http://www.youtube.com/watch?v=q5jpW3iOErE
今日はデッド・オア・アライヴのアルバム"Fragile"(2000)から"Blue Chrismas 2000"を取り上げてみます。
デッド・オア・アライヴといえばピート・バーンズ。ピート・バーンズといえば美容整形の失敗、というイメージはそう間違ったものでもないでしょう。
ボクが最初にピート・バーンズを見たのは80年代の終わりで、当時は凄く美形の男性だなぁと思ったものです。
それをどう道を間違ったのか、あんな顔にしちゃって…というのがボクの認識なのですが、
かといって美容整形自体を全面的に否定するという気にはならないんですよね。
マリリン・モンローのように美容整形で名声を手に入れる人もいますし、日本の芸能界のように歯列を治すのも一般的になっています。
顔にコンプレックスを持つのは誰にもあることであり、それを治すことで自信が持てるのであれば、必ずしも悪いこととは言えないでしょう。
ただピート・バーンズもそうなのですが、整形マニアの人が最終的に辿り着く顔というのは大体が似通っているんですよね。
本人が気になっている所でも他人から見れば大きな魅力だということはよくあることです。
個性を削り取って行き着いた先が無個性で、他人から見ればまるで化け物のような顔だ、というのではあまりにも悲惨過ぎます。
ボクも容姿には自信が無くて、特に思春期の頃は一重まぶたが大きなコンプレックスだったのですが、
年取って精気が枯れたら見た目なんてどうでもよくなってしまいました。
見た目が気になるというのは半分がギラギラと精気が漲っているからであり、半分は自意識が過剰だからなのでしょう。
ボクは片方が欠けて、片方が弱くなったからか、今の枯れた自分が結構好きだったりします。
まあ若い人にはなかなかわからないところなのかもしれませんがね…。
さて曲のほうはデッド・オア・アライヴがすっかり売れなくなってしまった頃に発表されたアルバムに収録されていたもので、
元々は日本でのみ発売された"Fan the Flame (Part 1)"(1990)に収録されていたものです。
http://www.youtube.com/watch?v=rH26sxlV7lE
そういえばこの"Fragile"というアルバムも日本だけの発売でした。本当に本国イギリスでは過去の人になっていたんですね。
ピート・バーンズとデッド・オア・アライヴが再び脚光を浴びるには美容整形の失敗を暴露した2006年まで待たねばなりません。
それに比べると日本のファンは優しかったのか、あるいはそれとも単にユーロビートが好きだったのか。
元歌はしっとりとしたアレンジでしたが、意外とリミックス版のほうがクリスマスらしい仕上がりになっているかと思います。
歌詞は失恋の歌ですね。最初から独り身のボクには関係ないな…(白目)。
ジャケットですが、スキャナーで取り込んだものを公開するのは止めました。著作権に引っかかりそうな感じもしましたし。
単純に手元にあることを示すのならこれで良いのだろうと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b6/ce27b13e56a9b41589d2c97d81dc1360.jpg)