馬刺は、先代ワンもそうだけど
2代目ワンにも想い出がある。
昨年9月に旅立ったワン。
先代ワンは4才半で悪性リンパ腫(白血病)
2代目は13才半で心臓で。
旅立つ2年前に発覚後して安静で
過ごす。
犬の咳は、人間みたいな
ゴホっていう咳でなく
喉に何かを詰まらせたみたいなの音のが
咳。朝かたに酷くなったりする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/97/93cb3ba1e198679d96dd9bd75a3494fa.jpg)
昨年9月は、毎日毎日、雨続き。
2代目ワンは
心臓の弁が、ダメになり、
大循環して、心臓に戻ってきた血液が、
心臓にはいれず、腹腔に貯まってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1d/8cd4514e3b1698fc3b31b02f706afb85.jpg)
旅立つ前々日に、香港から帰国したアタシをいつもになく、喜び
羽田に迎えに行って初めてケージから
出てきた時のように、、ヨタヨタの
身体なのに、迎えに出てくれた。
翌日は、珍しく晴れて
ベランダから外を抱っこで眺めてた横顔が
忘れられない。穏やかだった。
愛媛人が、最期が近いからと、
いろんなものを食べさせたいと
少しづつ、数多くの人間の
食べる物をたべさせた。
並んで、一緒に箸でもらって
食べる事を喜んでいたな・
その中で、愛媛人が、
ワンの故郷の味だし、栄養あるからと
馬刺を、注文した。
ワンは、肩で息をしてるのが解るくらい、
心臓の収縮率が、下がってた。
体重を計ると、日々重くなってく。
腹水が、増しているから・
馬刺が、届くのが、1日遅れた。
ワンに
明日、馬刺くるから、熊本のだからね。と
言い聞かせてた。
流水で、急いで解凍して
たべさせた。
食べさせ、後に旅立ちがはじまった。
ワンは香港から帰国するのを待っていて
馬刺がくるのも、、マチガイなく
待っていた。
その時の目を細めた
犬が、作る笑顔、これは状況で人が笑ったシチュエーションをわかって
人間の笑顔の真似をするらしいけど、
馬刺を食べた時の笑顔は
今まで、見たことない、
まぶしい笑顔だった。
その後、アタシに前脚をかけて顔をつける。
これは、甘えたり、嬉しかったり、ねだる時に、やるポーズだった。
段々、心臓の周りに血液がましてきて
膨らまなくなる上、
肺からガス交換した血液が、肺に
戻るから、肺がうまってしまう。
安楽死を考えていた。
苦しさから意識が
ワンでなくなる寸前に
力を振り絞って
愛媛人にも、前脚かけて
顔をつけた・
あれは、ワンの最期の最期の
挨拶だったんだと思う。
安楽死させる前に
ワンは自分で、旅立った。
倒れて、息を引き取る寸前に
テーブルを一周し、ベランダを
覗き、すがすがしい顔で歩き
一気に倒れて息絶えた。
最期の動きは意識下でない行動だった。
愛媛人に挨拶した後のワンは
いつものワンでなく
狼のけそうだった。
あれが、、さいごの
ワンとしての意識が残ってる瞬間だったのだとおもう。
稟と、き然として
一気に旅立つ姿を看取った。
苦しませたくなかった。肺が埋まっていく
苦しみから、救うすべは、安楽死しかない。間に合わなかった。
後から、医者にきいた。
ワンは、自分で、潔く命を
全うしたんだよ。
最期の最期は、脳内物質がたくさん出て
苦しみを、上回ってるよ・
そうか、
だからあんな状況でも
楽しそうに
テーブルを一周して、外を見たのかも。
最期に口にした頂きものの
梨と
最期の最期
故郷の馬刺
馬刺には
想い入れが
あるのです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/be/efe61b73dbaf77616946e92e1ddccf6c.jpg)
空港で
馬刺と、赤牛を
送って、届く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/96/406fabfc92cdca9c36fe39a3bba204bf.jpg)
馬刺も、赤牛も
大切に頂き、
命を繋ぎます。
いただきますの挨拶は
命を頂く・
葉っぱだって、魚だってお肉だって
全てが命
だから、
たいせつに、命を
繋ぎます。
食べる事は
命を繋ぐことだから・