快読日記

日々の読書記録

「自分ですぐできる免疫革命」安保 徹

2008年04月22日 | 暮らし・健康・理科っぽい話
《体への信頼》





お医者さんが書く病気の本を読んでると、自分もどこか悪いような気になってきませんか。

その点、この本はいいですよ。
根底に"明るさと強さ"があって。
人体が本来持つ"免疫力"に対する信頼に満ちているのも心強いですが、ガンになる理由や漢方薬の意味など、目から鱗な解説満載で、ネガティブな匂いが全然しないのもうれしいです。
医者は相談相手であり病気を治すのは自分自身だといった、なんだか力が湧いてくるような表現も効果的で、免疫についての説明もストンと腑に落ちます。

この本を読むことが免疫力をつける第一歩、と言ったら誉めすぎでしょうか。

病気になってからこういう本を読むのもつらいから、楽しく読める今のうちに読んでよかった1冊です。
いつか必ず再読すると思います。
その時はかなり救われそうです。

■4/22 読了
だいわ文庫(大和書房)2007年刊
「ガン免疫力」(2004年 大和書房)を再編集・改題 【医学】
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