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富士山が無事世界文化遺産に登録されました。
世界遺産登録にあたって色々意見があるのは重々承知の上で、それでも世界遺産になったのは良い事だと思います。
しかも自然遺産ではなく、文化遺産。更には三保の松原も遺産を構成するものと認められました。
これは富士山が単に登る対象ではなくて、美しい円錐形の山容を眺めるものとして認められたことを意味します。
今後仮に富士山が噴火活動を起こして登ることができなくなっても、山容を大きく変えない限り、
その価値を減じることは無いでしょう。
とはいえ、富士山は登っても良い山だとも思います。
ボクは過去に二度登っていますが、普通の山とは違った意味で面白い。
百名山とかアルプスとか、たいてい山歩きを趣味にしている人は、その自然の美しさを見に来ているのではないでしょうか。
でも富士山はちょっと違う。
自然の美しさも堪能できるけれど、それ以上にイベント的な楽しさがあるのが富士山です。
登ってみればわかるのですが、はっきり言って景色はそれほど大したことはありません。
山頂に行っても夏場じゃそれほど遠望も利きません。
ただ登ることそれ自体が何故か楽しい。
色々な格好をした登山者が居て、それを手助けする山小屋が沢山あって、一種のテーマパークのような観を呈している。
それが富士登山のもう一つの醍醐味だと思うのです。
これに近いのは筑波山なんじゃないかと思います。どちらも昔から日本人に親しまれてきた山です。
山をテーマパークのように見るというのは、山のベテランといわれる人たちからは嫌われがちです。
でもそれって近代登山史観にあまりにも囚われ過ぎているのではないかと感じます。
深田久弥氏は原始の自然を残す山を多く選びつつも、富士山・筑波山を日本百名山に選んでいます。
それは山をどう楽しむのかという点については、一様に論じられないからなのではないでしょうか。
日本の山の歴史はアルピニズムだけで論じられないからと言い換えることもできます。
富士山には富士山の楽しみ方がある、と割り切ってしまうとなかなか面白いものなのです。
富士登山の具体的方法とかは…まあ他のサイトを見てください。
奥武蔵くらいに何度も行っていれば色々書けますが、富士山について言うのはちょっと憚られます。
ただどこを参考にしたら良いかという点について、ボクは
わっきーさんのHP「山旅メーリングリスト」の「富士登山をしてみたい」
が一番良いのではないかと思います。
富士登山のサイトというとかつては富士山ばかりを登っている人が開設したものが多くて、
本格的な山を経験した人が書いた記事というのは殆ど無かった状態でした。
上述したように山のベテランの人ってどうしても富士山を軽視するんですよね。
紹介したサイトは様々な経験の上で書かれているので、単なる体験談を超えた詳細なアドバイスがもらえます。
中でも痛快なのはスパッツ考でしょうか。
ボクは完全に同意見なのですが、ここまではっきりと書ける人はなかなか居ませんよね。
さてそろそろ富士山の山開きがやって来ます。山に興味があるなら、一度くらいは登ってみては如何でしょうか。
面白くなければそれはそれ。面白ければ、ボクのように二度目もあるでしょう。
世界遺産登録で今後の混雑を予想されるのなら、今年登っておくのも悪くないと思います。
世界遺産登録にあたって色々意見があるのは重々承知の上で、それでも世界遺産になったのは良い事だと思います。
しかも自然遺産ではなく、文化遺産。更には三保の松原も遺産を構成するものと認められました。
これは富士山が単に登る対象ではなくて、美しい円錐形の山容を眺めるものとして認められたことを意味します。
今後仮に富士山が噴火活動を起こして登ることができなくなっても、山容を大きく変えない限り、
その価値を減じることは無いでしょう。
とはいえ、富士山は登っても良い山だとも思います。
ボクは過去に二度登っていますが、普通の山とは違った意味で面白い。
百名山とかアルプスとか、たいてい山歩きを趣味にしている人は、その自然の美しさを見に来ているのではないでしょうか。
でも富士山はちょっと違う。
自然の美しさも堪能できるけれど、それ以上にイベント的な楽しさがあるのが富士山です。
登ってみればわかるのですが、はっきり言って景色はそれほど大したことはありません。
山頂に行っても夏場じゃそれほど遠望も利きません。
ただ登ることそれ自体が何故か楽しい。
色々な格好をした登山者が居て、それを手助けする山小屋が沢山あって、一種のテーマパークのような観を呈している。
それが富士登山のもう一つの醍醐味だと思うのです。
これに近いのは筑波山なんじゃないかと思います。どちらも昔から日本人に親しまれてきた山です。
山をテーマパークのように見るというのは、山のベテランといわれる人たちからは嫌われがちです。
でもそれって近代登山史観にあまりにも囚われ過ぎているのではないかと感じます。
深田久弥氏は原始の自然を残す山を多く選びつつも、富士山・筑波山を日本百名山に選んでいます。
それは山をどう楽しむのかという点については、一様に論じられないからなのではないでしょうか。
日本の山の歴史はアルピニズムだけで論じられないからと言い換えることもできます。
富士山には富士山の楽しみ方がある、と割り切ってしまうとなかなか面白いものなのです。
富士登山の具体的方法とかは…まあ他のサイトを見てください。
奥武蔵くらいに何度も行っていれば色々書けますが、富士山について言うのはちょっと憚られます。
ただどこを参考にしたら良いかという点について、ボクは
わっきーさんのHP「山旅メーリングリスト」の「富士登山をしてみたい」
が一番良いのではないかと思います。
富士登山のサイトというとかつては富士山ばかりを登っている人が開設したものが多くて、
本格的な山を経験した人が書いた記事というのは殆ど無かった状態でした。
上述したように山のベテランの人ってどうしても富士山を軽視するんですよね。
紹介したサイトは様々な経験の上で書かれているので、単なる体験談を超えた詳細なアドバイスがもらえます。
中でも痛快なのはスパッツ考でしょうか。
ボクは完全に同意見なのですが、ここまではっきりと書ける人はなかなか居ませんよね。
さてそろそろ富士山の山開きがやって来ます。山に興味があるなら、一度くらいは登ってみては如何でしょうか。
面白くなければそれはそれ。面白ければ、ボクのように二度目もあるでしょう。
世界遺産登録で今後の混雑を予想されるのなら、今年登っておくのも悪くないと思います。