野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

今日の一曲 Place of My Own by Caravan

2011年09月05日 | 今日の一曲
Caravan - Place Of My Own

http://www.youtube.com/watch?v=xQ4zpe-aPo4

物凄い風雨をもたらした台風が通過していきましたが、皆さん無事でお過ごしでしょうか。
さて今日は「グレイとピンクの地」の40周年記念盤の発売、"Better By Far"、"The Unauthorized Breakfast Item"の
再発でひそかに盛り上がっているイギリスのプログレバンドCaravanのファーストアルバム"Caravan"(1969)
からの一曲目"Place of My Own"を取り上げてみました。
当時のメンバーは

Pye Hastings(G,Vo)
Richard Sinclair(B,Vo)
David Sinclair(Key)
Richard Coughlan(Drs)
Jimmy Hastings(Flute 準メンバー)

で、プログレファンからは最も人気のあるラインナップだったと思います。
とはいっても一般のポップリスナーには縁遠いマイナーバンドで、
プログレファンもこのアルバムにはあまり注目していないように感じます。

でも是非聞いて欲しい。
特にプログレにはちょっと付いていけないという一般のポップリスナーにはお薦め、というくらいにポップなのです。
次作以降急激に複雑さを増していくのに比べるとメロディの非凡さが際立つ作品となっています。
本当はこのアルバムに収録されている"Love Song With Flute"を紹介したかったのですが、
You Tubeには無いんですよね…(泣)
この"Place of My Own"もわかりやすいメロディと長めの間奏部というキャラヴァンの典型的な一曲なのですが、
ちょっと押し出しが弱いというのが惜しい。
前身のThe Wilde Flowersから分かれたSoft Machineが初期の頃から強烈な個性を発揮していたのに比べて
フォークロックにサイケ色を足したようなアレンジの本作が地味であることは否めません。
私なんかはそういう地味さも良いと思うのですが、人間てのは刺激的なものばかりに目が行ってしまうんでしょうね。
キャラヴァンについてはまだまだ語りたいことが沢山あるのですが、とりあえず今日はここまで。
最後に恒例のジャケ。メンバーの顔がちょっと気持ち悪く感じるものの、キャラヴァンとしては美麗ジャケの一つです。

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