どうも、今度三年生になる菊地です。ここでは新入生に向けて、空きコマや課外での時間、長期休みを使って何かをした大学生の一例を提示し、大学生は一年で自身の変化を実感できるっていう話をします。
まずは新入生の皆さん、合格おめでとうございます。これまでの疲れを癒やし、新生活に備え今は羽を休めていることと思われます。そのまま姿勢を楽にしてこの話を流し読みしてください。
さて、分からない言葉もあると思われますので前提の話からしましょう。空きコマとは授業がない時間のことを指します。高校とは違い、大学の授業は一限から五限までずっとあるというわけではありません(学部による)。大体は一日に三つくらいとっていれば十分なことが多いです(学部による)。自分がどのくらいの空きコマを確保できるかは合格後に届いた資料を見れば分かると思います。確か「ぽてと」っていう冊子に各学部の履修モデルの例があったはずです。
課外の時間は高校でいう放課後のことを言っています。学生はここで課外活動を行っていることが多いです。部活やサークル、バイトや団体の活動など、その内訳は多岐にわたります。
最後に長期休みです。大学生は春休みと夏休みが非常に長いことがよく知られています。長期休みはそれぞれ二ヶ月くらい(学部による)あり、その間はどこか旅行に行ったり、資格の勉強をしたり、長期インターンに参加したりと割となんでもできます。
要は、大学生には高校生以前より多くの自由時間が与えられているということです。この長い時間を使って新入生の皆さんは何をするのでしょうか。もちろんまだ大学の生活を送っていないためよく分からないのが普通だと思います。少なくとも私は「ずっとゲームしていたい」くらいしか考えていませんでした。しかし皆さんはせっかくだし何かに挑戦してみたい、と上昇志向に満ちた意思を持っていることでしょう。私の場合、一年間学生生活を送った後にそんな意識になりました。
というわけで一年の春休みにドット絵制作や作曲を始めました。
最初期あたりで書いたデフォ子
たしか去年の3月あたりの作品です。
前にブログに載せたデフォ子
4月に書いたやつですね。
最近書いたもの
五等分の花嫁の四葉です。
月日は流れ、一年間、授業の合間の暇なときや長期休みを使って練習を続けた結果ここまで描けるようになりました。改善点はいくらでも挙げられますが、それでも客観的に見て上手くなっているのは明らかだと思います。具体的にどのあたりが改善されたかを挙げるなら
・ドット一つ一つの情報量を大切にするようになった
・影の入れ方が大分それっぽくなってきた
・色の使い方もそこそこまともになってきた
・絵を立体的に落とし込めるようになってきた
といった所でしょうか。
こうやって見比べてみると前の作品のなんと稚拙なことか。一年というスパンを通して大きな成長を感じられます。ただ、今稚拙と言いましたが当時の自分からすればこれが精一杯でした。なんなら結構いい感じなんじゃないかとすら思っていました。こうやってその時その時の全力を試していくことによって人は成長するのでしょう。
人は一年あれば変化を実感できます。成長を感じられます。これは柔道においても同様でした。
最初の頃は先輩にぎったんぎったんにされていました。立ち技は効かないし、亀は取られるし、正対は越えられるしでもうめちゃくちゃです。個人で研究してもまぁ返り討ちにされます。これは初心者も経験者も関係ありません。皆、理不尽の下に平等です。
そうしているうちに二年生になりました。この頃にはボッコボコがボコくらいになります。そう簡単にはやられません。耐え方や逃げ方を無意識に実践できるようになり、なんならこちらから攻めるチャンスを見つけられるようになります。腹筋がうっすらと割れ、力こぶもできました。
大学生は一年で変化を実感できます。私の例では柔道やドット絵制作を挙げましたが、他の人はまた違うもので同じような体験をしていることでしょう。いずれにせよそれには毎日コツコツ積み重ねる根気が必要なのは間違いありません。その上で新入生の皆さんは自由時間に何をするのでしょうか。一考してもらえるとありがたいです。
話は以上となります。こんな堅っ苦しくつまらない文章をここまで読んだ新入生の方はきっとある程度柔道部に興味を持ってくれているのでしょう。
東北大学柔道部は、挑戦や自己の成長を望む新入生に適した一つの道です。一年が経って過去を振り返った時に、自分が確かに強くなっていることを実感できる部活動です。明確な意思があれば初心者であっても大会で活躍できる選手になれますし、実際にそれを成し遂げる人が何人もいます。意気の鋭い方、歓迎します。
東北大学柔道部では2022年度新歓公式LINEを設置しています。めっさ気さくな先輩が応対しますので気軽に追加して話しかけてみてください。
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体質的に合わない真面目な文章を書いたためか、全身に鳥肌が立ち、目もとてもかゆいです。後くしゃみが止まりません。次はいつも通り行きましょう。というわけで私の故郷が誇るレモン牛乳のドット絵をのせて終わりにしようと思います。
以上、部内一まともな菊地がお送りしました。次は吉永さんに部ログを振ります。よろしくお願いします。
いつもの曲紹介
「暮らしガスメータ」
不思議な世界で繰り返される日常が少しずつ崩れていき、離別へと向かっていく様が歌われています。
Bメロにて一旦抑えられますが、その後サビで音数が増えます。不気味なほど盛り上がって一気に作品の世界に引きずり込まれました。
サビに入った瞬間が特にエモいです。曲名でもある「暮らしガスメータ」を歌う箇所があるのですが、4人のボーカルとコーラスによる調和のとれた音の波が響き、それが叙情的で心にしみこんできます。また、同時に得体の知れない何かが体内に潜り込んでくるようで、ぞわりとしました。