六本木証券マンの徒然日記

六本木の証券マンが、ビジネス、ファッション、投資、カフェなど、自分の目線で徒然に書いていきます。

IWC、CHOPARD 男の機械式腕時計について

2021-03-28 17:19:42 | 日記
最近、スマホで時間を見る事について書きましたが、ただ時間を確認するだけならスマホでもなんでも構わないと思います。ただ、男として身に着ける物は今の自分の立ち位置を表現する鏡ではないかと考えます。
スーツ、靴、車など、自分の年齢や社会的地位などによってそれぞれの内容も変わってくると思います。例えば、会社に行くにしても、新入社員の時と課長、部長になった時では、着ているスーツも違いますし、はいている靴も当然違ってきます。TPOは今の自分の環境に応じて最適な選択をする事ですが、それにもう一つの次元である縦の時間軸という考え方があるのです。例えば、独立して会社を興して、これから頑張っていく為の投資としていいスーツを着るのも将来の時間の為に今の最適な選択をしている事になるとのだと思います。
腕時計もきっと同じではないでしょうか。社会人になったから、G-Shockはやめて、タグホイヤーにしようとか。。。何かの岐路で次の一つ上の自分を作る為の贈り物として、腕時計はこれからも無くなってほしくないです。
そこで機械式腕時計ですが、やはりクオーツ式と比べて歴史があり、時を刻む為のアナログなからくりが男心をくすぐります。
成功された方々(将来の成功がイメージできている方々)には、世界三大腕時計と言われている、「パテック・フィリップ」、「オーデマ・ピゲ」、「ヴァシュロン・コンスタンタン」があるわけですが、われわれはまだ道半ば、さすがにそこまでの将来像がイメージできません。
となると、「ローレックス」?「ブルガリ」?と考えてしまいそうですが、あえて、ここは「IWC」と「CHOPARD」をご紹介いたします。
正統派で高級な腕時計ブランドでありながら、上の二つのように誰もが知っている感じでもないけれど、腕時計を知る人には「おっ」と見られるブランドではないかと思います。当然メカニズムも超一流である事には間違いありません。
左がIWC アクアタイマーで、右がCHOPARD ミッレミリアGMTになります。IWCはダイバーズですが、波打ち際しか行かない陸サーファーの私には過剰な2000m防水機能とdate機能。ミッレミリアのラバーベルトは60年代のダンロップレーシングタイヤのトレッドパターンをあしらったもので、毎年デザインが変わりまして、本数が限定本になっています。ちなみに、写真の2003年製は世界2003本のみとなっていますので、話しのネタにはなりそうです。

同じように「モンブラン」などもスマートな印象があって好きです。
夏に腕まくりをした時、電車の吊革につかまってちらっと見えた時にその威力を発揮します。
スーツもそうであるように、結局は自分の好みなので、自分がしたい腕時計をするのが一番ではありますが、ブランドを比較する事があれば、ご参考にして頂ければと思います。



CAMICIANISTAのシャツジャケット

2021-03-25 08:44:34 | 日記
だんだんと暖かくなってきて、桜も見ごろになってきました。とは言え、会社に出る時間はまだ肌寒く、昼間が暖かい。冬のスーツで、スプリングコート無しにするか、ジャケットを着て、軽くコートを羽織るか、迷うところであります。
緊急事態宣言が解除されたとは言え、まだまだ他社とのミーティングはZoomなどを利用する事がほとんどではないのかなと思います。そんなこれからの時期に活躍しそうなシャツジャケットです。CAMICIANISTAというと、品質、コスパに優れたイタリア系シャツを作っているシャツメーカーです。そこが出すシャツジャケット。当然シャツ作りのこだわりも入っています。
デザインや生地の違いでいくつか種類がり、ロロピアーナの生地を使ったネイビー無地もいいのですが、僕はオフの時にも着る為に、すこしカジュアルなネイビーチェック柄を選択。
フロントは段返り三つボタンで、ボタンは白蝶貝。(今年のモデルはアップデートされており、〇水牛の黒系のボタン 〇ゴージの位置が少し高め 〇本切羽 本開き など、進化しています)
生地はCANONICO社製の21micoronを使用しています。
CAMICIANISTAのホームページによると、『生地の特徴は非常に強度が高く、皺になりにくい。さらに伸縮性があり、肌触りはドライタッチ。』という事です。
これが、本当にしわになりにくく、帰ってきてハンガーにかけているとしわが目立たなくなってきます。しわが残っていても、スチームでなぞるだけでしわが消えてくれます!かなり優れものです。そして、高そうな艶感もあり、ついついヘビーローテーションで着てしまいます。 
さらに、着心地が良い。シャツにこだわったメーカーが作るジャケットなので、そこは安心感があります。
袖付けもシャツの様にいせこみがされていて、腕の可動を助けてくれます。
価格は定価だと38,500円なのですが、僕はセールの時に購入したので、半額ぐらいで購入できました。次は定番の紺無地も買おうかと考えています。
3シーズン用ジャケットをお探しの方は、是非チェックしてみてください。



シャツの生地による洗濯後のしわ伸ばしの違い

2021-03-14 17:04:21 | 日記
今回、同時に3種類のシャツを洗濯してみましたので、洗濯後のしわの付き方がどの程度違うのかをご参考までにご紹介いたします。
①ARCODIO 3Functionブロード
②ITAL STYLE フレンチツイル
③CAMICIANISTA 140番手双糸ブロード
今回使用した洗濯機はPanasonic NA-VX900 シャツだけで通常洗濯をし、30分の乾燥時間で、半乾き状態で外干ししています。(完全乾燥してしまうと、しわくちゃ過ぎてとてもきれたものではありません。。。)
その後、しわとりは、スチーマーで表面のみ2分間、袖、前全体のしわ取りを行いました。結果の比較の写真です。それぞれ6か月間程度、週一回のペースで着用しています。
①3Functionブロードはしわが付きにくい加工がされているので、140番手でありながら、スチームをかけると簡単にしわが取れます。
②フレンチツイルは、生地が厚手という事と、糸の番手が低い事もあり、スチームを当てる事で、しっかりとしわが伸びてくれます。加工はされていないのですが、かなりいい感じに取れます。
③140番手ブロードは正直しわ伸ばしに手こずります。細かい筋のような線が全体的に残ってしまい。このあと、さらに数分しわ伸ばししても、あまり効果がありませんでした。
毎日ガシガシ着る事を考えると、加工がされていて、直ぐにしわが取れる3Functionはどうしても登場回数が増えてしまいます。一方で、140番手ブロードは生地はとても艶があり、いいのですが、しわとりの手間を考えると、ついついクローゼットから取り出すのをためらってしまう傾向があります。

以前紹介しましたが、これらの3メーカーはコスパにも優れて、優秀なシャツを提供してくれています。中でも最近ARCODIOは勢いがあるように感じます。




ちなみにこちらはしわ伸ばし直前のブロードシャツです。
結構しわが目立ちますね。

G-stage ダウンニットコンビダウンブルゾン

2021-03-13 22:36:23 | 日記
だいぶ暖かくなってきましたが、まだ朝晩冷え込んでいて、何か一枚アウターが欲しくなる時あるかと思います。でも、もこもこのダウンブルゾンとか、メルトンのコートなど、冬に活躍したアウターはそろそろバトンタッチしたい。でも、春のステンカラーコートでは、大人の週末のアスレジャースタイルには全然マッチしません。そこで、こんな感じの薄手だけどちょっとした防寒にもなるアウターが欲しくて。でも、これはヘルノ、買おうとすると8万円ぐらいしちゃいます。ムーレーも似たようなアウターを出してますが、こちらはもっとします。まあ、確かに物はよく、着るだけで、普通の大人の男を、センスある大人の男に格上げしてくれます。

しかし、コロナの時代、そんな出費はできません。そこで、ネットを目が充血する程検索したところ、G-stageなるブランドの、なんともイケてるアウターを発見。

イメージにぴったり、しかもこちらG-stageの通販サイトでセールになっていて、15,400円とびっくりするお手頃価格。
はっきり言って、このブランド今まで全然知りませんでした。有名なデニムブランドであるG-star RAWのパクリなんじゃないかとすら思ってしまいました。ところが、調べたところ、雑誌のSafariにも掲載されているようなので、ちゃんとしているブランドのようです。年齢層的にはだいたい40代ぐらいを狙っていて、ちょい悪風なデザインの良い服や、ゴルフファッションなども扱っています。イタリアっぽいデザインのアウターだったり、シャツ、パンツ、ジャケットなど、全般的に取り扱いがあり、値段もお手頃です。UNIQLOのウルトラライトダウンベストと、パーカーでも悪くないですが、我々普通のサラリーマンでも手が出しやすい価格でちょっと気分が上がるのであれば、飲みに行けない分浮いたお金で、たまには悪くないかなと。


転職について考えてみます

2021-03-06 17:15:30 | 日記
日本の雇用環境が変わろうとしています。
今まで:メンバーシップ型雇用(終身雇用でジェネラリストを育成)
目指すところ:ジョブ型雇用(スペシャリストを育成、転職にも有利)
ただ、まだまだ日系の会社では、「正社員」=「終身雇用」という雇用形態が強く根付いていると感じています。外資系から日系に転職する場合、高い給料を維持するかわりに、1年契約の「契約社員」での契約となり、企業年金も無しという雇用形態がほとんどかと思われます。また、定年も60歳で、再雇用は「正社員」のみといった制約があったりします。ジョブ型雇用が広まれば、中途採用との給料差に正社員からの文句がでる為に、契約社員として差別するなんて事もなくなり、人材の流動性がもっと広まっていくのかと思います。
今、コロナ渦において、不本意に転職を考えている方もいるかも知れません。
僕の経験から、転職について少し考えてみたいと思います。
新入社員:
バブルがはじけた就職氷河期の時代に、日系のシンクタンクに入社。
当然終身雇用真っ只中、転職なんて社会に適応できない人がするものという感じでした。また、今ほど外資系企業も一般的ではなく、外資系=帰国子女が行く会社という認識でした。
1回目の転職:
30歳の誕生日を病院のベッドで迎える事となり、急にできた暇な時間で自己啓発本を読みあさりました。そして、意を決して米系金融情報会社に飛び込みました。当時の私の英語の成績はTOEIC500点ぐらい。
英語の面接はほぼほぼダメ。それでも入れたのは、今振り返ってみると、タイミングと熱意だけだった気がします。
苦労した事:
顧客は日本人でしたが、社内メールは英語、本国の外人と英語でのコミュニケーションをしなければいけない事もあり、最初のうちは「チッ」と言って電話を切られる事も。
2回目の転職:
40歳の時、たまたまテレビで外資系の証券の平均年収が何千万というニュースを見たのがきっかけで、外資系の証券に強いヘッドハンターを片っ端からネットで検索して、登録しました。たまたま、新しい部署を立ち上げるのに英語を喋れる社員はいるが、日本人を相手にできる社員がいなく、外資系の経験がある人材を探していたところに、自分がうまくフィットしたようです。
苦労した事:
上司が外人で、英語でのコミュニケーションが必須だった事と、周りがほぼ帰国子女で、自己アピール力の差を思い知らされました。また、利益が直接ボーナスに反映される為、収益に対するプレッシャーが半端なかったです。
3回目の転職:
転職できるのは40歳代のうちだと思っており、また周りに50歳過ぎて働いている人が少なかった為、自分が50歳を過ぎて今の会社で働いている姿が想像できなかったことから、日系企業に転職しました。
苦労した事:
外資系から、久々に日系に戻り、驚いたのが人の多さでした。会議の時に、関係なさそうな部署から2人も3人も出てきて、一言も発言しない。外資系なら、各部署1人で、その場で結論がでたのですが、まったく結論が出ない。どうやら責任を負うのが嫌みたいで、結論を出そうとしない。
また、外資系では収益を上げる為に皆が同じ方向を向いていたので、部署間での助け合いがとてもよくできていたのですが、日系では、部署間の助け合いどころか、どれだけ受け付けないようにするか、みたいなところがありました。
4回目の転職:
50歳を過ぎての転職は明らかに厳しかったです。ヘッドハンターに登録をして、担当者と面接はするものの、なかなか案件が出てこない。
経営者案件はあっても、この年齢でスタッフとなると、ほとんどありません。
募集に応募するも、面接まで行けたのは数社程度。給料も当然2/3ぐらいを覚悟しないといけない状況でした。ヘッドハンターを諦め、かつての上司、同僚、仲の良いお客さんに片っ端から打診をして、何とかそのつてで入社にこぎつける事ができました。50歳を過ぎると書類選考でアウトになります。それまでの会社員人生でどれだけ周りに知り合いを作っておけるかがカギになってくると思います。まだ40歳代のうちに同業他社の飲み会とか、集まり、イベントには極力顔を出して、交友関係を作っておくことをお勧めします。
今までの転職で分かったこと:
外資系に転職するなら、英語力、周りとのコミュニケーション力、自己アピール力は必要。給料が1000万円は違うと思います。
転職の場合、タイミングが重要なので、現在転職する希望が無くても、取り合えずヘッドハンターに登録し、情報は随時集めておく事をお勧めします。いい案件があった場合に、すぐに動ける体制は取っておきたいものです。
また、新入社員で入る為には、サマーインターンシップは必須です。
外資の一流の会社には一流の社員がいます。自分が普通でも、そういった人たちと仕事をする事で、いつのまにか自分のレベルも格段に上がっています。
人生100年世代、70歳まで働かないといけなくなる時代もすぐです。常に自分の能力をブラッシュアップしていつもでもいききと仕事をしていたいものです。