優駿の門を語りたいその2

公営競馬の希望アルフィーの死は多くの競馬ファンの心に刻み込まれた。

しかし、その影でアルフィーの意志を継ぐものが誕生していた。

アルフィーの全弟であるアルフィーセカンドである。
セカンドの馬主に招かれて騎乗した優馬はアルフィー以上の潜在能力があることを肌で感じ取る。
そしてアルフィーセカンドの馬主は優馬をセカンドの主戦騎手にする条件としてJRAへの転厩を勧める。
1億3千万くれるなら考えると答えた優馬に対し、セカンドの馬主は安い買い物だと返事し、優馬の師野山を驚かせる。


その帰り道、優馬と野山はこれまたアルフィーにそっくりな馬に出会う。


だが、似ているのは外見だけで血統はまったく違う純内国産。しかも気性はアルフィー兄弟とは正反対の荒さであった。
しかし、優馬はこの馬がえらく気に入り、野山に買うように勧める。
そしてアルフィーセカンドを負かせる様な競走馬にすることを誓う。

この馬はボムクレイジーと名付けられ、優馬のスパルタ特訓によって徐々にその才能を引き出されていく。
ゲート審査を済ませ、新馬戦に勝利したクレイジー。
その次に目指すはなんと中央の馬を招待して行われる地方の祭典日本大賞典だった。


その日本大賞典に3連覇を狙うサンドバトルがライバル左京を鞍上にクレイジーの前に立ちはだかった。


3000ｍの過酷なレースをクレイジーはスタートから逃げ、見事勝利する。
ここにアルフィーに変わる新しい公営の星が誕生したのだ。


日本大賞典を制し、図に乗るクレイジーに優馬はその上がいるということを教えるため、アルフィーのライバルであったブルーエンブレムのレースのVTRを見せる。
その強さにクレイジーは自分が井の中の蛙であったことを思い知らされる。
さらにアルフィーにコンプレックスを持つクレイジーはそのブルーエンブレムを負かしたのがアルフィーだけと聞いて奮い立つ。


そして皐月賞の前哨戦である弥生賞。
ここでクレイジーはアルフィーセカンドと初対決するが見事に完敗してしまう。
優馬は皐月賞でのリベンジを誓う。


だが、皐月賞にはもう一頭強敵がいた。
左京の秘密兵器バトルハートである。
生まれた直後に母に蹴られたことで肋骨が折れているのと喘鳴症というハンデを背負う馬だが、その能力はセカンドに劣らないほどであった。


そして本番皐月賞ではクレイジーは気性の荒さが目立ち、バトルハートはセカンドを負かす寸前まで行くも前方を斜行された不利などもあってセカンドに敗れてしまう。


セカンドを負かす力は充分持ち合わせているのにその気性の荒さで台無しにしてしまうクレイジー。
その気性難は克服するため、優馬は故郷の七色浜にクレイジーを連れて行く。



心の鍛錬に嫌気が差したクレイジーは勝手に出歩き、誤って満ち潮の中に取り残されてしまう。
そこへ優馬の遊び相手であり、育ての親ともいうべき存在であった老馬の早風がクレイジーを助けに向かった。



我が侭で決して交わろうとしなかったクレイジーがこの早風によって初めて素直になった。



だが、馬齢39歳（人間でいうと100歳以上）である早風はクレイジーを救出したことで体力を失い倒れ込んでしまう。

そうこうしているうちに優馬とクレイジーが関東に戻る期日が迫る。


2週間昏睡状態だった早風が奇跡的に立ち上がる。


それを見て感激するクレイジー。


優馬は早風にダービーを勝つことを誓う。


そして、優馬とクレイジーを見送ったあとで早風は息絶える。
全てはクレイジーを心配させまいとする命がけの演技だったのだ。
そして、優馬はそれを知っていたからこそダービーの勝利を誓ったのである。


そして、刻一刻とダービーの日は迫る･･･



コメ返

＞S2さん
基本ですよねｗ
あとS2さん
シュミレーション×
シミュレーション○
でござる。
かくいうわたくしも昔はシュミレーションと言っていましたｗ

それじゃ見れてもがっかりですね。
ま、テレビとかでその瞬間とかやってたからよししますか。


＞あひぃさん
修学旅行中にそういうのが起こるというのもなにか皮肉ですね。
でも、カメラマンの人が撮ったものを見られたのはある意味ラッキーかもしれませんね。

真三国無双はPS2の最初のやつだけ持ってましたね。
最初は全キャラのステータスMAXまであげてやるぜ～とか思ってたのですが、
何十回かやったら飽きてしまったのでそれからはもう買うのやめましたｗ