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(堀兼神社 朱塗りの門が随身門)
前回、不老川下りは雨によって権現橋までで中止となっていた。
今回はその続きをやる予定なのだが、前回でも言及したように権現橋近くのバス便は本数が異様に少ない。
何か良い方法はないものか。狭山市循環バス茶の花号の路線図を見ていると、バスが西武フラワーヒルを通っていることに気付いた。
フラワーヒルへは新所沢駅から毎時2本程度のバスが出ている。そこから歩き出せば意外と近いんじゃないだろうか。
権現橋へは途中のショッピングセンター前で降りるのが近いようなので、そこから歩き出し、途中堀兼神社へも寄ることにした。
雨降りの日の午後であったが、バスを降りたときには雨は上がっていた。
ショッピングセンターとは名ばかりのシャッターが下りた店が多い商店街に人気は感じられない。
この辺りは狭山市・所沢市の境となっていて、目の前の交通量の多い交差点は所沢市となっている。
この交差点を確か北に行くはずだったなと地図を確認しようとしたところ、地図を忘れてしまったことに気が付いた。
まあ道自体は一度確認してはいるので間違うことはないだろう。ただ川を正確に辿るのは難しいかもしれない。
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(ショッピングセンター 開いている店は少ない)
交差点を北に進み、住宅街を抜けていく。交通量が多い割に歩道が整備されていないため、のんびり歩くには都合が悪い。
小さな雑木林を過ぎると広大な農地が現れる。それでも地平線が見えることは無い。何故なら雑木林に遮られてしまうからだ。
この辺りの地方では大きな雑木林や森のことを「ヤマ」と呼んでいたそうだ(本川越駅行きのバスでも途中「くぬぎ山」というバス停がある)。
そうした雑木林や森に挟まれた土地が転じて「狭山」という地名が付けられたという。この雑木林の存在は埼玉の他の地域との大きな違いとなっている。
農地に入った辺りから狭山市へと入る。権現橋付近の光景と似通っているように感じられる。
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(狭山市の農地 サトイモ畑の向こうには雑木林が広がる)
左手に見えていた大きな変電所を見送り、前方に見えていた雑木林が近づいてくれば、堀兼神社は近い。
雑木林へ入ってみるとそこが堀兼神社の境内であった。広い境内の西側はちょっとした丘となっていて、本殿が置かれているようだ。
丘の麓には朱塗りの随身門がある。随身(ずいしん、ずいじん)とは貴族を警護した官人のことで、神社の門に置かれることがある。
かつて大机山に登った際、道中にあった武甲山御嶽神社の拝殿に置かれていたのもこの随身である。
狭山市の神社で随身門があるのはこの堀兼神社だけだそうだ。門を潜ると丘の上へ石段が設けられている。
本殿でお参りを済ませ、南に付けられた坂を下ると小御嶽神社と浅間神社が置かれている。本殿のある丘は富士塚のようなものだったのだろう。
本殿のある丘の北側には堀兼之井(ほりがねのい)という井戸の跡がある。前回見た七曲井と同じ、まいまいず井戸である。
こちらは藤原俊成の和歌にも詠まれたことがあり、平安時代から有名な所であったらしい。
但し現存する遺構が和歌に詠まれた井戸であったかどうかは定かではないようだ。
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(随身門)
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(随身の像 左が豊磐門戸命、右が奇磐門戸命とのこと)
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(本殿への石段)
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(小御嶽神社 五合目と彫られた石柱が立っている)
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(浅間神社 こちらは一合目)
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(堀兼之井)
堀兼神社を過ぎると農家の御宅らしき住宅街が広がる。プライバシー保護のため写真は撮らないが、古い建物が多く、興味深い。
給食センターのある交差点を右に入り、堀兼神社(北)の交差点で県道を渡る。そうでないと広い県道を渡れないからだ。
細道を進めば一週間ぶりに権現橋へ戻ってくる。ここからは再び不老川沿いに歩いていけばよい。
地形図を見ると右岸には車道、左岸には歩道が付いているように見える。しかし左岸の歩道は農地内で立入禁止となっている。
少々味気ないが右岸の車道を行く。周辺は遮るものの無い農地が只管広がる。護岸はコンクリートで、川幅はやや広くなった。
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(権現橋 ここを右に進む)
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(不老川の右岸から)
小さな水管橋のようなものがかかる車道を横切ると歩いてきた車道が広くなる。この道は河岸街道と呼ばれている。少し進めば川越市に入る。
道を辿ると新河岸駅へと通じているらしい。河岸街道は段々と不老川から離れてしまうのだが、地図が無くてそのことがわからなかった。
左岸を行けば不老川を正確に辿れたようだが、今回は致し方ない。ただ水門を見られなかったのはちょっと残念だ。
河岸街道沿いは農地もあるが、どちらかといえば農家より通常の住宅が多い。酒屋や和菓子店などもあり、お土産にも良さそうだ。
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(奥に水管橋のようなものが見える)
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(河岸街道 左の送電線下辺りに不老川が流れる)
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(麦畑)
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(河岸街道)
道なりに進んでいくと中福の交差点に出る。交通量が多い道路は県道川越所沢線。バス通りにもなっているので、とにかくクルマが多い。
不老川からはだいぶ離れてしまったので、この県道を北へ向かう。福原小・中を過ぎ、関越道が近くに見えてくれば、不老川にぶつかる。
ここから先は川越市の市街地を抜けていく。入間市や狭山市の長閑な風景とはここでお別れだ。右岸に付けられた歩道は刈り払いが済んでいる。
明瞭な歩道が続くので、入間市はもちろん狭山市辺りと比べても歩きやすいだろう。川幅はあまり変わらないが護岸は高くなってきた。
関越道のガードを潜ると本格的に住宅街へと入っていく。プライバシーを覗き見るようであまり住宅街は好きでない。
所々川へ下りられるようになっているが、下りてみたいと思わせるほどには綺麗な川ではない。
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(福原小学校近くの歩道橋から 左手の緑地は福原中学校)
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(川越所沢線から不老川へは行った所)
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(正面のガードが関越自動車道)
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(民家の猫 軒上で集会を開いていた)
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(ちょっとした公園などもある)
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(人工的に作られたものだろうか? ここへ下りられたはず)
川の合流点(久保川だろうか?)を過ぎると右岸の歩道が切れる。一旦川から離れるしかなさそうだ。
右岸に近い車道へ出て、川越街道(国道254号)を渡り、東武東上線のガードを潜る。車道が合流する辺りから不老川の土手に出られる。
優美な曲線を描く土手を見て、不老川の終わりが近いことを悟る。盛り土した土手はどこか下町の風景を思わせるところがある。
中洲が出来ている辺りには石段が設けられているが、川を下ってみようという気はしない。
右へ緩やかにカーブを曲がるといよいよ新河岸川との合流点が見えてくる。川向うに見える大きなコンクリートの橋は扇橋だ。
土手から扇橋へと上がる。天気が良ければ夕陽や奥多摩・奥武蔵の山並みが綺麗に見える所だ。
不老川の水はここで新河岸川へと流れ込み、やがて荒川、隅田川を経て東京湾へと流れ込む。いつか東京湾まで辿ってみたいものだ。
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(整備された歩道)
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(久保川の合流点だと思うのだが)
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(気持ちの良い散歩道)
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(不老川最後の土手)
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(中洲)
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(合流点は近い)
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(扇橋)
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(新河岸川合流点)
橋を渡ると一面の田んぼが広がる。新河岸川の左岸は田んぼが広がる土地であり、川越市周辺市町に跨る大きな水田地帯となっている。
狭山周辺と異なり、雑木林が無く、地平線を見渡せるというのが大きな違いだ。130cmくらいの高さしかない川越線のガードを潜る。
あとは川越線沿いに市街地を抜けていくだけだ。今や埼玉県随一の観光地となった川越市には多くの観光名所がある。
でもわざわざそれを紹介することもないだろう。若者と観光客でごった返す川越駅を抜けて、本川越駅から帰路に着いた。
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(新河岸川左岸の田んぼ)
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(川越線のガード)
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(川越線 りんかい線直通電車だ)
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(新河岸川)
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(川越市街地へ)
DATA:
新所沢駅(西武バス)ショッピングセンター前15:16~15:30堀兼神社~15:46権現橋~16:25中福交差点~17:17新河岸川合流点~本川越駅
前回、不老川下りは雨によって権現橋までで中止となっていた。
今回はその続きをやる予定なのだが、前回でも言及したように権現橋近くのバス便は本数が異様に少ない。
何か良い方法はないものか。狭山市循環バス茶の花号の路線図を見ていると、バスが西武フラワーヒルを通っていることに気付いた。
フラワーヒルへは新所沢駅から毎時2本程度のバスが出ている。そこから歩き出せば意外と近いんじゃないだろうか。
権現橋へは途中のショッピングセンター前で降りるのが近いようなので、そこから歩き出し、途中堀兼神社へも寄ることにした。
雨降りの日の午後であったが、バスを降りたときには雨は上がっていた。
ショッピングセンターとは名ばかりのシャッターが下りた店が多い商店街に人気は感じられない。
この辺りは狭山市・所沢市の境となっていて、目の前の交通量の多い交差点は所沢市となっている。
この交差点を確か北に行くはずだったなと地図を確認しようとしたところ、地図を忘れてしまったことに気が付いた。
まあ道自体は一度確認してはいるので間違うことはないだろう。ただ川を正確に辿るのは難しいかもしれない。
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(ショッピングセンター 開いている店は少ない)
交差点を北に進み、住宅街を抜けていく。交通量が多い割に歩道が整備されていないため、のんびり歩くには都合が悪い。
小さな雑木林を過ぎると広大な農地が現れる。それでも地平線が見えることは無い。何故なら雑木林に遮られてしまうからだ。
この辺りの地方では大きな雑木林や森のことを「ヤマ」と呼んでいたそうだ(本川越駅行きのバスでも途中「くぬぎ山」というバス停がある)。
そうした雑木林や森に挟まれた土地が転じて「狭山」という地名が付けられたという。この雑木林の存在は埼玉の他の地域との大きな違いとなっている。
農地に入った辺りから狭山市へと入る。権現橋付近の光景と似通っているように感じられる。
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(狭山市の農地 サトイモ畑の向こうには雑木林が広がる)
左手に見えていた大きな変電所を見送り、前方に見えていた雑木林が近づいてくれば、堀兼神社は近い。
雑木林へ入ってみるとそこが堀兼神社の境内であった。広い境内の西側はちょっとした丘となっていて、本殿が置かれているようだ。
丘の麓には朱塗りの随身門がある。随身(ずいしん、ずいじん)とは貴族を警護した官人のことで、神社の門に置かれることがある。
かつて大机山に登った際、道中にあった武甲山御嶽神社の拝殿に置かれていたのもこの随身である。
狭山市の神社で随身門があるのはこの堀兼神社だけだそうだ。門を潜ると丘の上へ石段が設けられている。
本殿でお参りを済ませ、南に付けられた坂を下ると小御嶽神社と浅間神社が置かれている。本殿のある丘は富士塚のようなものだったのだろう。
本殿のある丘の北側には堀兼之井(ほりがねのい)という井戸の跡がある。前回見た七曲井と同じ、まいまいず井戸である。
こちらは藤原俊成の和歌にも詠まれたことがあり、平安時代から有名な所であったらしい。
但し現存する遺構が和歌に詠まれた井戸であったかどうかは定かではないようだ。
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(随身門)
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(随身の像 左が豊磐門戸命、右が奇磐門戸命とのこと)
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(本殿への石段)
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(小御嶽神社 五合目と彫られた石柱が立っている)
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(浅間神社 こちらは一合目)
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(堀兼之井)
堀兼神社を過ぎると農家の御宅らしき住宅街が広がる。プライバシー保護のため写真は撮らないが、古い建物が多く、興味深い。
給食センターのある交差点を右に入り、堀兼神社(北)の交差点で県道を渡る。そうでないと広い県道を渡れないからだ。
細道を進めば一週間ぶりに権現橋へ戻ってくる。ここからは再び不老川沿いに歩いていけばよい。
地形図を見ると右岸には車道、左岸には歩道が付いているように見える。しかし左岸の歩道は農地内で立入禁止となっている。
少々味気ないが右岸の車道を行く。周辺は遮るものの無い農地が只管広がる。護岸はコンクリートで、川幅はやや広くなった。
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(権現橋 ここを右に進む)
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(不老川の右岸から)
小さな水管橋のようなものがかかる車道を横切ると歩いてきた車道が広くなる。この道は河岸街道と呼ばれている。少し進めば川越市に入る。
道を辿ると新河岸駅へと通じているらしい。河岸街道は段々と不老川から離れてしまうのだが、地図が無くてそのことがわからなかった。
左岸を行けば不老川を正確に辿れたようだが、今回は致し方ない。ただ水門を見られなかったのはちょっと残念だ。
河岸街道沿いは農地もあるが、どちらかといえば農家より通常の住宅が多い。酒屋や和菓子店などもあり、お土産にも良さそうだ。
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(奥に水管橋のようなものが見える)
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(河岸街道 左の送電線下辺りに不老川が流れる)
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(麦畑)
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(河岸街道)
道なりに進んでいくと中福の交差点に出る。交通量が多い道路は県道川越所沢線。バス通りにもなっているので、とにかくクルマが多い。
不老川からはだいぶ離れてしまったので、この県道を北へ向かう。福原小・中を過ぎ、関越道が近くに見えてくれば、不老川にぶつかる。
ここから先は川越市の市街地を抜けていく。入間市や狭山市の長閑な風景とはここでお別れだ。右岸に付けられた歩道は刈り払いが済んでいる。
明瞭な歩道が続くので、入間市はもちろん狭山市辺りと比べても歩きやすいだろう。川幅はあまり変わらないが護岸は高くなってきた。
関越道のガードを潜ると本格的に住宅街へと入っていく。プライバシーを覗き見るようであまり住宅街は好きでない。
所々川へ下りられるようになっているが、下りてみたいと思わせるほどには綺麗な川ではない。
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(福原小学校近くの歩道橋から 左手の緑地は福原中学校)
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(川越所沢線から不老川へは行った所)
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(正面のガードが関越自動車道)
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(民家の猫 軒上で集会を開いていた)
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(ちょっとした公園などもある)
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(人工的に作られたものだろうか? ここへ下りられたはず)
川の合流点(久保川だろうか?)を過ぎると右岸の歩道が切れる。一旦川から離れるしかなさそうだ。
右岸に近い車道へ出て、川越街道(国道254号)を渡り、東武東上線のガードを潜る。車道が合流する辺りから不老川の土手に出られる。
優美な曲線を描く土手を見て、不老川の終わりが近いことを悟る。盛り土した土手はどこか下町の風景を思わせるところがある。
中洲が出来ている辺りには石段が設けられているが、川を下ってみようという気はしない。
右へ緩やかにカーブを曲がるといよいよ新河岸川との合流点が見えてくる。川向うに見える大きなコンクリートの橋は扇橋だ。
土手から扇橋へと上がる。天気が良ければ夕陽や奥多摩・奥武蔵の山並みが綺麗に見える所だ。
不老川の水はここで新河岸川へと流れ込み、やがて荒川、隅田川を経て東京湾へと流れ込む。いつか東京湾まで辿ってみたいものだ。
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(整備された歩道)
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(久保川の合流点だと思うのだが)
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(気持ちの良い散歩道)
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(不老川最後の土手)
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(中洲)
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(合流点は近い)
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(扇橋)
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(新河岸川合流点)
橋を渡ると一面の田んぼが広がる。新河岸川の左岸は田んぼが広がる土地であり、川越市周辺市町に跨る大きな水田地帯となっている。
狭山周辺と異なり、雑木林が無く、地平線を見渡せるというのが大きな違いだ。130cmくらいの高さしかない川越線のガードを潜る。
あとは川越線沿いに市街地を抜けていくだけだ。今や埼玉県随一の観光地となった川越市には多くの観光名所がある。
でもわざわざそれを紹介することもないだろう。若者と観光客でごった返す川越駅を抜けて、本川越駅から帰路に着いた。
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(新河岸川左岸の田んぼ)
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(川越線のガード)
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(川越線 りんかい線直通電車だ)
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(新河岸川)
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(川越市街地へ)
DATA:
新所沢駅(西武バス)ショッピングセンター前15:16~15:30堀兼神社~15:46権現橋~16:25中福交差点~17:17新河岸川合流点~本川越駅