今日は腹式呼吸について。
「支えて声を出す」
という事は大事というテーマ。
ボーカルトレーニングの中で技術力、声の出し方、沢山あり、殆どの方が歌い方の練習をしているらしい。
例えば、高い声の出し方。
その時に使うのは声帯をどうしましょっていう話。
しかし、「正しい姿勢と正しい呼吸」
それだけで充分だという話。
腹式呼吸で、「息を支える」と言い、
支えた状態で声が出せるようになったら、もう発声法の7割は終わり。
そのぐらい、声を支えて出すというのは重要だという。
腹式呼吸と胸式呼吸がある。
腹式呼吸と言った場合、
お腹に空気が入ると思う人が、3分の1が入るが、胸に空気が入ります。
身体の構造を見てみると、息を吸うと肋骨は上がり、下にある横隔膜は下がる。
これが息をしてる時の状態。
この時に、吸ったところでキープして呼吸をする。
横隔膜を下げ続けておく力のことを「支え」と言う。
この横隔膜は筋肉でできているが、筋力はない。
心臓とは違って、自分の意思で動かすことの出来る筋肉。
つまり、下げ続ける力は無いので、プルプルし、早く戻ろうとする。
それを息を吐くということ。
下げ続けておくことはできないが、横隔膜を下げ続けて置くことが凄く大事な事。
それが歌手のトレーニング。
同時に肋骨を上に上げるということも大事。
(言葉だけでは分かりにくいかも)
肋骨の間、この間に筋肉がある。
この肋間筋と背骨の肺の後ろにある筋肉。
それと肋間筋で上げる。
腹式呼吸と胸式呼吸の違いとは、
まず、肺の位置、心臓がある方の肺は3つのエリアに分かれていて、心臓が無い方は2つのエリア。
その中でも、肺の下の方に入る呼吸を腹式という。
寝ている時がそうだ。
そして、肺の上に入る呼吸を胸式呼吸と言う。
走った後のゼイゼイは胸式呼吸。
腹式呼吸とは、全部の肺を使った全肺呼吸のことを言う。
座りながら、少し試してみる。
結構苦しい。汗
亡くなる時は吐いて終わる。
最後は吸うエネルギーが無くなった。
生きるエネルギーは吸氣。
もう一度、全肺呼吸をしてみ。
そうすると横隔膜が下がりウエストが広がる。
そして、両サイドの一番下の肋骨の当たりの空気を送り出すイメージで、
肺の下の方の空気を出して声を出す。
そして、最後に胸を下ろして胸式呼吸の空気を抜く。
歌っている時の肺の中は入ったまんま。全体にパンパン空気を入れる。
オペラ歌手は常に偉そうに見えるのは肺全体に空気が入っているからだ。
胸式呼吸はダメなのではなく、胸式呼吸の空気は使わないということ。
プールしておくのだ。
トレーニングすれば、歌うことに疲れ無くなる。
「まっすぐ立ちましょう」というのは、肺に空気を入れたいから。
今日は静かに目から鱗。
腹式呼吸について、私は勘違いしていたと分かり、素晴らしい教えだと思った。
「あわ歌」が楽に歌えるようになりそうだ✨
#腹式呼吸と胸式呼吸 #歌い方