その３６ 予兆

ソノウリから出たバスは満員すぎる・・
途中でいくらでも人を乗せて山道を上っていくので、
ピーク時は歩いた方が速かったな・・

もの凄いローカルなバスだなあと思ったら、
やっぱり途中の町ナラヤンガートで降りる事に。

マジで右も左も分からなくなりかけたが、
インド人旅行者にくっついて行き、
チトワン国立公園行きのバス乗り場に辿り着いた。

するとそこで客引きに声をかけられた。
何か値段も高めでうさんくさかったが、
チトワン内のゲストハウスだと言うので、
「まずチトワンに行ければ何とでもなる！」

と、いつものノリで決めてしまった。

これが・・・
最高に楽しく、心細い、
決して忘れられぬ旅路への入り口だったとは・・