(岩井沢林道・旧道との合流点で見かけたガクウツギの花)
西吾野駅の下を流れる北川を遡ると岩井沢という集落がある。岩井沢沿いに作られた小さな集落で上部には大きな岩屋の前にお堂が立つ岩井沢観音がある。意外と多くのルートが取れるため、近年は割とよく訪れている所である。今回は3年前に歩いた岩井沢観音からの旧道を使ってグリーンラインに出て高山不動へと行くことにした。帰りは大窪まで下って吾野駅へと出る予定だったが疲労のため西吾野駅へとエスケープすることになった。なおルート全般を通して一度歩いている所なので、詳細は下記の記事に譲り画像をメインとした。
2021年4月24日 岩井沢の旧道と慈光道を歩く
2022年10月22日 峠ノクボを越えて丸山
2022年12月25日 高山不動から諏訪神社参道を経て鎌倉峠
2023年11月26日 高山不動の紅葉 正丸駅から吾野駅
正丸駅から岩井沢観音
久しぶりに始発電車で正丸駅へやって来る。駅前の売店は山小屋という名で営業を再開していた。今日は正丸駅から三田久保峠を越えて岩井沢へと向かう。坂元側の登山口である神平までは舗装路歩きなのでトレランシューズを履いてきた。
(山小屋という名の売店 開店時間はちょっと短めのようだ)
神平から林道を上がる。途中白い小さな花を付けた木を見かける。画像検索するとマルバウツギというらしい。沢沿いの整備された登山道を上がると三田久保峠に着く。岩井沢側へと下る道は若干荒れ気味だ。クネクネと曲がる林道を下り切れば岩井沢の集落に着く。岩井沢から聞こえてくるせせらぎの音が心地良い。
(神平)
(マルバウツギというらしい)
(三田久保峠の入口 一見藪っぽいが明瞭な道が延びている)
(沢沿いの道 よく整備されているが傾斜はそれなりに急)
(三田久保峠 道標の右下に見える道は神平へと下る)
(岩井沢方面へ下る道 道が不明瞭な所もある)
(岩井沢集落 ここはいつ来ても沢のせせらぎが聞こえる)
(集落内にある馬頭観音)
(まだシャガの花が咲いていた)
沢沿いの道路を上がると岩井沢観音までやって来る。お堂の裏には大きな岩屋があり、こちらのほうが見物という感じがする。始発電車で時間がなかったということもあり、ここで朝食を取る。
(岩井沢観音)
(この岩屋は見所の一つ)
旧道を通ってグリーンラインへ
岩井沢観音のすぐ先は林道岩井沢線と鳥久保線との分岐になっている。岩井沢線に入ると右手に舗装路が延びるのでこれを登る。途中から分岐する土の道が旧道で3年前と様子はほとんど変わっていない。
(林道岩井沢線 2019年の台風による通行止めは解除されたようだ)
(ここから旧道に入る 民家が近いので騒がしくしないこと)
入口の付近にちょっとした藪があるのだが以前よりも歩きやすい印象がある。踏み跡は薄いものの尾根を横切る九十九折を辿っていけば林道のような広いトラバース道に出る。
(入口付近の藪 枝が煩いという程度)
(尾根を横切るジグザグ道 峠道というよりは作業道という雰囲気)
(トラバース道の下に大きな岩がある 近づいてみたがトレランシューズではここまでが限界)
(岩井沢周辺地図 出典:国土地理院発行2.5万分1地形図 地理院タイルに赤文字を追記して掲載)
歩きやすいトラバース道を登っていくと大きく曲がった杉の木が見えてくる。このすぐ先で松尾山と650m峰との間の鞍部に出る。やや急に感じる尾根を登ると可愛らしい石仏が見えてくる。奥武蔵でもよく石仏を見かける機会はあるのだがこれだけ状態の良いものは少なくなった。なおここは650m峰への尾根道と巻き道との分岐ともなっている。
(歩きやすいトラバース道 林道ではあるが古い地形図を見る限りでは旧道を広くしたようにも感じる)
(この道の象徴ともいえる曲がった杉 上に向かって真っすぐ伸びている辺りが建材として優秀なのだろう)
(松尾山と650m峰との鞍部に出る)
(端正な石仏 状態が良いのは歩く人が少ないおかげともいえる)
3年前は巻き道を歩いたので今日は尾根道を上がる。結構きつい。650m峰の狭い山頂に着くと松尾山と書かれた山頂標識を見つける。2018年度版の山と高原地図(昭文社)「奥武蔵・秩父」を見るとこの650m峰を松尾山としている。しかし奥武蔵登山詳細図(吉備人出版)及び奥武蔵山歩き一周トレール(かもがわ出版)によるとこの山の南にある620m峰を松尾山としている。当ブログでは資料として古い奥武蔵山歩き一周トレールの記述にしたがって620m峰を松尾山として扱っている。
(650m峰山頂)
(松尾山を記した標識がある なお2006年度版山と高原地図には山名の記載がない)
松尾山からかなり急な斜面を下り、藪っぽい尾根道を抜けると林道岩井沢線・旧道との合流点に出る。かつては岩井沢と柏木からの山道が合流している所であったが、奥武蔵ロングトレイルが整備された今では林道岩井沢線に接続していることに大きな意味があると言える。材木置き場の脇から九十九折の道に入る。薬研堀の道で馬頭観音からの道よりこちらのほうが旧道の雰囲気がある。再び林道岩井沢線に出合った所で今度は林道を進む。グリーンラインに出た所が大ダルだ。
(林道岩井沢線・旧道の合流点 なお柏木へ下る旧道も残っている)
(画像検索の結果ではガクウツギというらしい なおこの脇から九十九折が始まる)
(九十九折の道 薬研堀だが古い時代のハイキング道かもしれない)
(岩井沢線に再び合流)
(グリーンラインに出た所 この先の一番低い所が大ダルだろうか?)
関八州見晴台から間野へ下る
グリーンラインを東に進み飯盛山(センズイ)の北西にあるヘアピンカーブの手前から山道に入る。気持ちの良い落葉樹林を抜けた所でこの近くにフウリンツツジがあったことを思い出す。ヘアピンカーブを少し下ると入口があったはずだが標識が無い。林道が二本延びているがどちらだったか忘れてしまった。
(グリーンラインがヘアピン状に曲がる所の山道 落葉樹が美しい)
まずは左の道に入るがどうにも下りすぎてしまうので今度は右の道に入る。こちらは何となく記憶がある。林道が途切れる所で左の斜面に木段がある。下ってみるがヤマツツジしか見当たらない。標識が撤去された状況を考えると消滅してしまったものと考えてよいだろう。
(かつてのフウリンツツジへの道)
(木段を下るとフウリンツツジがあったのだが…)
(ヤマツツジだけが残っている)
フウリンツツジ跡からは道の無い斜面を登って飯盛山(センズイ 816.3)の山頂に出る。かつては飯盛峠にあったらしい馬頭観音と石造の道標の所在確認をしてから飯盛峠に着く。グリーンラインから793m峰を登る。山頂に立派なベンチがあるのに道は巻いているのが不思議だ。793m峰から一旦下って登り返した小ピークを巻く道の東に大日如来の石碑がある。カンナタテの山中にあるものと思っていたが勘違いをしていた。
(飯盛山の頂上 平たい尾根の一部といった感じ)
(道から外れた所にある馬頭観音と道標)
(登山道から見るとオレンジで囲った辺りに馬頭観音と道標がある)
(飯盛峠)
(野末張見晴台が明記された道標 道も以前より明瞭になったような)
(793m峰の山頂 立派なベンチがある)
(大日如来の碑)
(カンナタテを巻く)
(別荘地脇まで来れば関八州見晴台はもう間近)
(関八州見晴台の頂上にはツツジが多い)
(頂上の東屋)
(頂上からの南東側の眺め)
(西側の眺めは随分と小さくなった)
南の高山不動へ下る道はツツジの多い所だが花はあまり残っていない。丸山を越えて不動茶屋跡に下りてくると富士山が見える。関八州見晴台ではすっかり見えづらくなってしまった。一旦高山不動のお堂まで下ってから間野へと下る。
(高山不動へ下る道)
(ここはまだ花が残っていた)
(丸山)
(丸山付近は秋の紅葉も綺麗)
(白いツツジも植えられている)
(不動茶屋近くにあるサツキ?)
(不動茶屋からの眺め)
(肉眼だと富士山が見えるのだが…)
(高山不動の不動堂)
(中央にあるのが大イチョウ)
(赤坂へ下る途中にある祠 傍らの樹の幹と根っこが面白い)
(赤坂)
建物が辛うじて残る萩ノ平茶屋跡まではまあまあだが、それから先は急な下り坂が続く。トレランシューズだとこういった急坂の下りではつま先が痛くなってしまう。それでも20分も歩けば間野の集落に出る。後は西吾野駅まで20分の舗装路歩きだ。駅に着く手前で飯能行きの電車が出ていくところが見えたので、駅前で顔やストックを洗ったりしてのんびり過ごす。年齢を重ね、また毎月山に行くこともなくなったせいか長い距離・時間を歩くのが難しくなってきた。今日のように5時間前後の行程を歩くのが多くなっていきそうだと感じたのだった。
(萩ノ平茶屋跡)
(間野への道 結構急で細い)
(間野の集落に出た)
(この橋が入口になっている)
(北川の右岸にある古い道標)
(案内板によるとヤマナシの木とのこと 樹齢100年以上だという)
DATA:
正丸駅6:13→6:30神平→6:49三田久保峠→7:11岩井沢集落→7:15岩井沢観音7:22→7:57 650m峰→8:11林道岩井沢線分岐→8:35大ダル(林道岩井沢線入口)→9:08フウリンツツジ跡→9:13飯盛山(センズイ)→9:19飯盛峠→9:53関八州見晴台10:00→10:22高山不動→10:47赤坂→10:52萩ノ平茶屋跡→11:14間野集落→11:35西吾野駅
地形図 正丸峠 原市場
トイレ 高山不動
交通機関
西武池袋線 小手指~正丸 419円
西武池袋線 西吾野~小手指 387円
冒頭以外の関連記事:
平成28年5月1日 天久保山から松尾山を経て顔振峠
2020年9月22日 正丸から上大満
岩井沢観音からの旧道は一般ルートではありませんがバリエーションルートの中ではわかりやすい部類に入ります。入口付近は民家が近いので騒がしくしないよう気を付けてください。
西吾野駅の下を流れる北川を遡ると岩井沢という集落がある。岩井沢沿いに作られた小さな集落で上部には大きな岩屋の前にお堂が立つ岩井沢観音がある。意外と多くのルートが取れるため、近年は割とよく訪れている所である。今回は3年前に歩いた岩井沢観音からの旧道を使ってグリーンラインに出て高山不動へと行くことにした。帰りは大窪まで下って吾野駅へと出る予定だったが疲労のため西吾野駅へとエスケープすることになった。なおルート全般を通して一度歩いている所なので、詳細は下記の記事に譲り画像をメインとした。
2021年4月24日 岩井沢の旧道と慈光道を歩く
2022年10月22日 峠ノクボを越えて丸山
2022年12月25日 高山不動から諏訪神社参道を経て鎌倉峠
2023年11月26日 高山不動の紅葉 正丸駅から吾野駅
正丸駅から岩井沢観音
久しぶりに始発電車で正丸駅へやって来る。駅前の売店は山小屋という名で営業を再開していた。今日は正丸駅から三田久保峠を越えて岩井沢へと向かう。坂元側の登山口である神平までは舗装路歩きなのでトレランシューズを履いてきた。
(山小屋という名の売店 開店時間はちょっと短めのようだ)
神平から林道を上がる。途中白い小さな花を付けた木を見かける。画像検索するとマルバウツギというらしい。沢沿いの整備された登山道を上がると三田久保峠に着く。岩井沢側へと下る道は若干荒れ気味だ。クネクネと曲がる林道を下り切れば岩井沢の集落に着く。岩井沢から聞こえてくるせせらぎの音が心地良い。
(神平)
(マルバウツギというらしい)
(三田久保峠の入口 一見藪っぽいが明瞭な道が延びている)
(沢沿いの道 よく整備されているが傾斜はそれなりに急)
(三田久保峠 道標の右下に見える道は神平へと下る)
(岩井沢方面へ下る道 道が不明瞭な所もある)
(岩井沢集落 ここはいつ来ても沢のせせらぎが聞こえる)
(集落内にある馬頭観音)
(まだシャガの花が咲いていた)
沢沿いの道路を上がると岩井沢観音までやって来る。お堂の裏には大きな岩屋があり、こちらのほうが見物という感じがする。始発電車で時間がなかったということもあり、ここで朝食を取る。
(岩井沢観音)
(この岩屋は見所の一つ)
旧道を通ってグリーンラインへ
岩井沢観音のすぐ先は林道岩井沢線と鳥久保線との分岐になっている。岩井沢線に入ると右手に舗装路が延びるのでこれを登る。途中から分岐する土の道が旧道で3年前と様子はほとんど変わっていない。
(林道岩井沢線 2019年の台風による通行止めは解除されたようだ)
(ここから旧道に入る 民家が近いので騒がしくしないこと)
入口の付近にちょっとした藪があるのだが以前よりも歩きやすい印象がある。踏み跡は薄いものの尾根を横切る九十九折を辿っていけば林道のような広いトラバース道に出る。
(入口付近の藪 枝が煩いという程度)
(尾根を横切るジグザグ道 峠道というよりは作業道という雰囲気)
(トラバース道の下に大きな岩がある 近づいてみたがトレランシューズではここまでが限界)
(岩井沢周辺地図 出典:国土地理院発行2.5万分1地形図 地理院タイルに赤文字を追記して掲載)
歩きやすいトラバース道を登っていくと大きく曲がった杉の木が見えてくる。このすぐ先で松尾山と650m峰との間の鞍部に出る。やや急に感じる尾根を登ると可愛らしい石仏が見えてくる。奥武蔵でもよく石仏を見かける機会はあるのだがこれだけ状態の良いものは少なくなった。なおここは650m峰への尾根道と巻き道との分岐ともなっている。
(歩きやすいトラバース道 林道ではあるが古い地形図を見る限りでは旧道を広くしたようにも感じる)
(この道の象徴ともいえる曲がった杉 上に向かって真っすぐ伸びている辺りが建材として優秀なのだろう)
(松尾山と650m峰との鞍部に出る)
(端正な石仏 状態が良いのは歩く人が少ないおかげともいえる)
3年前は巻き道を歩いたので今日は尾根道を上がる。結構きつい。650m峰の狭い山頂に着くと松尾山と書かれた山頂標識を見つける。2018年度版の山と高原地図(昭文社)「奥武蔵・秩父」を見るとこの650m峰を松尾山としている。しかし奥武蔵登山詳細図(吉備人出版)及び奥武蔵山歩き一周トレール(かもがわ出版)によるとこの山の南にある620m峰を松尾山としている。当ブログでは資料として古い奥武蔵山歩き一周トレールの記述にしたがって620m峰を松尾山として扱っている。
(650m峰山頂)
(松尾山を記した標識がある なお2006年度版山と高原地図には山名の記載がない)
松尾山からかなり急な斜面を下り、藪っぽい尾根道を抜けると林道岩井沢線・旧道との合流点に出る。かつては岩井沢と柏木からの山道が合流している所であったが、奥武蔵ロングトレイルが整備された今では林道岩井沢線に接続していることに大きな意味があると言える。材木置き場の脇から九十九折の道に入る。薬研堀の道で馬頭観音からの道よりこちらのほうが旧道の雰囲気がある。再び林道岩井沢線に出合った所で今度は林道を進む。グリーンラインに出た所が大ダルだ。
(林道岩井沢線・旧道の合流点 なお柏木へ下る旧道も残っている)
(画像検索の結果ではガクウツギというらしい なおこの脇から九十九折が始まる)
(九十九折の道 薬研堀だが古い時代のハイキング道かもしれない)
(岩井沢線に再び合流)
(グリーンラインに出た所 この先の一番低い所が大ダルだろうか?)
関八州見晴台から間野へ下る
グリーンラインを東に進み飯盛山(センズイ)の北西にあるヘアピンカーブの手前から山道に入る。気持ちの良い落葉樹林を抜けた所でこの近くにフウリンツツジがあったことを思い出す。ヘアピンカーブを少し下ると入口があったはずだが標識が無い。林道が二本延びているがどちらだったか忘れてしまった。
(グリーンラインがヘアピン状に曲がる所の山道 落葉樹が美しい)
まずは左の道に入るがどうにも下りすぎてしまうので今度は右の道に入る。こちらは何となく記憶がある。林道が途切れる所で左の斜面に木段がある。下ってみるがヤマツツジしか見当たらない。標識が撤去された状況を考えると消滅してしまったものと考えてよいだろう。
(かつてのフウリンツツジへの道)
(木段を下るとフウリンツツジがあったのだが…)
(ヤマツツジだけが残っている)
フウリンツツジ跡からは道の無い斜面を登って飯盛山(センズイ 816.3)の山頂に出る。かつては飯盛峠にあったらしい馬頭観音と石造の道標の所在確認をしてから飯盛峠に着く。グリーンラインから793m峰を登る。山頂に立派なベンチがあるのに道は巻いているのが不思議だ。793m峰から一旦下って登り返した小ピークを巻く道の東に大日如来の石碑がある。カンナタテの山中にあるものと思っていたが勘違いをしていた。
(飯盛山の頂上 平たい尾根の一部といった感じ)
(道から外れた所にある馬頭観音と道標)
(登山道から見るとオレンジで囲った辺りに馬頭観音と道標がある)
(飯盛峠)
(野末張見晴台が明記された道標 道も以前より明瞭になったような)
(793m峰の山頂 立派なベンチがある)
(大日如来の碑)
(カンナタテを巻く)
(別荘地脇まで来れば関八州見晴台はもう間近)
(関八州見晴台の頂上にはツツジが多い)
(頂上の東屋)
(頂上からの南東側の眺め)
(西側の眺めは随分と小さくなった)
南の高山不動へ下る道はツツジの多い所だが花はあまり残っていない。丸山を越えて不動茶屋跡に下りてくると富士山が見える。関八州見晴台ではすっかり見えづらくなってしまった。一旦高山不動のお堂まで下ってから間野へと下る。
(高山不動へ下る道)
(ここはまだ花が残っていた)
(丸山)
(丸山付近は秋の紅葉も綺麗)
(白いツツジも植えられている)
(不動茶屋近くにあるサツキ?)
(不動茶屋からの眺め)
(肉眼だと富士山が見えるのだが…)
(高山不動の不動堂)
(中央にあるのが大イチョウ)
(赤坂へ下る途中にある祠 傍らの樹の幹と根っこが面白い)
(赤坂)
建物が辛うじて残る萩ノ平茶屋跡まではまあまあだが、それから先は急な下り坂が続く。トレランシューズだとこういった急坂の下りではつま先が痛くなってしまう。それでも20分も歩けば間野の集落に出る。後は西吾野駅まで20分の舗装路歩きだ。駅に着く手前で飯能行きの電車が出ていくところが見えたので、駅前で顔やストックを洗ったりしてのんびり過ごす。年齢を重ね、また毎月山に行くこともなくなったせいか長い距離・時間を歩くのが難しくなってきた。今日のように5時間前後の行程を歩くのが多くなっていきそうだと感じたのだった。
(萩ノ平茶屋跡)
(間野への道 結構急で細い)
(間野の集落に出た)
(この橋が入口になっている)
(北川の右岸にある古い道標)
(案内板によるとヤマナシの木とのこと 樹齢100年以上だという)
DATA:
正丸駅6:13→6:30神平→6:49三田久保峠→7:11岩井沢集落→7:15岩井沢観音7:22→7:57 650m峰→8:11林道岩井沢線分岐→8:35大ダル(林道岩井沢線入口)→9:08フウリンツツジ跡→9:13飯盛山(センズイ)→9:19飯盛峠→9:53関八州見晴台10:00→10:22高山不動→10:47赤坂→10:52萩ノ平茶屋跡→11:14間野集落→11:35西吾野駅
地形図 正丸峠 原市場
トイレ 高山不動
交通機関
西武池袋線 小手指~正丸 419円
西武池袋線 西吾野~小手指 387円
冒頭以外の関連記事:
平成28年5月1日 天久保山から松尾山を経て顔振峠
2020年9月22日 正丸から上大満
岩井沢観音からの旧道は一般ルートではありませんがバリエーションルートの中ではわかりやすい部類に入ります。入口付近は民家が近いので騒がしくしないよう気を付けてください。