館、資料ネット(宮城にもあります! 「宮城資料ネット」について )等に相談していただければ、歴史学徒の端くれとして幸甚に存じます。

古文書学の課題をしなければならないことを思い出したのでこのあたりでお別れしましょう。長谷川でした!

コメント
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