広島・呉市の安価で安心な結婚相談所
トゥモロークラブの橋本真吾です。
業務内容は結婚相談所として
1対1のお見合い紹介&婚活パーティー
海上自衛隊さんの出会いサポートをしております
「事実婚」とは?法律上の婚姻届を提出せずに、
パートナーとして共に生活し家庭を築く関係性で
お互いが夫婦だと認め合っている状態をいいます。
したがって「事実婚」は「内縁」と同義語として用いられます
一昔前の事実婚は、年配カップルに多くみられましたが
近年は若者カップルでも事実婚を選ぶケースが増えており
日本や世界の多くの国で見られている現象です
内閣府男女共同参画白書によりますと、
2022年の事実婚の割合は人口の2~3%と推定されています。
これは人口に換算すると200~300万人に該当します。
見方を変えれば「未婚率の引き上げ」にも影響している
事実婚の実態といくつかの課題についてご説明します
事実婚を選ぶ動機
1.自由と柔軟性
事実婚を選ぶカップルは法的な結婚による拘束を避け、
より自由で柔軟な関係を望む傾向が高いと言えます。
法律婚ではないため結婚に関連する法律的な手続きや制約が少なく
パートナー同士の関係が比較的自由で柔軟です。
そして関係が合わなくなった場合も法的な手続きを踏む必要がありません。
お互いが独立した個人としてのアイデンティティを保ち
一緒に生活することが可能で柔軟な関係性と言えます
2.経済的な理由
事実婚ではそれぞれが独立して税金を計算するため節税につながります。
そして配偶者が会社の扶養に入る必要がないため年収制限を気にすることなく
フルタイムで働けるため家庭の収入が増える場合があります。
また双方が厚生年金に加入するため年金受給額が増える可能性があります。
財産分与や相続についても自分たちで決める自由度が高いことで
法律婚での相続に関するリスクや不公平を避けることにもなります。
各自が生活費や家計を独立して管理し柔軟に分担することが可能で
経済的に独立しつつも一緒に暮らすことでコストを抑えることができます
3.法律上の婚姻に対する疑念
結婚制度に対する疑問や疑念あるいは社会的・文化的な理由から、
法的な結婚にこだわらないカップルが増えています。
結婚に対する文化的や宗教的な制約を避け伝統に縛られない
二人に合ったライフスタイルを選ぶことができます。
そして事実婚ではパートナーが名前を変更する必要がなく、
夫婦別姓として個々のアイデンティティを保つことができるのです。
また財産や資産の管理も独立して行い易いのが大きな違いと言えます
子供の権利と親権
事実婚で生まれた子供も法律上の権利や義務は法律婚と同じです。
子どもは両親から相続を受ける権利があり事実婚かどうかは関係なく、
親が亡くなった場合は子供が法律に基づき相続権を持ちます。
親は子供に対して扶養義務を負いこの義務は変わりません。
親権について
●父親の親権
事実婚の父親が子供の親権を持つためには子供を認知する必要があります。
●母親の親権
母親は自動的に子供の親権を持ち子供を産んだ母親には親権があります。
●共同親権
事実婚のカップルが共同で親権を持つことができます。
両親が認知手続きを行った上で共同で子育てを行う場合に認められます。
★子供の姓
子供が両親のどちらの姓を名乗るかは出生届の際に決定されます。
両親が異なる姓を名乗っている場合どちらかの姓を選ぶ必要があります。
法的保護の欠如と社会的な影響
事実婚でのカップルは別れてしまった場合は財産分与や子供の養育等で
争いが生じる場合がありトラブルが長引く可能性があります。
並びに医療機関での意思決定や緊急時の面会に制限がある場合があり
医療代理人に関しては証明が必要になる場合があります
日本では事実婚に対する認識や受け入れが徐々に広まっているものの、
伝統的な価値観を持つ世代や地域では偏見や誤解が残っています。
また家族や友人からの偏見やプレッシャーを受ける可能性もあります
まとめ
事実婚は法的な認識や規則に縛られることがなくパートナーとの
深い信頼で人生を共有し合う心でつながり合った関係とも言えます。
法律婚とは異なる自由度と柔軟性が魅力的なのです
その反面で法的な保護や社会的認知の面では課題が残っているため、
これらに対する理解と対応が今後さらに求められるでしょう。
カップルが自身の状況や価値観に基づいてお互い尊重し合ってゆけば
事実婚に囚われず二人のより良い結婚生活が構築できるでしょう
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