山本「おい、加藤。この店、入ってみるか。・・・止まるぞ。どうせ、どこかでは土産を買わんならんしな。」
加藤「おっ、この店でいいよ。」
山本「やっとで意見が一致したな。・・・止まるぞー・・・。」
加藤「いいにおいがする。」
山本「本当や。甘いりんごの香りがする。」
加藤「山本、おめえ、実は、店員さんが気になったんやろう。」
山本「違うさ。たまたまやって。ただ、珍しく、店員さんがおるなあって。」
加藤「正直に言うと、・・・俺は店員さんが気になった。・・ずっと俺を見とる。視線を感じたんやさ。」
山本「本当は俺もそう。」
加藤「なんや、一緒か。」
山本「けっこう美人やぞ。」
加藤「そうやって、美人やって。・・・。とにかく、行ってみんか。・・・外人か?」
山本「よっしゃ。降りるぞ。」
加藤「オーケー。」
山本「やっばり、いい香りや。」
加藤「・・・・・・?」
山本「・・・・・・・うん?」
加藤「おい、これマネキンでない?」
山本「・・そや、マネキンや。・・・やられた・・・。」
加藤「やられたなー。」
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