こんばんは。
また、暫く途絶えたかと思いました?
ま、可能性はなくはなかったかも。
さて、TW(Twitter)上で、「アマチュア無線家(割とベテランの人みたい)に、フリーライセンスラジオは、見下される、嫌われる」と言われるという発信があり、若い人の中には、罵倒されたりして、それがトラウマになり、アマチュア無線を毛嫌いする人もいるらしい。
くだらんなぁ~、と思いつつ、アマチュア無線黎明期からバリバリやってきた先輩方からしたら、5Wにも満たないような出力の小さなハンディ機でチマチマやってるのが、ガキのレベルで、「オレたちは小出力しか出なかった真空管の時代から体験済みで、電力パワーこそ、世界とやり取りする無線の醍醐味よ」と経験から感じていた劣等感を、オッサンになってからやっと大出力無線家となり、劣等感から開放されて、入り口に立った程度の若者に、つい優越態度が滲み出てしまうのではないだろうか。
まぁ、なんか、解らなくもない。
昔は、アマチュア無線技士になるのは大変で、一級などは、今でも難しい試験の上にモールス実技を合格したような先輩達が、昔と違って、2,3,4級は、講習で貰えてしまう様な「パチモン」の無線技士と同列にして欲しくないね、というプライドが、感受性豊かな若者達には、言わなくても伝わってしまうのだろう。
アタシの様な、オッサンになってから、講習で「カネさえ払えば貰えるような資格」となった3,4級アマチュア無線技士でも、大先輩達の試験でしか取得出来なかった従事免許保持者達とは、違って「パチモンだよなぁ」という後ろめたさはあるのだから、若い人は、もっと劣等感と圧力を感じるのかも知れない。
オッサンは、大先輩達が交信の中で、自慢っぽく聞こえる昔話も「ふーん」って聴けるし、ある意味、鈍感で開き直っているから、すげぇなぁーって感心出来ちゃう。
でも、若い人で、講習じゃなくて、試験で同じように取得した人たちは、なにくそ!オレだって試験合格組だ!というプライドがあるのかも知れない。
同じ試験組でも、昔は、3級以上にはモールス実技があって、今より難しかったらしい。
そんな所もあって、昔の試験組の大先輩達は、簡単になった試験組を「オレたちの頃は…」という格上プライドがあるのやもしれぬ。
また、それは、どうしたって、無線技士の従事免許すら持たない、フリーライセンスラジオという、簡易的なハンディ無線機で、チマチマと遊んでいるフリラー(と呼びます)を「あの程度(のパワー)で楽しめるなんて寂しいね」と上から目線を発する人もあったり、発しなくとも「哀れみの上から目線」を感じたりするフリラー諸君がいたりするらしい。
みんな、ちゃんとそれなりのプライドを持って、無線を愉しんでしまっているのだ。
アタシみたいに、鈍感でプライドのない者にとっては、どっちもどうでもいいんちゃうん?、と思ってしまうのだが、人の目を気にする若者達世代と、引退してもついつい現役の頃の武勇伝が出がちな大先輩達との間で、しょうもない世代間争いのような事が起こったりしているようである。
ただ、話しの流れを見ると、やっぱ、フリラーの中心であるハンディ機での交信を、同系体としてハンディ機のVHF,UHF帯を中心に交信するアマチュア無線家さんたちと、HF帯バリバリに世界や国内での長距離交信(DX)を楽しみにしている電力パワー頼りのアマチュア無線家さんたちとでは、同じアマチュア無線家さんでも、前者の方がフリラーさんたちに親和性が有り、後者ほどどうしたって距離は感じざるを得ないだろう。
そして、間の悪いことに後者であるほど高齢が進み、というか、それなりの財を築きあげてからでないと出来ないことから、若い人の多いフリラー側からもやっかみ半分で、噛みついてしまうこともあるのではなかろうか。
真ん中の、中途半端なプライドのないオッサンとしては、どーでもいいんだけれど、お互いの世代と運用の楽しみ方を敬意を持ってみて欲しいんだよなぁ…と思うわけである。
簡単に言えば、特定小電力無線機を持って、一級アマチュア無線技士を持つような大先輩達が、フリラーの遊びにも降りてきて欲しいし、フリラーの人たちもアマチュア無線技士を取得して、国内や世界とのDXを体験しに行って欲しいと思う。
かくいうアタシも、フリラーからアマ免取って、一年は資金と無線機の関係からV/U中心で、相手は1エリア(関東地方)ばっかりでした。
これが、HF帯の7MHzに参入したら(無線機とアンテナが買えたら)、突然、北海道や九州、四国、関西のエリアの人たちと交信が出来ました。
また、韓国や台湾の局も聞こえました(交信は、言葉が…ちょっとまだ…)。
これが、凄いなぁ~って思っているわけです。
そして、翌日には、特定小電力やデジコミのちっとも距離の届かない、相手のない修行を楽しんじゃったりするのです。
そういう無線界全体を楽しむ人たちが増えると良いなぁと思ってます。
あんまり、特定の中に囲ってしまうと、どうしても世代の歪みが出てしまいますからねぇ。
裾野を広げつつ、極端にならずにどちらにも行き来して欲しい。
ではでは。
当方はハムの無線局免許状が届き次第デビューするつもりです…
しかし…OM局さんがハムの登竜門たる、
特小や合法CB局、登録局DCRを見下して威圧するなど、
あってはいけない事だと思います。
今はベテランなOM局も、
かつての市民ラジオやその後に出た特小で無線に触れて、免許を取った方もいらっしゃると思います。
電波がどこまで届くのか?
天候や気象でどのように変わるのか?
電波の可能性を探求したいという興味は、ライセンスの求めないフリラにも、
十分に余地があると思います。
確かに、アマチュア無線と比較すれば、
制限の多い無線だと思いますが
422MHzでもDX交信が出来たりすることもあります。
すべてのハムが、フリラを見下していると思わないでください。
むしろ、電波の伝播に興味を持つ人が、
今でもいるということに希望を見出したほどです。
当方在住の北広島町でも少し山に登ると、
デジカン15でCQを出される局や、
特小3でCQ出される局がいらっしゃいます。
過去に特小で、50km以上離れた島しょ部の移動局とQSOしたこともあります。
合法的な範囲内であれば、
純粋な興味に資格の有無や上下なんてありません!
ただし!受信した交信内容を外部に言いふらさないようにしてくださいね。
そちらは先輩のハム局様でしたね…
こちらはまだ、
CQを出すも相手にされないビギナーです。
特小でDXを目指す事と、
ハムバンドでのQRP運用を比較すると、
似ているポイントがあると思いました。
ハムバンドでは、
小出力なリグでも高利得なアンテナを設置出来る環境とお金さえあれば
交信出来る機会は増えますが、
特小は10mwでアンテナ交換不可能。
そんなリグでいかに遠距離と交信するか?
ハマるOMも一部いらっしゃるようです。
大電力を焚けばそれは届いて当然。
ケータイ電話や電子メールのように
通じて当たり前の無線なんて、
趣味で実験する意味は無いと思います!
今年中にHFにもデビューしたいです。
もし電波でお会い出来たら光栄です!
失礼致しました、73!