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1月5日(火)
「白蛇教異端審問」桐野夏生(2005年 文藝春秋)を読了。
エッセイや掌編小説が収まるなかで、強烈なのが最後の「白蛇教異端審問」。
話の端緒は、「髭」を名乗る匿名書評や、関口苑生の文章(どちらも迂闊に書かれた人格批判で、なおかつ差別的)に対する反論ですが、
自らが信じるものを、自分自身の尊厳を、軽々しい言葉で傷つけられた人が、血みどろになりながら闘う姿に、読んでるこちらの胸が潰れそうになります。
この本が出てからもう15年経ちます。
その後いくつもの圧倒的傑作を残した桐野夏生について、彼らはどう考えているのか知りたい気もしますが、やっぱりどうでもいいかもしれないです。
勝敗は火を見るより明らかだから。
「白蛇教異端審問」桐野夏生(2005年 文藝春秋)を読了。
エッセイや掌編小説が収まるなかで、強烈なのが最後の「白蛇教異端審問」。
話の端緒は、「髭」を名乗る匿名書評や、関口苑生の文章(どちらも迂闊に書かれた人格批判で、なおかつ差別的)に対する反論ですが、
自らが信じるものを、自分自身の尊厳を、軽々しい言葉で傷つけられた人が、血みどろになりながら闘う姿に、読んでるこちらの胸が潰れそうになります。
この本が出てからもう15年経ちます。
その後いくつもの圧倒的傑作を残した桐野夏生について、彼らはどう考えているのか知りたい気もしますが、やっぱりどうでもいいかもしれないです。
勝敗は火を見るより明らかだから。