快読日記

日々の読書記録

「なぜ脳は、ヘンな夢を見るのか?」ライフ・サイエンス研究班/編

2011年01月06日 | 暮らし・健康・理科っぽい話
《1/6読了 KAWADE夢文庫(河出書房新社) 2010年刊 【夢 睡眠】》

夢が支離滅裂だったり、逆にストーリーがあったりするのはなぜか。
犬や猫も夢を見るのか。
楽しい夢より怖かったり不安だったりする夢が多いのはなぜか。
例えば目が見えない人はどんな夢を見るのか。
金縛りや夢遊病とはどんな現象か。
そもそも寝ている間、人間の体内では何が起きているのか。
さらに、夢の活用法まで。

夢や睡眠について、およそ思い付く疑問はほとんど網羅している(と言っても過言ではない)雑学本。
巻末に、参考図書として7冊の専門書があげられていて、
早い話が、これらをしっかり読んでくれた誰かが、「夢について、今のところここまで解明されてるよ」っていうダイジェストを作ったわけですね。
こういう本、大好き~。
しかも、この手の(著者が名乗っていないような)本にありがちな「書いてる本人がわかってないな」と思わせるいいかげんな箇所が見当たらない!
雑学系のテレビ番組みたいな親しみやすさと分かりやすさで、読みながら「へえ~」の連続でした。
あー おもしろかった。

/「なぜ脳は、ヘンな夢を見るのか?」ライフ・サイエンス研究班/編
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